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様々な反応の仕方の見分け方

BaCO3+HCl→BaCl2+H2O+CO2(弱酸遊離反応) はわかるのですが、 BaSO4+HCl→沈殿は溶けない とあるのですが、これは不揮発性酸の反応は起きないのでしょうか? 不揮発性酸の塩+揮発性酸という条件は満たしていると思うのですが… 他に CaCO3+希H2SO4→CaSO4の被膜で反応は進まない とあるのですが、これはどのように判断すればいいのでしょうか? 沈殿反応との例外と考えるのでしょうか? 酸化還元、中和、沈殿、弱酸、揮発性酸、錯イオンなどの反応がありますが、上のようにあまり見かけない(?)式がどのような反応を起こすのかの見分け方がいまいちわかりません。 よろしくお願いします。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

>BaCO3+HCl→BaCl2+H2O+CO2 この反応が進むのは炭酸が弱酸であるからではなく、生じた炭酸が二酸化炭素と平衡にあるため、系外に排出されるためです。 >BaSO4+HCl→沈殿は溶けない は「硫酸」が不揮発酸であるためで、もし硫酸でなく、亜硫酸であったら、 H2SO3→H2O + SO2↑ となって溶解方向に進むはずです。 >CaCO3+希H2SO4→CaSO4の被膜で反応は進まない これは不溶塩→不溶塩の反応ですので、激しく撹拌して皮膜を破壊し続けなければ進行しません。 塩の溶解度が低い場合は限られていますので、それを覚えれば良いと思います。特にアルカリ土のCa、Baと二塩基酸の炭酸、硫酸、シュウ酸との沈殿反応は有名ですのでしっかり覚えていて下さい。 また、鉛、銀とハロゲン化物イオン、チオシアン酸イオン、クロム酸イオンとの沈殿もしばしば表れますのでこれも覚えて下さい。 クロム酸はバリウム、ストロンチウム塩も難溶です。 一方クロム酸カルシウムは可溶ですので、ちょっと複雑。

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