- ベストアンサー
「ホームページ」「HP」とは…
教えてgoo/OKwebのWebサイトに限らず、「ホームページ」の意味で「HP」と記述している方が非常に多いですね。 コンピュータ関連のカテゴリでもよく見かけます。 # 「ホペ」「ホムペ」「ホーペー」などは見かけませんね。 そもそもコンピュータの世界において「HP」とは、世界最大のパソコンメーカであるHewlett Packard社を指します。 # 私はHPのインクジェットプリンタのユーザです。 # まさかHPを知らないわけではないでしょう。Compaq社との合併のCMも流れているし…。 # まさか「ヒューレット・パッカード社のホームページ」を「HPのHP」と略す方はいませんよね。 また「ホームページ」とは本来、Webブラウザを起動したときに開くWebページを指します。 詳細は下記URLのWebページを参照。 http://yougo.ascii24.com/gh/73/007399.html http://e-words.jp/e.x?w=E3839BE383BCE383A0E3839AE383BCE382B8 # 私のPCでは、ブラウザのホームページに about:blank を設定しています。 なぜ「ホームページ」の略として「HP」という言葉が使用されているのでしょうか。 また「Webページ」または「Webサイト」の意味で「ホームページ」という言葉が誤用されているのでしょうか。 新聞やTVなどのマスコミが誤用を広めたのでしょうか。 暇な時に回答ください。
- みんなの回答 (16)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。私も混ぜてください。 既出の回答と多少重なるところもあります。 まず初めに,(回答No.11) >PCといういいかたはNECが発信元でしょうか?パソコン=PC,賛否は分かれるでしょう。これも日本だけしか通用しないと聞きます。 イギリスやアメリカ,韓国などの人の書いた文章にもPCという略語はごく普通にでてきます。むしろ,日本でしか通じないのは「パソコン」という呼び方ではないでしょうか。 発信元はNECよりもIBMのような気がします。(以上,自信ナシ) で,本題。私なりに推測をまじえて回答しますと, Q1.なぜ「ホームページ」の略として「HP」という言葉が使用されているのでしょうか。 A1-1.homeの頭文字がhで,pageの頭文字がpだから,両者をつなげたのです。…という意味の質問ではないですよね。(^^) おそらく,日本ではよく使われる単語だから短く縮めたのではないでしょうか。 英語圏を始めとして,よその国ではホームページを本来の意味で用いているので,わざわざそのページについてのみ言及することはあまりないと考えられます。 また,webpageというさほど長くない1語で表せるので,あえてwpなどと略す必要もないのでしょう。 (外国語の文章の中では特に長くなくても,日本語の文章の中でそのまま外来語としてカタカナで書くと長く感じられるので,いろいろと省略形が生まれるのだと思います) A1-2.また,「なぜヒューレットパッカードを意味していたにもかかわらず,別の意味の略語が持ちこまれたのか」という点では,使う人の数の問題もあるでしょう。 日本で「ホームページ」という単語を知っている人は非常に多いでしょう(コンピュータと縁のない人でも言葉ぐらいは知っているかもしれません)。 Hewlett Packard社を知っている人はそれに比べると少なく,おそらくコンピュータを実際に使っているか,使っていなくてもそこそこ関心のある人がほとんどでしょう。 そして,そういう人の中でも「HPといったら同社のことに決まっているじゃないか」という意識の人はさらに少なくなるのだろうと思います。 まだ世の中にパソコンというものが生まれて間もない頃(当時はマイコンと言った),関数電卓といったらTI(テキサス・インスツルメンツ)かHPか,という感じだった時代を知っている人(私とか…)にとっては,確かにHPをホームページの略として使われると,ちょっと待って,という感覚があります。 しかし,homepageという単語を略すとそうなってしまう以上,しかたがないのかなという気もします。つまり,ホームページという単語の誤用を元から正さない限り,HPという略語も広く使われつづけるのでしょう。 考えてみると,略語の意味が複数になるというのはHPに限った話ではなく,ブランドに関心のある人ならCDといったら「クリスチャン・ディオール」に決まってる,というでしょうし,金融関係者なら現金の支払いはできるけれど預け入れができない機械を連想するでしょうし,また株などに投資している人なら転換社債のことと思うかもしれません。 ただ,これらはそれぞれの意味で使われるときの文脈がかなり離れているので,そこに「コンパクト・ディスク」という新しいモノが生まれて,同じCDという略語が使われ出しても,あまり混乱しなかったのでしょう。 それに対して,ヒューレット・パッカードとホームページはどちらもコンピュータ関係という似通った文脈で使われるので,前の意味を知っている人には抵抗を感じやすいといえるでしょう。 