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小学校における文法・文章教育について…

今現在、日本の小学校では、ざっと見て国語の文法・文章教育はどのようにおこなわれているのでしょうか?具体的な内容も教えていただきたいのですが…。

みんなの回答

  • kuwanori
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.1

東京都内公立小学校3年生の息子を持つ母親です。 息子の国語の教科書を覗いてみると、文法・文章に関しては「他者とのコミュニケーション能力育成に重点を置いた内容」が基盤になっているように感じられます。 5W1Hの基本用法をはじめとして、「誰が・何を・どこで・どのように・どうした」等の表現を用いて、何かをクラス内で発表しましょう~誰かにインタビューをして、 その答えをわかりやすくまとめましょう…などと言った項目が多く見受けられます。 もちろん一般的な物語や詩などもあり、「○○の気持ちを~文字以内で書き出しましょう」等お馴染みのものもありますが(笑)、自分の時代(昭和50年生まれです)の 国語教育と比べると、教科書作成の土台が変化したなぁと強く感じました。 あいにく他の地域または年代の物に関しては詳しく存じ上げませんので、他の方にお任せしたいと思います。 この内容の国語教育を一貫して受けていくとなると、現在の子供たちが将来国際社会で活躍の場を与えられる仕事に就いた場合、今の大人と比べて格段に有利な状態で 能力を発揮することができるようになるだろうと推測できます。 ただ教科書で「これこれこのような表現や説明が望ましい」という内容に重点を置かれますと、少々押し付けがましく感じる気がしないでもないですが、これはまあ大人の意見でしょうね。 言葉に対する情緒面の成長は、教科書だけで培われるものありませんし。 惜しむらくは、教育する側=教職に就かれている方だけではなく、子供と接する大人の言葉のレベルが教科書に追いついていない場合が多々あることでしょうか。 先日息子の担任の先生とお話しましたら、立派な「ら抜き言葉」でいらっしゃいました^_^; 私自身も普段の言葉遣いは全て正しいなどとお世辞にも言えない程度だと思いますし、激しい方言丸出しで無声音も存在しません。 しかし、それもまた人間であり、文化であり、世代でもあり…と思っております。何でも清く正しく同一基準だなんて、人間じゃないですからね。 教科書に限って言えば、総じて文法・文章を含め、言葉に対してはたいへん丁寧な作りだと思います。 文部省をほんの少しだけ見直してしまいました。 少し回答内容があちこちに流れましたが、現在の国語教育を説明するにあたっては必要だと思いましたのでご容赦くださいませ。 FruitMilk様の参考になれば幸いです。

FruitMilk
質問者

お礼

丁寧な回答をありがとうございます。現在の小学生の国語教育の実態を知っておかなければならない事情があったもので…。 自分の意見や気持ちを、自分の言葉で説明できることって大切ですよね。相手の言うことに耳を傾けられることはよいことですが、もっと自分を前に押し出していく姿勢が日本人には少し足りない気がします。ですから、国語の授業でみんなの前で発言する機会が増えるのは、とてもよいことだと考えます。

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