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宇宙人(知的生命体)で生物学的に絶対共通なことはなに?
地球外知的生命がいると仮定した場合、知的生命体であれば、生物学的に絶対的に言える事はどのような点でしょうか? 例 1.直立歩行は絶対必要? 2.手足は合計で4本(人間)以上あり6本とか8本とかはありえる? 3.眼球が2つというのは必然? 等々 同じ生物ではあるが、われわれの想像を絶する形状であり、そもそも私たちのような有機的な体をしていないこととかありえるのでしょうか。(気体やガス、金属、または意思だけとか) 何か参考になるご意見いただければありがたいです。
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私は、生物学科出身で、現在もバイオ関連の研究を企業で行なっている者です。私見ですが、地球に知的生命体が存在するのは、「偶然の中の必然である」と考えています。ですから、地球外知的生命体の存在を信じています。 その地球外知的生命体は・・・ 1.細胞から出来ている多細胞体である 生命の始まりは、単細胞であろう。ならば、進化して行けば、多細胞体となるのは必然。細胞の主成分は水。奇跡のような溶媒は、水以外に考えにくい。しかし、遺伝情報物質がDNAである必要も、生体触媒が酵素(タンパク質)である必要もない。また、酸素呼吸でエネルギー(エントロピー維持のためにはエネルギーが必要)を得る必要もない。 仮想細胞に必要なのは、自己複製能とエネルギー獲得手段。 2.集中神経系がある 3.(知的生命体は)文字などの記録手段を持つ 字数制限のため、2・3の理由は割愛致しました。
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- mouryou
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知的生命体ということではないですが、リチャード・ドーキンス氏は地球外生命体がもしあったとしたら、おそらく遺伝子を持っているだろうということを考察していました。
お礼
なるほど遺伝子ですか。これは、下の方々も同意見のようです。やはり生命として維持していくには遺伝子は必要不可欠な要素のようですね。 貴重なご意見ありがとうございました。
- Vwiyoonn
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カンブリア期に生きていたバージェス頁岩動物なんてけったいな連中をご存知かと思います。その連中の系統の生物はいまはすでに絶えてしまい化石のみがのこっているばかりで、運良く生き残れた当時非主流だった生物が我々脊椎動物のご先祖様となったわけですが、運悪く左右対称の構造を持った我々の先祖が大絶滅に巻きこまれて、逆にバージェス頁岩に残るまるきり得体の知れない形の生物たちが生き残っていたとすれば、この星の知的な生き物たちの形も大幅に変わっていたのではないかと想像されます。 道具の使用に手が要りそうに思われますが、別に直立歩行でなくとも、自由に対象物を操作できる手のようなものがありさえすれば事足りるので、直立歩行は必要条件ではありません。たまさかわたしたちの先祖が陸上で四足歩行をしていたから、直立歩行と手の使用がセットになっただけにすぎません。仮に、水のように粘度の高い物質中で活動するのなら、イカやタコのように触腕で事足りるわけですしね。実際、イカやタコの知能は結構高いのです。 そんな訳で眼球が二つである必然もありません、これまたご先祖様が左右対称のつくりだったせいでわたしたちもその形質をひきついだだけのことです。とはいえ、一つでは立体視できないので目は最低でも二つは要りそうですね(一つでもハトみたいに年中首を動かして擬似的に立体視するってテもなくもないですけど)。で、先のバージェス頁岩動物には目が五つなんて連中もいたくらいですから、もしも彼らの運がよかったなら今頃は眼鏡屋が大繁盛…って(笑)。 で──、気体やガス、金属、または意思だけとか、なんて大昔のSF小説(すでに全パターン書かれています)みたいですが、近年の風潮では知性は肉体なしには産まれ得ないんじゃないかって説が主流のようです。 とはいえ、宇宙は広いですしねぇ。──宇宙そのものが一つの知性体だったりしてね(でも、他者が存在しないと知性の有無を判別できないんでこの可能性は問えないのです)。
お礼
