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グッドデザイン賞のちから
グッドデザイン賞の商品について下記の疑問があります。 A.グッドデザイン賞の商品って売れるのでしょうか? (まあGマークの利用料を払っていると思うので、一種のそれが広告費用のような感じだと思いますが。) B.グッドデザイン賞の商品ってマスコミ受けはいいのでしょうか? (雑誌やデザインショップなどではグッドデザイン賞の商品ばかり 取り上げられている気がしますので) Aについては、若い世代の人たちの方が「グッドデザイン賞」の商品を あまり意識していないという見解を聞いたことがあるからです。 また、Bについてはあまり無名なデザイナーのものが少ないと感じるからです。どこも同じ商品を取り上げているので。
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最近のグッドデザイン賞は、その年に流行った物や流行らせたい物を取り上げる傾向が強いようです。 おっしゃる様にデザインとはあまり関係ない部分で決められている点が多々あります。 もちろんデザインだけではなく、社会に貢献したかどうかも考査の対象ですので、一概にデザインとは言えないのがこの賞の特徴でもあります。 少し前まではもう少し権威のある賞でしたが、最近は消費の落ち込みを抑えたい国策を反映している雰囲気があります。 国の立場とすれば「こういう賞を作れば宣伝に使えるんだから、メーカーたち上手くやりなさい」と言った雰囲気です。 受賞したからと言ってマークが付くだけで、消費者はあまり見ていないのが実状でしょう。
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「賞」というものはどれも評価基準が大きく偏っていますから 製作者側から見て「良い」ものが必ずしも使用者側から見て「良い」と言い切れない場合が多いです。 グッドデザイン賞然り、各種の映画賞、音楽賞、広告賞も然り。 まず「B」について。 雑誌の編集者にとっては「選びやすい」です。つまり仕事が簡単に済ませられる。 自分達が価値判断をしなくても済みますし、 「だってグッドデザイン賞でしょ(笑)」と言う逃げ口上も用意されていますから 宣伝する側(マスコミ)から見れば、 選択の基準を「賞」に依存できる、こんなに都合のいいものはないです。 で、それが「A」に跳ね返って 「雑誌に取り上げられたくらいだから良いもの」という事で売れるのでしょう。 結果として、販売促進の手段としての存在が大きいように思います。 どのみち、自分で価値判断のできない人達にとっては 神社のお札程度の意味合いと安心感がありますが、 それ以上のものでもなさそうに思います。
お礼
ありがとうございます。選びやすいというのはたしかにありますね。 雑誌の誌面作成においてはいかに早く、コストをかけずにやるか、ですからね。わざわざ自分たちで発掘するなんてことはしないんですよね。 以前、とある雑誌の特集で「人気スタイリストたちが選ぶアイテム」という特集をやっていましたが、ここで紹介されたアイテムはすべてわたしの知り合いのデザイン雑貨ショップで用意したものでした。 つまり、スタイリストさんたちは誌面に名前を貸しただけで、本当に自分で選んだものではないのだとわかりました。