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イヌのマーキングに関して
雄イヌはよく道端で、他のイヌの尿の臭いをかいでいますが、鋭い嗅覚のイヌならば、その尿からその尿をしたイヌのことがわかったりするのでしょうか?(例えば、そのイヌはオスかメスかとか……)また、自分の尿は臭いでわかったりするのでしょうか?
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- ruehas
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こんにちは。 イヌというのはおしっこの臭いから、 「相手の年齢」 「性別」 「身体の大きさ」 このようなものを判断することができるそうです。 また、マーキングは縄張りの主張ですから、当然、自分の臭いは確認できなければなりません。 イヌの嗅覚はたいへん優れており、彼らは我々人間には識別のできない微妙な臭いを嗅ぎ分けます。臭いを識別できるということは、その情報を記憶することができるということです。ですから、我々は顔や名前で他人を識別しますが、イヌは臭いで覚えるのが最も得意ということになります。 ですが、イヌにとって重要なのはそのおしっこが誰のものなのかということではなく、 「敵か味方か」 「危険か安全か」 ということです。 ですから、臭いを嗅ぐときは真剣です。 オスのマーキングといいますのは縄張りの主張でありますから、大した相手ではなければそこを縄張りにしてしまいますが、臭いを嗅いで自分よりも強いと判断したならば大人しく引き下がるというのが決まりだそうです。この判断は「臭いの高さ」が物を言い、高い所におしっこを掛けたイヌは身体の大きなイヌということになります。ですから、イヌは電信柱や壁を見付けますと、なるべく高い位置におしっこを掛けようとします。ところが、最近の飼い犬といいますのはケンカに負けて酷い目にあったという体験がありませんので、散歩コースではおしっこの引っ掛け合いになっているらしいです。 また、イヌはウンチをした後、肛門腺から一、二滴の分泌物を垂らして臭い付けをするのですが、ここにも様々な情報が含まれているのだそうです。ですから、イヌのおしっこやウンチといいますのは情報伝達として積極的に利用されており、どのイヌもちゃんとそのメッセージを受け取ることができるというわけです。
お礼
回答ありがとうございます(返信遅くなってすいません)。犬の嗅覚の鋭さは聞いたことがありましたが、そこまでの鋭さがあったとは驚きでした。今度我が家の犬の散歩に行くとき、よく観察してみようと思います。