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「ダブルダブレットとトリプレットの違い」について教えてください。

スピンカップリングでシグナルは3重線で強度比は1:2:1であるにもかかわらず、トリプレットではなくダブルダブレットと呼ぶ場合がよくわかりません。トリプレットとダブルダブレットの違いは何なのでしょうか?

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noname#62864
noname#62864
回答No.2

たとえばスピン結合の相手になる等価な原子が2個あればトリプレットになります。 たとえば、C6H5COOCH2CH3において、CH3のHはスピン結合の相手になるHが2個(CH2のHです)あるのでトリプレットになります。 また、>CH-CH2-CH< (<,>はH以外に結合していると考える)の場合、CH2はダブルダブレットになります。通常は結合定数が違うので4本に分裂しますが、たまたま結合定数が等しければ、見かけ上はトリプレットになります。ただし、構造的にはダブルダブレットになると考えた方がよいでしょう。すなわち、分解能が不十分であればトリプレットに見えても、分解能が高くなればダブルダブレットになる可能性があるということです。

noname#49697
質問者

お礼

すばやい回答ありがとうございます!とてもよくわかり、すっきりしました♪

その他の回答 (1)

noname#62864
noname#62864
回答No.1

ダブルダブレットのスピン結合定数が同じ場合には見かけ上、トリプレットになります。 その区別があるとすれば、スピン結合の相手の原子が等価であるかどうかということでしょう。

noname#49697
質問者

お礼

回答ありがとうございます! シグナルが2回分裂するとき、スピン結合定数が同じ場合には“見かけ上はトリプレット(本当はダブルダブレット)”であり、スピン結合定数が異なるときは“ダブルダブレット”になるということまではわかりました。でも、それではトリプレットとは何なのでしょうか?トリプレットという言葉はダブルダブレットが見かけ上そうなることだけを指し、そうではないトリプレットは存在することはないのでしょうか?

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