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化学Iについてです

化学Iについてです 初歩的な質問ですが、 塩化ナトリウムは Na+とCl-がイオン結合で結びついたイオン結晶ですが なぜ塩化水素は H+とCl-のイオン結合ではなく水素原子と塩素原子が結びついた共有結合となるのでしょうか? よろしくお願いします。

みんなの回答

  • atokinnsu
  • ベストアンサー率38% (27/70)
回答No.2

共有結合かイオン結合かは原子の電気陰性度の差で判断します。2つの原子の電気陰性度の差が0.3以下なら純粋な共有結合で、2.0以上なら純粋なイオン結合です。なら0.3~2.0の間はなんなんだということになりますが、実は極性を持った共有結合となります。大学レベルの話で分かりにくかもしれませんが、ようは共有結合でありながら部分的に正の電荷と負の電荷を持つということです。共有結合ならば電子雲は2つの原子の周りを均等に覆っている楕円形の形になりますが、極性を持った共有結合では電子雲は陰性原子の方に偏ります。電子を1個ずつ出し合って結合するにもかかわらず、結合した電子対を陰性原子の近くに持っていくためそのような形になります。 では具体的な数値を用いて表すと、 ・水素分子の場合 水素原子の電気陰性度は2.2のため差は0なので共有結合となります。 ・塩化ナトリウムの場合 NaとClの電気陰性度はそれぞれ0.9と3.2でありその差は2.3となるのでイオン結合です。 ・塩化水素の場合 HとClの電気陰性度はそれぞれ2.2と3.2でありその差は1.0となるので極性を持つ共有結合となります。 ただこれも非常におおざっぱなものなので主要な物は覚えていた方が良いと思います。分かりにくい説明で申し訳ございません。

  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.1

大学レベルの話では共有結合とイオン結合は完全に区別できるものではなく、 電気陰性度の差によって、イオン性、共有性の割合が変わります。 例えば、HClはイオン性18%、NaClは80%です。 高校の化学IIでは結合の種類は2つの元素の性質によって決まります。 周期表を見て貰えば、元素は2つに分類されています。 ・非金属元素…右上の元素。Hを除いて陰性になりやすい。H、C、N、O、S、Cl等 ・金属元素…左下の元素。養成になりやすい。Na、K、Ca、Ba、Cu、Fe、Zn等 そ2つの元素の組み合わせで結合が決まります。 ・イオン結合…金属&非金属  <例>NaCl、CuO、CaF2 ・共有結合…非金属&非金属  <例>CO2、H2O、HCl ・金属結合…金属&金属    <例>Mg、Cu、Fe