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銀鏡反応で銀が沈澱せず、ガラス表面などに密着する理由
銀鏡反応を試験管内などで起こすと、銀が壁面に付着して鏡みたいになりますよね。 だけど、反応として考えるならば銀が沈殿として下に溜まってもいい気がするのですが・・・ なぜ、沈澱せずにガラスに付着するのでしょう。教えてください。
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noname#160321
回答No.1
銀が金属でなくイオン結晶などであれば、沈殿になると思います。 銀は密度が大きいので他の物質より沈み易くなります。 銀が壁面上にひとたび数十原子集まると他の銀が析出する反応は、銀の「金属」としての安定性のため、もっぱら金属粒子を大きくするように振舞います。 このような現象が各部位で生ずるため、液中でできた銀粒子も沈降して安定なより巨大な粒子へ再結晶していってしまいます。
お礼
回答ありがとうございました。 壁に集まって銀が出来ればそれが大きくなっていくのはわかります。 銀鏡反応の時でも、試験管に何かごみがあったりすれば銀鏡にならずに 沈殿が生成しますので、まずはきっかけがあることが大事だと思います。 ということは、壁面に銀の粒子が付着するなんらかのきっかけがあると思うのですが・・・それは単に氷を作る時、氷は容器の外側からできるのと同じ理屈なのでしょうか。 ガラスは親水性だからとかそういう事も関係するかと思ったんですが・・・難しいですね。 当たり前といえば当たり前なのですが。