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壁パネル vs ダブル筋交い
木造軸組の場合、壁パネルは壁倍率2.5倍でダブル筋交いは壁倍率4倍だと思います。 確認申請用に壁量計算を行うとダブル筋交いの方がいい数字が出しやすいのですが、 間柱しか入らない壁も多くなります。 一方、壁パネルの場合は開口部を含めて全ての壁にパネルが入るので数字以上に 強いとメーカーに言われています。 僕もそう感じますし、そもそも壁パネル(7.5mmの構造用合板です)とダブル筋交いで 4÷2.5=1.6倍もの強度の差があるように思えません。 実際のところどうなのでしょうか? よろしくお願いします。
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大切なのは、倍率を掛けた数字ばかりではなく、 バランスです。 構造用合板を外部にぐるりと打ちつけ、 バランスがよければ強いと思いますよ。 まんべんなく力を分散できれば、局所的に大きな力はかかりにくいですから。 ダブルの筋交でたとえ倍率をかせいでも、 バランスが悪いとその部分に局所的に強い力がかかります。 それによって引き抜きや圧縮力も強くかかり、 やたらアンカーボルトだらけになりかねません。 通し柱穴だらけなんていうのもどうかなと思いますし…。 壁の偏りの計算は義務付けられるようになっていますが、なるべくなら倍率の低い壁をまんべんなく入れたいですね。
お礼
ダブル筋交いだと、仰る通り「数字を稼ぐ」感じになってしまいますね。 > 壁の偏りの計算は義務付けられるようになっていますが、なるべくなら倍率の低い壁を > まんべんなく入れたいですね。 この部分が特に納得でした。 ありがとうございました。