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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:認知療法とうつについて)

認知療法とうつについて

このQ&Aのポイント
  • 認知療法はうつ病の対処療法として有効ですが、自分の歪んだ考え方や捉え方を治していくものです。
  • 普段は自分に都合の良い考え方やポジティブな考え方ができる人でも、認知療法は意味があります。
  • うつ状態になる原因として、前向きな考えと現実のギャップがあることが挙げられますが、認知療法は再発の予防に役立つ可能性があります。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • maremare
  • ベストアンサー率61% (563/913)
回答No.3

一見ポジティブな考え方のようでも、現実逃避をしているに過ぎなかったり、 明るく・前向きに受け止めようと自分に無理をさせているなど、 問題の向かい合い方・受け止め方の内容をよく見極める必要があります。 心理学で言うところの「防衛機制」というものですね。 自分の想いや考えにそぐわないできごとを、例えば自分で自分に 言い訳をしてごまかしたり、他のもので無理に代用しようとするなど、 どんな人でも日々葛藤と葛藤の強引な処理の仕方(防衛)があるんですよね。 しかし、葛藤も悪いものが過剰に続けば、防衛しきれなくなって コンピュータのようにこころがフリーズします。 そういう点で、認知療法は葛藤が起こったときに自分の考えに そぐわないまま強引に処理しようとせず、自分の考え方や想いそのものを 見直しさせてくれるので、問題への向かい合い方自体も前向きになれて、 有効ではないかと思います。精神的に比較的強くて健康そうな人でも、 認知療法で言うところの「スキーマ」(物事の捉え方の枠組み)が必ずあります。 上記のとおり、一見ポジティブそうに見える「スキーマ」でも、 自分の考え方にそぐわないまま「防衛機制」を働かせているだけなら、 ネガティブなスキーマを持っている=物事をネガティブに受け止めている ことに間違いはない、という図式になってしまいますからね。 したがって、前向きになれている状態でも有効にできて、 自分への新たな「気づき」が得られるはずです。 物事を前向きに見られると、自分の現実や環境をいくらか冷静に 見られるようになります。冷静に見られるようになると、 何をどう改善すべきかがおのずと思いつくはずです。 それが認知療法の本質ですから、前向きな考えと現状改善の 「卵とニワトリどっちが先?」ではなく、認知療法で自分の 物事の受け止め方をまず見直すことをお勧めいたします。 #2の方の紹介されている本も有効なものですが、 価格も比較的安く、認知療法の入門書として気楽に読める 下記の本も参考にしていただきたいと思います。ただし、抑うつ状態のときに 独学で行うと、自分を振り返るたび落ち込みが強くなるリスクもあります。 万が一そのようなことがあれば、医師とカウンセラーによく相談して、 できたらカウンセラーのもとで行うと継続しやすくなるので、 それを念頭に置いて実行してみてください。 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%8C%E6%99%B4%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E2%80%95%E3%81%86%E3%81%A4%E3%81%A8%E4%B8%8D%E5%AE%89%E3%81%AE%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%99%82%E6%B3%95%E8%87%AA%E7%BF%92%E5%B8%B3-%E5%A4%A7%E9%87%8E-%E8%A3%95/dp/442211283X/ref=pd_sim_b?ie=UTF8&qid=1195894436&sr=1-1

trion-
質問者

お礼

とてもわかりやすい説明、ありがとうございます。 認知療法は表面上ポジティブな考え方をするだけでなく、 自分の受け止め方に気づいて直すことで 心から前向きになれるかもしれないんですね。 自分自身、どういう心の動きをしてポジティブ思考になっていたのか、 本当に心から納得してたのがわからなかったんですけど、 そういったことも気づきが得られるかもしれないんですね。 アドバイス、回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.4

認知療法は私の「うつ」には効果があり、「思考のこれまでの私の歪み」におかげでたくさん気付けました。今はおかげでハッピーです。人によって個人差はあるかとおもいますが試されたいかがですか?

