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「の」を付加するべきかどうか

 例えば、 「~するのではないでしょうか」 「~するのではない『の』でしょうか」  両者の違いは、後文に「の」があることです。  そこで上例を参考にして、二つほどお訊きします。 ●質問1  両者のうち、どちらが正しい文章なのでしょうか? ●質問2 「~するのではない……」  というと、どうしても否定形に聴こえます。  なぜ、 「のではない」  となるのかが疑問なのです。  これをどう解釈したらいいのでしょうか?  例題をあげて説明して頂けると助かります。  どうか宜しくお願い致します。  

質問者が選んだベストアンサー

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noname#57571
noname#57571
回答No.5

★補足質問1について >「例外と考えた方がいいんじゃない?」 > という意味なのでしょうか? そうです。「例外と考えた方がいい」と言い切ることを避け、「私は例外と考えた方がいいと思うが、違うかね?」と相手に問いかける形式を取ることで、表現を和らげているわけです。 ★補足質問2について > これは畢竟、 > 「例外と考えた方では駄目だったのか?」 > という解釈で宜しいですか? よろしいと思います。ただ、表現的に回りくどく不自然な日本語です。聞いた(読んだ)時にピンと来ない人もあるかもしれません。次のように言い換えた方がスムースに意味が伝わるでしょう。 「例外と考えない方がいいのでしょうか」 「例外と考えるべきではないのでしょうか」 ★補足質問3について 「でしょう」は「だろう」の丁寧表現で、意味は推量です。 分解すると次のようになります。 「でしょ」‥助動詞「です」の未然形(丁寧な断定) 「う」‥助動詞「う」の終止形(推量)

water5
質問者

お礼

 tareteru様、お忙しい中、返信ありがとうございました。  何度も投稿して下さり、とても恐縮しております。  例題のすべてが、分かりやすかったです。  どれもこれも、自分の身になりました。  tareteru様に授業料を払いたいぐらいです。  深く感謝していることが伝わってくれると嬉しい限りです。  綺麗な日本語が喋れるように、もっと努力してみます。  このたびは、まことにありがとうございました!

その他の回答 (4)

noname#57571
noname#57571
回答No.4

解り易くするために、「でしょう」を取って例を書きます ( ^^ ● 彼ならば私を助けてくれるのでは‥ないか? 「ないか」は、打消しの助動詞「ない」+終助詞「か」の連語です。この例文の場合は打消しの疑問になり、「いや、きっと助けてくれるよね?」という期待を表します。 ● 君は、私を助けてくれるのではない‥のか? 「のか」は、格助詞「の」+終助詞「か(疑問)」の連語で、問いただす表現です。この場合は要するに助けてくれない(否定)わけで、それに対して「期待していたのに、そうじゃなかったの?」という意味になります。 以上から質問1については、どちらが正しいと言う問題ではなく、両者は意味が異なります。 質問2については、おっしゃる通り「─のではない」の部分は否定で、それに対して「何で助けてくれないんだよ!」と言っているわけです。

water5
質問者

お礼

 tareteru様、分かりやすい解説、本当にありがとうございました。  理解が深まるにつれ、疑問に思う点がでてきました。  お手透きの時にでも、補足質問にお答え頂けないでしょうか。  どうか宜しくお願い致します。

water5
質問者

補足

 補足質問を三つさせて下さい。 ★補足質問1  もしも、 「例外と考えた方がいいのではないでしょうか」  という文章であれば、 「例外と考えた方がいいのでは……ないか」  ということですよね。  それはつまり、 「例外と考えた方がいいんじゃない?」  という意味なのでしょうか? ★補足質問2  また、 「例外と考えた方がいいのではないのでしょうか」  という文章であれば、 「例外と考えた方がいいのではない……のか」  ということですよね。  これは畢竟、 「例外と考えた方では駄目だったのか?」  という解釈で宜しいですか? ★補足質問3 「でしょう」  という言葉は、いったいなにを意味しているのですか?  どうか教えて下さい。  宜しくお願い致します。 

  • keirimas
  • ベストアンサー率28% (1119/3993)
回答No.3

No.2より (質問2) 「ない」は否定ばかりを表すのではありません。 「これ食べない」は否定のこともありますが、「食べない?」で勧誘を表します。  「~するのではないか」で推量を表します。必ずしも否定ではないということです

water5
質問者

お礼

 keirimas様、何度もありがとうございました。  はい、そうですよね。 「ない」  には否定ばかりではないですよね。  いわれてみて、深く実感できました。  ご指摘してくれて、本当に感謝しております。

  • keirimas
  • ベストアンサー率28% (1119/3993)
回答No.2

(質問1)どちらも正しい文でしょう。意味あいが少し違う場合があります 例 1)彼は右へ行くのではないでしょうか  (右へ行くと推測し、相手に意見を求めるような場合) 2)彼は右へ行くのではないのでしょうか  (当然右へいくものと思っているが、もしかして他の方向へいくかもしれないような場合)(特に口語で ない のところを強く読むとこのような意味になります。ただし、1)と同じ意味のこともあるでしょう 質問2 「行く」の否定形として「行かない」「行くのではない」と、いくつかの言い方があります。

water5
質問者

お礼

 keirimas様、返信ありがとうございました。  意味合いが変わってくるというのが、問題ですよね。 「の」があるかないかで、全然変わってきます。  日本語ってものが、とても厄介な代物に感じています。  わたしなんか、最近は一言話すだけでも怖いんです。  書いても喋っても、自分の拙い日本語を添削しています。  周りの人々が自然に喋っているのが信じられないくらいです。  早く綺麗な日本語が話せるようになりたいものです。

  • isotype2
  • ベストアンサー率16% (15/93)
回答No.1

質問1の回答 どちらも正しいと思います。 質問2の回答 「のではない」は、「~する」べきなのに「しないの?!」という疑問と非難の語彙が含まれている場合と 「~する」んじゃないの?という疑問だけの場合とあるのではないでしょうか?

water5
質問者

お礼

 isotype2様、返信ありがとうございました。  ご意見、参考にさせて頂きます。

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