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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:CpとCpkの差について)
CpとCpkの差について
このQ&Aのポイント
- CpとCpkの値を比較すると、一見製品の品質が良いように見えるが、確率分布曲線を描くと実際の狙い値通りの製品が出来上がる確率は低いことがわかる。
- さらにCpとCpkの値が変化し、バラツキが狭まる代わりに平均値が狙い値から離れ、狙い値通りの製品が出来上がる確率はほぼゼロになる。
- 製品の品質において規格外の製品を作らないことは重要だが、狙い値通りの製品を作るという視点から考えると、Cpが上昇する一方でCpkが変化しないことは望ましくないと言える。
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質問者が選んだベストアンサー
Cpは工程能力指数、Cpkはカタヨリを考慮した工程能力指数です。 だから、実際上はCpがいくら高くなっても、Cpkが変わらないなら、 あまり意味がないといえると思います。 一般的には、Cp(Cpk)は1.33または1.66以上あればよく。 それ以上は、オーバー品質(必要のない品質にコストをかけすぎ)ということか、 もともと、規格上限下限の決め方に問題があったということになります。 あとは、宇宙産業など高い安全率を見込まなければならない場合ですね。 まあ、良いものをわざわざ悪くすることはないので、Cpを低くする必要はないのですが、 今の段階でCpを高くするように努力よりは、 平均値イコール狙い値になるほうに努力したほうがいいのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。 私の理解で、そんなに間違いがないということでいいんですよね。 Cp=5、Cpk=4の場合、平均値は規格から20%離れたところ(規格が0±10であれば2のところ)で、その辺りの製品が出来上がる確率は半分以上、逆に規格通りに出来上がる確率が1%にも満たず。 ホントかな? Cp=5、Cpk=4なんてすごくいい数字なのに、規格通りのモノがほとんどできないことを意味するという理解でいいのかな? ・・・と、不安になったので質問させていただきました。 ちなみに、自動車業界の工程で、工程内の目標はCp(Cpk)ともに2以上で管理しているので問題はないのですが、トレンドとしてCp、Cpkの動きを見る場合に「Cpが上昇して行き、Cpkがほとんど変わらず」というのが実は悪い方向のトレンドなのかな、と。