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着物の生地の幅
着物に興味がある外国人に質問されましたが、「着物の生地の幅は色んなサイズがあるのでしょうか。」 それで、私色々調べて、図書館や近くの着物やさん、それでやはり36cmの物しかないみたいですね。 それはどうして?どうやってその幅になったのでしょうか。
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- rkana
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すでに回答がありますが・・・ http://homepage2.nifty.com/n-bunko/pc/mmbn/wafuku037.html が参考になるかと思います。 ただ・・・最近では並幅では最近の腕の長い体型では裄(首の後ろのぐりぐりから手首のぐりぐりまでの長さ)が足りない場合がありますので、41センチ幅などもあります。 並幅(36センチから38センチ)の一反物(12メートル)で、裄が大体63センチから65センチくらいまで(これでもぎりぎり)、身長が165センチの女性ならぎりぎり作れるかな?といったところです。 男性なら多少背が高くても12メートルあれば大丈夫ですが、やはり最近では裄が足りなくなることが多く、男性用は41センチが多いようです。
- 10matsu
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36cmだけでなく38cmのものもあるようですよ。 といっても、洋服地のように多種じゃないですね。 おそらくそれは、それぞれの裁断の違いによるのでしょう。 洋服は、身頃や袖、襟…とパーツごとに布から切り抜き、縫い合わせて作ります。 和服は、切り抜くことなく直線で作ります。 袖幅+肩幅+肩幅+袖幅これで着物が出来ます。 言い換えれば生地幅+生地幅+生地幅+生地幅と言う事になります。 要するに一枚布の幅は切らず縫い代で幅の調節をし、長さ(丈)だけを切るのです。 よって、肩幅、袖幅もそれぞれ縫い代を含めて、生地幅内の身体のサイズでないと普通に仕立てられません。 現代は体格のいい人も多いですが、かつてはその36cmが肩幅、袖幅を考えた時、丁度効率よく着物が取れる幅だったのだと思います。