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銅箔の加熱による変色
タイトルそのままなのですが、銅箔を加熱するとすぐに変色を したのですがこの時どのような化学変化がおこっているので しょうか? もし変色を防止する手段がありましたら合わせて教えてください
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銅箔といいますか,市販の銅板0.2mm厚を,ヘアドライヤーや ポットウォーマーでゆっくり加熱すると,橙→紅花色(赤紫?) →青銀色→黒→燻し銀→少しくすんだ金→古い10円玉色と,丁 寧に一様に加熱できれば銅板全体が均一に変色していきます。 橙はDexMachina様,doc_sunday様のおっしゃられるように, 酸化銅,この酸化銅被膜が成長すると,青い干渉色を帯びます。 青と橙で紅花色に見えるようです。干渉色であることの簡便な 証明は,水に濡らすと,青の干渉色が消え橙に,乾けば再び 紅花色に戻ります。ちなみに紅花はサフラエローの方でなく, カルタミン色です。 この被膜形成がさらに進むと,吸収スペクトルは変わり,さ らに地色(橙)が消え,その後の色変化が起きます。これは,干 渉色なども関わるので,物理?でしょうか 変色を防ぐには,耐熱性の酸素遮断被膜を塗るくらいでしょうか。 ガラス電極を自作したときガラス管内の銅は変色しなかったような・・・
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色が黒ければ#1のお答え通りですが、薄めの濁った銅色の場合Cu(I)の可能性があります。 バーナーの還元炎などに入れると、色が黒から薄銅色に変わります。 仮に一酸化炭素で還元されるとすると: 2CuO + CO → Cu2O + CO2 となります。 m(_ _)m
お礼
回答ありがとうございます^^
- DexMachina
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表面が酸化されて、酸化銅(主に酸化銅(II))ができています。 2 Cu + O2 → 2 CuO なお、酸化銅(II)自体は黒色ですが、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E9%8A%85(II) 表面に薄い膜状に生じた場合、いろいろな色に見えることがあります。 (シャボン玉が虹色に見えるのと同様)
お礼
回答ありがとうございます^^ >表面に薄い膜状に生じた場合、いろいろな色に見えることがあります。(シャボン玉が虹色に見えるのと同様) たしかに色の変化がまちまちで時間に比例して黒味を帯びてくるよう です。構造色といわれるものかな???確信は無いですけど
お礼
回答ありがとうございます^^ かなりいろいろな色の変化があるのですね、、 また今度自分で確めてみます