バージェス頁岩動物って調べたんですがすごくグロテスクな格好をみんなしていますね。 あんなのがご先祖だとするときっと、直立歩行するカブトムシみたいな感じで目が5個も6個もあってメガネも重そうですね。 でもこれも偶然があればそうなっていたかも知れないので、宇宙の知的生命は私たちの想像できないくらいすごい形をしているのかもしれません。 参考になるご意見ありがとうございました。
- A-Tanaka
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こんにちは。 前にも同じ質問があったので答えてみたのですが、地球における生物進化でさえ偶然の産物です。Motoo Kimura, The Natural Theory of Molecular Evolution, Cambridge University Press, 1983 例外を挙げると、もしかしたら人類だけが、別の知的生命体を滅ぼした可能性はあります。近年の研究によれば、5万年以上前、一般にネアンデルタール人と呼ばれた種族が居て、そこからブランチする形で、現在の人類は存在しています。 さて、知的生命体に関して言えば、No.1さんの回答にもありましたが、何を持って知的生命とするかにも依ります。知的生命体に関する定義において、下等・高等という区別はないのです。 よって、非常に困難だと思います。 現在の人類学的定義によれば、自発的な意思によって行動したり、言語を持つことが、SETI計画における探査目標です。しかしながら、地球上においてさえ、その言語は、人工言語を含めると、数百から数千にも及びます。過去に話されていた、記録されてきた言語も含めると、果たして何種類あったのか?さえ想像がつかないのです。 そんな理由から、形状のみならず、文化に関しても分からないというのが、答えだと思います。 遠い昔、カール・セーガンという天文学者がCosmosという番組で紹介されたように、この銀河宇宙には沢山の生命があふれているかも知れません。もしかしたら、私達人類だけなのかも知れません。 その探求の旅は、まだ始まったばかりなのです。
お礼
遅れましてすみません。 なるほど、確かに知的生命の定義自体が難しいのかもしれません。今現在地球には宇宙人からの電波などは届いていないようですがやはり近所に宇宙人は居ないのでしょうか。 時間の壁はやはりどんなに科学力が発達しても超えられないのでしょうか。今後の人間の発展に期待したいです。
- Bronco7
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・知能を持っていると地球人が知覚できる事の証明 ・生きているとと地球人が知覚できる事の証明 この二つが証明できればいいでしょうね。 この二つが現在もあいまいだから難しいんでしょうね 生命って何でしょうね? 既に地球外知的生命体と接触しているかもしれませんよ (私達が知覚できてないだけでw)
お礼
大変興味深いです。 「知能を持っていると地球人が知覚できる事の証明」 たしかに、相手が知性を持っていても地球人がそれを知覚できないと居ないと錯覚してしまいますからね。例えば、宇宙のちりやガス微生物にもしかしたら知性があるかもしれませんから。 「生きているとと地球人が知覚できる事の証明」 これも上と同じで、我々が生きていると認識できないと生きてないものと錯覚してしまいますからね。 そもそも、生命とは何ぞやという問いに人間はおそらく完璧に答えられないのが現状だとおもいますからね。 非常に参考になるご意見ありがとうございました。
多分、地球上の生物を頭に描いてご質問されていると、思いますが、アメーバも生物となると、全く違う環境では知能を持っていてもおかしくないですよね。ハッキリ言って、地球における生物感と、広い宇宙での知的生命体は、一致しないと思いますが。
お礼
なるほど、確かにわれわれを基準に考えるとアメーバとかにも知性があるかもしれません。宇宙はとても広いですからそのような生き物がいるかもしれません。
お礼
なるほど、一定の共通性はあるようですね。 多細胞体であるという点はNO1の方がおっしゃっていたアメーバのような生物には知性が宿らないという一つの根拠になるかもしれません。 集中神経系とは、人間で言う脊椎のような感じでしょうか。これも大事な要素なのですね。 記録手段をもつという点では、人間は様々な知識を記録して発展してきました。その点でも知的生命の必要条件なのかもしれません。どこかで聞いたのですが、インディアンは文字?をもたないと聞いたことがありました。そうすると理屈の上ではインディアンは知的生命ではないのかもしれません。 専門分野の方にアドバイスいただけて大変感謝しています。ありがとうございました