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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:塩化ナトリウムの結晶)
塩化ナトリウムの結晶についての質問
このQ&Aのポイント
- 塩化ナトリウムの結晶についての質問を3つまとめました。
- 塩化ナトリウムの結晶において、単結晶が多結晶になるのかについての研究や専門書の存在について質問しています。
- 多結晶の塩化ナトリウムにおいて、結晶粒界が物性に与える影響についての質問です。
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質問者が選んだベストアンサー
普通の「塩化ナトリウム」として販売されている試薬はたけっしょうです。 電子顕微鏡で観察してください。四面体の小さな結晶が大きな結晶の表面に付着していますので。 研究はされています。ただ、無機の多結晶の研究は主に戦前に行われていたので、入手は困難でしょう。 「多結晶」「結晶粒界」という言葉は使います。ただ、単結晶のほうが多結晶の場合とは異なる挙動を示すので研究の対象になりやすいです。 「粉末X線かいせき」法による結晶構造のどうのこうの、は多結晶の状態を調べたものですから。普通の状態が多結晶なので、「多結晶」と明記しないのです。ただ、単結晶に対して特に区別する必要があるときにだけ使う言葉ですから。 共有結合のぶしつの場合には、有機物が多いです。有機物の「多結晶」とか「単結晶」とか「結晶」とか良く問題になるのが、高分子関係です。こちらは、無機の「多結晶」とか「結晶粒界」の意味とは別の意味で使っているときがあります。この関係は、高分子の本を読んでください。非晶質に対して結晶類似の言葉を使っています。ただし、無機のような厳密な結晶では有りません。X線関係では結晶にしないと構造が測定できません。かなりの数の報告があります。こそう反応の反応解析等に使われます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど無機物の多結晶の研究は戦前に行われていたのですか。 X線回折ついての本は自分の金属の研究のため読んだことがあるのですが、粉末X線解析の項目は読んでいなかったので驚きました。 丁寧なご説明ありがとうございました。