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含み資産について
含み資産と言う言葉がよくでますが、詳しく教えてください。
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企業の財務内容を示す「貸借対照表」上に、資産をいくらで計上するか という問題です。 一般に、日本の会計基準では、資産を取得(購入)した場合、その金額を 資産として計上します。資産は耐用年数に応じて減価償却しますが、 減価償却しない資産があります。これが土地と有価証券です。 土地や有価証券は購入した金額(取得価額)=帳簿価格となり、市場価値が 上がろうが下がろうが、その帳簿価額を変えることはしません。 よって、帳簿価額より市場価格が上昇した場合、帳簿上に現れない利益が 発生します。これを「含み資産」と言います。逆に市場価格が取得価額を したまわった場合、帳簿上に現れない損が発生します。これを「含み損」と 言います。つまり含み資産とは、土地や有価証券を市場で売却した際に 実現するはずの利益ということですから、含み資産が多い会社は、それだけ 体力がある・・・ということです。 最近では「低価法」といい、市場価格と取得価額のどちらか低い方を帳簿上の 価額に採用できるという会計処理が普及しつつあります。 これは貸借対照表が、現在のその企業の正しい財務内容を表示していない、 つまり実態以上に健全に見えてしまうことで、投資家の判断を誤らせないように するために導入された会計処理方法です。
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- vrog
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会社の資産は、取得価格(買ったときの値段)で計上されます。 買ったときより、値が下がった場合は、価格の修正が行なわれますが、 上がった場合は、そのままにされます。 時価が上がった場合は、帳簿上の価格と差が出ることになります。 この差額が、含み資産。
- taka_pre
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既に回答が出ておりますが・・・。 http://www.jetsnet.co.jp/nyumon/kabuyogo/h/h3/hukumi.html 簡単に言うと、会社などが昔買った土地の価値が今では天井知らず! 何てことになったときに出る差額利益なんかがそれにあたります。