- ベストアンサー
錯体を使った実験
こんにちは。 大学に通っている者です。 先日化学の実験があって、エチレンジアミン四酢酸カリウムを合成しました。 その際に試薬として、塩化コバルト(II)六水和物、酢酸カリウム、エチレンジアミン四酢酸、過酸化水素水、エタノールを使用しました。 エチレンジアミン四酢酸のイオンは、塩化コバルト(III)イオンと結合しやすいため、実験の途中で塩化コバルト(II)イオンを塩化コバルト(III)に替えました。 なぜ初めから塩化コバルト(III)を使わないのでしょうか? 回答よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
noname#160321
回答No.2
余談ですが、Co(III)錯体は緑色をしていませんでしたか? #1のお答えにあるように裸のCo(III)は非常に酸化力が高く、触媒の中間状態として考えられたりしています。 以前酸化反応を扱って、うまく解析できなかった経験があります。
その他の回答 (1)
- Ichitsubo
- ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.1
一般にコバルト化合物は二価の化合物が安定です。 塩化コバルトも同様で、塩化コバルト(II)は安定で試薬も安価ですが、 塩化コバルト(III)は不安定であり放置すると不均化するなどで、メーカーも取扱はほとんどしていないようです。 その三価のコバルトを比較的安定な錯体として合成する実験だったのではないですか?
質問者
お礼
回答ありがとうございます。 塩化コバルト(II)の方が安定であるため、実験にも使いやすかったのですね。
お礼
回答ありがとうございます。 調べてみたら、確かにコバルト(III)の錯体は緑色をしているとありました。 コバルト(III)について詳しく書いていただき、ありがとうございます。