trion-
質問者

お礼

そうなんですね。 私もまずはかなり落ち着いた状態になってから 評判の良い本を見て試してみたいと思います。 回答ありがとうございました。

  • 007_taro
  • ベストアンサー率29% (540/1831)
回答No.2

本を読んで、自力で認知療法実施中です。 かなり私の考えもネガティブというか、ひねくれていて、悪いことがあると 「こういう日もあると考えれば好いよ」 と言われれば、 「こういう日があるから最悪なの」 と言いたくなり、最初に認知療法を読んだ時も、なんでも合理的に考えすぎるから、私のように合理的でもないし、こういう考え方は無理、と思っていたのですが、実はこういう思考法をしていた事があった、と言う事実に気付いてから落ちるものがあり、考えも出てくるようになりました。 「前向きな考え」が破綻するのは、大概、本人の気持ち自身を無視しているからではないでしょうか。他の視点の置き所が違うために、他人事の考えを押し付けた挙句に自爆するのが多い気がします。そして、何よりその考えが合わない時には、一旦その考えは考えで、しまっておくことです。ある日その考えに納得がいくかもしれないし、あるいはその考え方ではやっぱり無理だったな、と思うこともあります。「その時」を待つのも手です。 私は、うつにありがちな、「全と無」「心のフィルター」「結論の飛躍」など、前よりは自分の不安や落ち込みを軽くしたり、立ち直り期間が短縮できるようになりました。もしこの療法が合うなら、認知療法の全部ができなくても、改善は望めると思います。 認知療法だけだとどうも、と思う場合は、行動療法も加えつつ実行されると良いと思います。人にもよりますが、認知はなんと言っても、行動による経験で良くも悪くも左右されます。 お試しあれ。 http://www.amazon.co.jp/%E3%80%88%E5%A2%97%E8%A3%9C%E6%94%B9%E8%A8%82-%E7%AC%AC2%E7%89%88%E3%80%89%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%AA%E6%B0%97%E5%88%86%E3%82%88%E3%80%81%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%89%E2%80%95%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%80%8C%E6%8A%91%E3%81%86%E3%81%A4%E3%80%8D%E5%85%8B%E6%9C%8D%E6%B3%95-%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BBD-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA/dp/4791102061/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1195894436&sr=1-1

trion-
質問者

お礼

実際に行っている方からのご意見、大変参考になります。 合うか合わないかはともかく、認知療法とはどんなもので どんな考え方があるのかを知っておくのは良さそうですね。 紹介されている本、書店で確認してみたいと思います。 回答ありがとうございました。

noname#52426
noname#52426
回答No.1

こんにちは >このように何度も再発してしまうのは根本的に何か原因があるからで、薬での対処療法以外に何かした方がいいのでは? 回答者様が「抑うつ症状」か「うつ病」のいずれかで違うと思いますが 社会不安性、強迫性、不安発作等の神経症疾患に伴う「抑うつ症状」でしたら効果が期待出来る思います。 理由は、神経症疾患には取り入れられてる治療法だからです。 その場合、カウンセリングも有効だと思います。 「うつ病」の場合は坑うつ剤の治療は対症療法では有りません。 根本治療の為の薬物療法です。 理由は、うつ病の原因は仮説の段階ですが、脳内伝達物質セロトニンの欠乏とされています。 坑うつ剤はセロトニンを脳内で増やす働きをするものです。 その治療で殆どの患者が治癒しています。 ですから、仮説でも誤ったものではないと思います。 また、その欠乏の原因は外因的要因(仕事の環境、周囲の環境、対人関係、家族関係等)によって引き起こされるようです。 ですから、再発を防ぐならば、環境を変えるしかないと思いますが。 >普段(うつ状態でない時)は自分に都合の良い考え方や ポジティブな考え方が自然にできるような人 確かに、この様な思考の持ち主はうつ病になり難いのかもしれません。 でも、こうのような人でも、厳しい周囲の環境に置かれれば、発症する可能性も有ると思いますが。 >前向きな考えが破綻しないように、現実を改善する 努力をした方がいいのでしょうか? うつ病の場合はこれが出来ないんですよ。そう心がけても、体が付いてこない→こんなはずじゃない→ギャツプに自己嫌悪→ますます、抑うつになる→最後にダウンしてまう。と言う状態じゃないのでしょうか。 >うつ病に関する薬物療法以外の療法は ○難治性うつ病、遷延性うつ病に対する「修正電気ショック療法」「気分安定薬併用療法」「オーギュメンテイション療法」 (後の2つの療法は受け売りです。苦笑)位しか思いすきませんが。 とにかく、主治医に認知療法を提案して相談される事が良いと思います。

trion-
質問者

お礼

環境の改善などが役立つのか、認知療法が有効なのかは 「うつ病」か「抑うつ症状」かでも異なるんですね。 自分がどの状態なのかをよくわかっている人に相談が 必要ということですね。 回答ありがとうございました。

trion-
質問者

補足

>その欠乏の原因は外因的要因(仕事の環境、周囲の環境、対人関係、>家族関係等)によって引き起こされるようです。 >ですから、再発を防ぐならば、環境を変えるしかないと思いますが。 質問で「現実を改善する」と書いたのは、↑のような内容で書いた つもりでした。 自分の仕事を見直す(もっと負担を感じないでこなせる仕事に変える)、 対人関係の問題を解決する、などです。 ちなみに改善しようと努力するのは、もちろんうつに陥ってない時 です。

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