建設業経理士1級財務諸表
3月11日、第1回建設業経理士検定試験の1級財務諸表を受験しました。
その際の、試験問題について、2つ疑問があります。
まず、第4問で工事進行基準による完成工事高などを計算させる問題がありました。
具体的には、請負価額750,000千円、見積総工事原価675,000千円、実際工事原価累計額は平成*6年度末が594,000千円、平成*7年度末が676,000千円です。工事進行基準を適用した場合の、平成*7年度末の完成工事高はいくらになるのでしょうか?平成*7年度末の実際工事原価累計額が既に見積総工事原価を超えているので、請負価額750,000千円(つまり、赤字工事だった)ということでよろしいのでしょうか?
もう一つ、第5問の精算表で、差額補充法により完成工事補償引当金を設定させる整理仕訳がありました。計算したところ、見積額は99千円でしたが、既積立額は100千円です。この場合、「差額補充」といいながら、▲1千円とせざるを得ません。こうしたいわば「マイナス補充」というのはあり得るのでしょうか?
各簿記学校の解答速報は一通り見ていますので、解答速報を根拠とした回答ではなく、「理論上こうだよ」という回答を期待しています。どうぞよろしくお願いいたします。