仕事を調達するにはまず、どの内容の測量をするか決めなければなりません、測量と言っても分類すれば結構種類があり、それによって揃える測量器械も変り設備にかかる費用も大分変わります。船や飛行機を使う測量もありますよ。分類すると以下の様な測量があります。
基準点測量:すべての測量の基本となる点を設置する測量
境界測量 :用地買収や区画整理地の境界確定をする測量
工事測量 :構造物の位置を現地に明示したり、法面丁張を出す測量
路線測量 :道路建設に必要な線形決定・縦横断面図作成のための測量
深浅測量 :湖沼や海の底の形状・地形を観測する測量
写真測量 :飛行機にカメラを搭載し、撮影した写真より地図を作成する測量
GPS測量:人工衛星を使用し基準点測量や動態観測を行う測量
などがあります。
次に測量を実施するには資格が必要で、測量士・測量士補・土地家屋調査士・施工管理などのどれかが必要になっています。
例えば、公共事業(建築の仕事?)であれば、必要な測量は基準点・境界・工事測量が最低限必要であり、行うとすれば、レベル・トランシット・電子計算機・その他小物(三脚・杭・ハンマー・巻尺)などの機材が必要でしょう。又測量業を興すのであれば絶対レベル・トランシット・電子計算機は必要です。現在取引の会社に相談し測量の仕事を回してもらえるのであれば、機材を揃え測量技術者を雇えば測量は出来るでしょう。始めから全部の測量は無理でしょうから、自社の得意分野を1つ確立し、仕事を拡げていけば良いのでは、この業界信用と経歴・経験が大事ですから。