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どちらが正しい日本語(文法的に)なのでしょうか?

第3者に対して、なるがままにしなさいと言うのと、なすがままにしなさいと言うのでは、どちらが正しい日本語(文法的に)なのでしょうか?わかりません。わかるかた、ぜひ、教えてください!!

質問者が選んだベストアンサー

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  • suunan
  • ベストアンサー率14% (224/1569)
回答No.3

どちらも正しい日本語ですが、意味が違います。 相違部分は「なる」「なす」です。 前者はたとえば「氷が解けて水となる」 後者は「氷を解かして水となす」 つまり自動詞と他動詞の違いおよびそれに応じた違いです。 「なるがままにしなさい」「なすがままにしなさい」 のいずれも、それを言う者と言われる者が存在するわけですが、 後者ではさらにもう一人(例文では氷をなんらかの方法で解かす者)が 存在します。ただし 「自分の好きなようにしなさい」つまり 「自分で客観的に自分を管理する認識ありという 前提で、その場合は自分を制止しなくてよい」という意味で、 「なすがままにしなさい」ということもあります。 その場合は実在の人物は二人です。 また、 「なすがまま」と同じ状況で三人実在する場合にも 「なるがままにしなさい」と言うこともできます。 これは、その人自体ではなく、その人の行動による「状況」を 「なる」の主語とするので文法上の人物は二人だけになるのです。 ----------------- 分析すると以上のように複雑なのですが、 実用的には、 実在人が三人なら、どちらでも使えます。 実在人が二人であり、 それを言われる側の行為が放置や静観ではなく積極的行為である場合は 「なるがままに」とは言いません。

naga65
質問者

お礼

なるほど、すごくわかりやしく説明していただき、よく理解できました。本当にありがとうございました^^

その他の回答 (3)

noname#57571
noname#57571
回答No.4

文法的な問題はありませんが‥ 「~ままにする」は、物事の状態が変化することを放置したり、第三者の行為を容認するという意味です。AがBに対して「~ままにしなさい」と言った場合、「ままにする」の主体は当然Bですが、その対象となる状態変化を起こしたり何等かの行為をする主体は、通常はB以外の第三者です。 娘 「お母さん、シチューが焦げてるよぉ!」 母 「なるがままにしなさい」 この場合の「なる」とはシチューが焦げることであり、主体はシチューです。 (シチューが)焦げる(あなたは)ままにしなさい。 ですから、この場合は問題ありません。 妻 「実家に帰らせていただきますっ!」 夫 「なすがままにしなさい」 (あなたは)実家に帰る(あなたは)ままにしなさい。 この場合は「実家に帰る」のも「ままにする」のも妻であり、自分の行為を自分で容認するという形になります。これは論理的な矛盾や文法上の齟齬はありませんが、表現的にどうも不自然です。 したがって、「なすがままにしなさい」は、「好きにしなさい」、「勝手にしなさい」などと言い換えた方が、より自然な日本語と言えるでしょう。 なお、AがBに対して第三者Cの行為を容認しなさいと言う場合は、 「なすがままにさせなさい」 と表現します。

naga65
質問者

お礼

NO,3の方と同様、すごくわかりやすい説明をいただき、よく理解できました。ありがとうございます、ポイントは甲乙つけがたいのですが、NO.3のかたがはやく納得する回答をいただけたので、taneteruさんには10ぽいんと差し上げたいと思います。ありがとうございました!

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.2

「なすがままにしなさい」が正しいです。

naga65
質問者

お礼

ありがとうございました

  • kamikazek
  • ベストアンサー率11% (284/2372)
回答No.1

なすがままにされる なるがままにする

naga65
質問者

お礼

ありがとうございました