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液体酸によるアルキレーション
石油精製の接触分解で生成するオレフィンとイソブタンでアルキル化が行われています。 そのとき触媒は液体酸(H2SO4やHF)が使用されています。 そこで疑問に思ったのですが、オレフィンの転化率はどれくらいなのでしょうか?できれば1回の反応での値を知りたいのですが、なければ、リサイクルされたトータルの値でもかまいません。 文献やURLもあると助かります。 よろしくお願いします。
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プラントでは1回でオレフィンが痕跡量になってしまう様に反応させます。 このために、触媒がオレフィンの等量以上に使われて、オレフィンを徹底的にカチオンにしてしまいます。 逆に、イソブタンはオレフィンの重合反応を防ぐために、オレフィンの6~10倍容量を使用して、リサイクルしています。 文献例として、ノーベル化学賞を貰ったオラー教授の特許を上げておきます。 実際のプラント例は、プロセス会社も石油精製・石油化学会社もプロセス・フローぐらいは教えてくれますが、運転パラメータなどは企業秘密なのでなかなかわかりません。モービル、トプソ、UOPなどが出している特許を参照してみると良いと思います。
お礼
ありがとうございます。いろいろ企業秘密みたいなのがありそうですね。がんばって文献訳したいと思います。