Q2.また[なぜ]「Webページ」または「Webサイト」の意味で「ホームページ」という言葉が誤用されているのでしょうか。 新聞やTVなどのマスコミが誤用を広めたのでしょうか。 A2.程度の大小はさておき,マスコミの影響はあるでしょうね。 まだ個人対象のプロバイダが生まれるか生まれないかという頃(7~8年ぐらい前?),会社がウェブページを作るとそれだけで新聞の経済面に(新商品の発売のように)記事となって載っていた時代がありました。 会社側は,「これが弊社のホームページです」といって,まずは表紙とでも言うべき,一連のページのトップの画面やURLを紹介したのでしょう。 作った人の意識としては,まさにそのページだけがホームページであって,そこから先に会社の概要や商品の紹介などの各ページがある,と考えているのでしょうが,記者のほうは「なるほど,こうやってインターネット上で情報を公開するものをホームページというんだな」と受取って,そういう紹介の仕方をしてしまう。 あるいは,記者が勘違いしていなくても,記事を読んだ人が,トップページの写真の下に「なんとか社のホームページ」と書いてあるのを見て,そういう風に誤解した,ということもあるでしょう。 そのうち,「ホームページを作ろう」なんていう雑誌の記事や,単行本や,テレビの講座などが出てくれば,初めて聞いた人は,そういうものなんだと思ってしまうのも無理からぬことでしょう。 もともとhomeという英単語は,家庭のことですから,「そこをベースにしてあちこち出かけるけれど,いずれ戻ってくるところ」という発想から,「基点」「本拠地」などの意味が派生したのでしょう。 したがって,第一義(ブラウザを起動したときのページ)や,いわゆるトップページの意味で,ホームページというのは,この意味からして理にかなっているわけです。(前者は,自分がそこを基点にしてブラウジングを行なう。後者は,うちのページを見にきた人に,そこを基点にしてブラウジングをしてもらう。) ですが,すべてのウェブページをホームページと呼んでしまうと,ホームの意味はどこへ?となってしまうわけです。 野球のホームベース,ホームグラウンドといった言葉を正しく使っている人が,ホームページとなると「ホーム」の意味を忘れてしまうというのも面白いものです。(まあ所詮は外国語だから,ですかね。) 「4つのベースを順次踏んで回ると得点になる」というべきところを,「4つのホームベースを…」と言っているようなものなんですけれどね。 No.9: >他の業界にも、おそらく略せば HP になる言葉はあるでしょう たとえば,仕事率の単位として「馬力」(HorsePower)をHPと略すことがあります(今はSI単位のワット Wが多いかな)。これは英語圏でも使われている(いた)はず。 No.13: >ことあるごとに「HPとはヒューレット・パッカードだ」「ホームページという言葉の使い方は誤っている」と >少しずつでも主張していくほかないと思います。 そうですね。私もコンピュータ関係の授業をするときはこんな言葉に関する話をしているのですが,ただ一般の人と話をするときには相手に合わせてしまって「ホームページ」などと言ってしまうことが多いです。 No.5の回答にもあったように,かつてはPDSとフリーソフトとの区別が広まって定着したという実績?もあったのですが,ホームページやハッカーなどのように,これだけ広まってしまうと,なかなか難しそうです。 筑波大学の久野さんという人が,「ホームページ」という言葉がどのような意味で使われているかを集めて分類しています。 だんだん増えてきて,最新版では28種類もあります。 これを見ていると,ウェブページ一般の意味で使っているのなど,まだかわいい?ほうで,とんでもない意味で使われている場合もあることが分かります。 『恋のダンスサイト』の歌詞もきちんと入っているのはさすがだなと思いました。 うまくまとまりませんが,長くなったのでこのへんで失礼します。
その他の回答 (15)
- toysmith
- ベストアンサー率37% (570/1525)
「ホームページ」には 「Webブラウザの“ホーム”ボタンをクリックして表示されるページ」 という意味以外に 「"http://ドメイン名/"のURLを持つページ」という意味があります。 つまり http://www.hp.com/ これはまさしく「HPのホームページ(あえてHPとはいわない)」です。 要するに「クライアントのホームページ」と「サーバーのホームページ」があるわけです。 加えて、「自分が運営するWebサイトのトップページ」も“ホームページ”と呼んで間違いではないでしょう(我が家ですから)。 コレを拡大解釈すると「全てのWebサイトのホームも“ホームページ”でいいのでは?」となるわけです。 結果、「○○サーバーに登録されたユーザの“ホームページ”」(本来はトップページかウェルカムページ)という言い方が生まれたようです。 のちに(コンピュータ雑誌ではなく)一般誌やTVなどでWebサイトを紹介する場合、トップページのURLを記載し始め『何の説明も無く』“ホームページ”と読んだものだからインターネットに詳しくないユーザは「Webブラウザで見ることのできるページ=ホームページ」と誤解されたのではないかと解釈します。 