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どれだけ煮詰めても溶けないチーズ。。。
先日、カレーを作った際に、友人が私に食べればと残して置いて帰った 「さけるチーズ」が冷蔵庫にあるのを思い出したので、 一緒に煮込んでみました。 普段、たまにチーズを一緒に煮込むと美味しいので、 それを期待していれたのですが、期待は大きく裏切られました。 チーズなのに、どれだけ煮込んでも溶けません。 怖くなりました。 縦にさけるチーズで、友人は食感が大好きで食べているんですが、 ガムみたいに、煮込んでも煮込んでもとろけず、ビローンと伸びるだけです。 私なりに考えてみたのですが、縦に裂ける繊維を作るために、 ガムのような成分が含まれているのでしょうか? その結果を友人とはなしていて、さけるチーズの内容記載をみたのですが そのような成分ははいっていません。 勿論、カレーは食欲が失せ、捨ててしまいました。 チーズって、熱を入れたらとけるものですよね? あんなに煮込んでも溶けないチーズって初めてです。。。。。 やはり何か、ガムみたいなものがはいっているのでしょうか?
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papapikoさんこんにちは 私は酪農乳業の専門紙の記者をしている者です。 結論から書きます。 繊維をつくるためにガムのようなものを添加しているわけではありません。 そういうチーズの特性なんです。 ストリングチーズというのはイタリアの熟成させないフレッシュチーズであるモッツァレラチーズを棒状に伸ばしたものです。 作り方は、牛乳に乳酸菌(スターターといいます)を入れ その後牛乳を凝固させるためのレンネット(酵素)を加えます。 牛乳が固まったら(この状態をカードといいます)適当な大きさに切り 温めてホエー(乳精、よくプレーンヨーグルトの上に透明な液体が出てくることがありますよね。あれです)を取り除きます。 残ったものを熱湯(70~80度)の中に入れて練ります。 カードを熱湯中で練ることで、熱を加えたときにガムのように伸びたり 冷えた状態では繊維状に裂けるようになるのです。 チーズって本当にいろいろな種類のものがあって 熱を加えると溶けるものばかりとは限りません。 熱を加えると柔らかくなるのはチーズに含まれている脂肪の部分が柔らかくなることから起きる現象です。 脂肪分が高いチーズほど完全にとろけます。 例えばカッテージチーズやリコッタチーズなど ほとんど脂肪分を含まないチーズは熱を加えてもとろけません。 また、パルミジャーノ・レッジャーノ(いわゆるパルメザンチーズ)やペコリーノなどの 極端に水分が少ないチーズも煮込んだ場合柔らかくはなりますが、完璧には溶けません。 他にふつうのプロセスチーズも製造過程で熱を加えているため 煮込んでも完全にはとろけないものがほとんどです。 さけるチーズって、一般的に入手できるのは 雪印のものとクラフト(森永乳業)のものだと思うのですが 雪印のものはナチュラルチーズでクラフトのものはプロセスチーズです。 ですが、チーズとしての特徴は同じです。
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- piro0331
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プロセスチーズは一度溶かして固めているので、溶けないそうです。
お礼
piro0331さん 早速のご回答ありがとうございます。 早速アドレス先をみました。知りませんでした。。。 これからは、用途に合わせて使用してみます。 勉強になりまして感謝しております。ありがとうございました。
- bumin
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ご心配なく!! 純然たるナチュラルチーズですよ 自分でも作れるフレッシュタイプのものですから、一度挑戦されてみては?
お礼
buminさん 早速のご回答ありがとうございました。 そうなんですか。もう、安心しました。 早速みました。チーズは作るのはプロにまかせてこれから 安心して色々、用途に合わせて使用したいとおもいました。♪ 勉強になりました。感謝しております。
お礼
maumauさん とっても解りやすく、ご回答頂きまして本当にありがとう ございました。 >私は酪農乳業の専門紙の記者をしている者です。 他の方も凄くわかり易かったのですが、特に妙に納得できました。 ありがたいです。 今まで私はチーズ=溶けるものだとばかり思っておりまして。。。 勉強になりました。 あえて品名を記載しませんのに、全て熟知されているのに 感激してしまいました。 これから皆さんのご回答を元に、私も色々勉強してみます。 奥が深い世界なんですね。 感激しました。ありがとうございます。