イギリスとフランスを軸とした四国同盟(残りはスペインとポルトガル)が最後です。
1832年から1848年まで。七月王政のフランスとイギリスが同盟関係にあったのが最後、
と形式上はなりますが、イギリスはポルトガルなど伝統的な友好関係にある
国が幾つかあったのんで、名誉ある孤立は、完全に孤立していたわけではなくて、
欧州の主要国(列強)間に限定した話と考えた方がいいでしょう。
それで名誉ある孤立の終わりは、日英同盟というよりも、
英仏協商(1904年)というのが世界的には一般的です。日本では
日本の世界での立場が着目されるのですが。
ちなみにですが、当時、イギリスの外交の基本は、
同盟相手に自国よりも恩恵を与えないというものであり、
同盟が自国に有利、相手国にフリにならないならば、解消するというもので、
最も手ごわい外交国家でした。
日本では同盟というと仲間と誤解しがちですが、マキャベリ的な欧州外交では
同盟相手は交戦しない敵でしかないのです。
お礼
イギリスは完全に一人で生きてたと思ってました そうでもなかったんですね 日英同盟もあんまり知られてなかったんでしょう 日本だけが喜んでたんでしょうね 日米同盟も日本がアメリカの言うことを聞くことだしね