マスコミが誤用したのではなく、「誤解を呼ぶ表現を使用し、解説をせず、誤解を放置し、一般化させてしまった」のではないかと… それが酷くなって「ホームページ作りたいんですけど…」という単体ページなのかWebサイトなのかわからない用法になってきたのではないでしょうか。 言葉の転用はよくあることなので一般化してから修正するのは困難です。 仏教的には死んだ人は「仏」では無いし、お寺にある像全てが「仏像」なわけでもない。 でも、菩薩像、明王像、如来像(=本当の仏像)という呼びわけは一般的ではありません。 「仏教の像だから仏像でいいじゃん!」というアバウトな感覚が一般化されているので、いまさら「本来の呼び方は…」なんていう人は少ないです。 昔、パブリック・ドメイン・ソフトウェアという言葉が日本に紹介されたとき、いわゆるフリーウェアが全てパブリック・ドメイン・ソフトウェアと呼ばれた時代がありました。 パブリック・ドメイン・ソフトウェアはアメリカの文化と法律によって成り立つ特殊な形態だったので日本ではアメリカ流のパブリック・ドメイン・ソフトウェアというものはありえません。 このころはコンピュータ自体が一般的でなかったため。言葉の誤用を止めるチャンスがあり、フリーウェアという言葉を一般化させることに成功しました。 (そこには当時のコンピュータ文化を牽引していたNifty参加者の努力が大きく関与しています) 略語については日本人の考える略語なんてまだまだわかりやすいです。 アメリカ人とチャットしてると 3x 4 U とか B.T.W. なんていうのがバンバン飛び出してきます。 書き言葉の場合、文脈で判断できる範囲であれば「略語はその場で作ったってかまわない」と思います。 話し言葉で「今度TELお願い」とか「HP見た~?」っていわれると気持ち悪いですけど。 Webページ→ホームページは誤用というより、元々ホームページという単語が持っていた複数の意味合いが拡大解釈されているだけだと思います。 その意味で明らかな間違いではないが、誤解を招く表現であると感じています。 ホームページ→HPに関しては「書き言葉」に限定した上で、文脈から推察できる略語なのでオッケーと感じます。 だから、 http://www.hp.com/ これは「HPのHP」でもオッケーかと…
お礼
ご回答ありがとうございます。 書き言葉で「HP」は混乱する可能性は少ないけれど、話し言葉で「エイチピー」とは聞かないですね。
こちらの質問でも一部取り上げられていたようですが、参考になるでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 QNo.797の質問を拝見しましたが、2年以上も前から「クラッカー」「ハッカー」と同様の誤用があったのですね。
- teo98
- ベストアンサー率23% (70/303)
「ホームページ」の意味は、いろいろなコンテツのアドレスが集約されたページのことを指しています。そのアドレスにアクセスすれば、いろいろな情報がアクセス出来ると言う意味で、「一度、ホームページを見てください。」と言うことになります。枝分かれした個々のページではなく、表紙にあたるページのことを特に「ホームページ」と読んでいます。 実際にホームページ作成する人達にとっては、何ら違和感なく、使われる用語であって、誤用ではありません。 「HP」の方のが単なる商標にしか過ぎません。日本農林規格協会「JAS」と日本エアシステム「JAS」とのどちらが「JAS」の正式名称ですかって言っても、どちらも公に認められているわけで、誤りでも何でもありませんよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 表紙(入口)にあたるWebページは「トップページ」と呼ぶべきではないでしょうか。
- mokonoko
- ベストアンサー率33% (969/2859)
> また「Webページ」または「Webサイト」の意味で「ホームページ」という言葉が誤用されているのでしょうか。 その通りです。 > 新聞やTVなどのマスコミが誤用を広めたのでしょうか。 誤用を広めた媒体の一つでしょうね。 ハッカー=悪い人という図式と良く似ていますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- kanten
- ベストアンサー率27% (479/1747)
HPはやはり「Home Page」からそう略されてしまったのかなと 思います。 誤用を広めたのはIBMの「ホームページ・ビルダー」が 大きく影響してるのかなと思います。 私もときどきここでHP・・・とつかってしまうときがあるので サイト と使うよう心がけたいと思います!!
お礼
ご回答ありがとうございます。 「ホームページ・ビルダー」というソフトは知っています。 アメリカでも「Homepage Builder」ですね。
- 1
- 2
お礼
ご回答ありがとうございます。 遅くなってすみません。 この質問に類似した内容のページがあったのですね。