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The approaching woman,,, これは文語的ではないでしょうか?
The approaching woman,,,... これは「文語的」ではないでしょうか?つまり、名詞の前で分詞修飾する、「現在の動作を描写する」用法は、口語的にはあまり使われない、と思いましたがいかがでしょうか?
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- googoo1956
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11月12日にご返事をいただいていたようですね。ご質問がたくさんあるようですので、一度には無理ですが、ひとつずつ回答しましょう。 >1.引用の都合でそうなったのかもしれませんが、それぞれの英文が単独で例示されていて、文脈がない。そのため、どのような先行説明がされているのか不明。 ○ 私が引用した英文は、一部を除いてほとんど言語学者(Michael Swanなど)の書いた文法書か、海外の辞書からのものです。先行説明がなされていない例文は、特別な前提条件はないものとしてそのまま理解するしかないのではないでしょうか。 逆に言えば、特別な条件の必要なものにしか先行説明をつけていないはずです。もっとも、真相は著者に聞くしかありませんが・・・。 ただTaken4700さんは、辞書などの例文を調べるときには、すべての例文において先行説明がなされていないと、その内容を理解したり信用したりしないことにしているのでしょうか。私には反論のための反論にしか思えないのですが・・・。 ※ 最近パソコンの調子が悪くて突然消えたりすることがありますので、質問2に移る前にいったん投稿します。
- taked4700
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googoo1956さん、返事をありがとうございます。自分でNo.5を書いてから数日チェックをしていたのですが、ご返事がなく、あきらめていたのです。それで、ここ数日、チェックをしなかったのでご返事が遅れました。 ご引用の本はどちらも自分は読んだことはありません。ただ、次のような疑問がやはり出てきます。 1.引用の都合でそうなったのかもしれませんが、それぞれの英文が単独で例示されていて、文脈がない。そのため、どのような先行説明がされているのか不明。そもそも、googoo1956さんご自身が、No.4で、「その名詞が行なっている行為の説明がすでになされていて、2度目の説明になる場合」は、前置修飾が可能と書かれています。No.6での例文が文脈関係なしに常に成立するなら、No.4でのご説明とは矛盾することになります。 2.「一時的な状態を表す分詞は修飾する名詞の後に置かれる」と考えられている理由は、分詞の前置修飾が a white dog のような場合(もともと時制がない形)と同じとみなされ、後置修飾は A boy is playing tennis. からbe動詞を除いた(つまり、もともと時制が示されている形)からできている a boy playing tennis と同じとみなされているからでしょう。しかし、現実の英文、つまり、日本人が作り出すものではなくて、アメリカ人・イギリス人が作り出す英文でも、非常に数多く一時的な状態を意味する分詞の前置修飾は見られます。それらを観察して見られることは、前置にするかどうかの判断は文脈依存だと言うことです。実例を引用します。 http://www.hypnosisdownloads.com/downloads/hypnotherapy/crying-baby.html からです。 ア:The continual wail of a crying baby can feel like it's driving you insane. Worry, anxiety and anger all merge to make you feel at the end of your tether. イ:When you are more comfortable with your baby crying your baby may well stop crying sooner when it picks up on your increased calmness. ウ:When you are calmer with your baby crying you will be able to make clearer and better decisions about what to do - which is good for you and baby. アの例文は、いわゆる先行説明はない状態で書かれています。引用のページの先頭にある文章で、Coping with a crying baby というタイトルが示されています。これを、「泣くことが恒常的な性格の赤ちゃん」、「いつも泣いている赤ちゃん」 と捕らえることはむりがあります。自然な解釈は、「すでに泣いている赤ちゃん」とか「泣いていると言う状態を強調した表現」になると思います。 イ、ウの表現は、「赤ちゃんが泣いても」とか、「赤ちゃんが泣いたとき」のような訳がもっともよく当てはまります。つまり、「分詞で表される動作をすると」のような意味が表現されているわけです。 3.Look at those dancing girls.が「踊り子」の意味しかないのなら、「あの踊っている少女たちを見ろ」は、Look at those girls dancing. となると言うことでしょうか。もしそうなら「あの少女たちが踊っているのを見ろ」との意味の差はどこにあるのでしょうか。そもそも、「踊り子」と言う意味は a dance girl と言う表現が適しているのではないでしょうか。 4.>例として出された「shining star」も「twinkling waves」もそれぞれの分詞が名詞の「恒常的特徴」を表していると考えられますので(たぶん)問題ないでしょう。 と書かれていますが、星の場合はともかく、波の場合はとても「恒常的特徴」とは言えないのではないでしょうか。なぜなら、晴天以外の場合は、きらめくという状態は観察できません。また、晴天である場合でも、遠くにある波以外の波、つまり近くに見える波はきらめくことはありません。 5.そもそも、前置修飾の場合について、No.6で次にようにgoogoo1956さんご自身がお書きになっていて、それ自体が、taked4700 のNo.1での説明と同じことを述べられている。また、後置修飾の場合も同じことをお書きになっています。 googoo1956さんのNo.6でのご発言: >例文(9): Those injured people were carried to the nearest hospital. > 例文(10): People injured should be carried to the nearest hospital. > (9)が「すでに事故に遭っってしまったことが確認されている患者(を表す表現)」、(10)が「まだ特定されていない一般的な患者(という表現)」であるというイメージを持っていただけると良いのですが・・・。 take4700 のNo.1での発言: >Take care of the crying baby. なら、すでにもう泣いている赤ちゃんを指しますし、 >Take care of the baby crying. なら、その赤ちゃんが泣くようなことがあったらという含みがあります。 「すでに事故に遭っってしまったことが確認されている患者」と「すでにもう泣いている赤ちゃん」は、まったく同じことです。 なお、後置修飾についても、googoo1956さんが書かれていることは、taked4700 がNo.1に書いたことと同じです。googoo1956さんの「まだ特定されていない一般的な患者」と言う説明は、「一般的な患者」と言うことですから、「恒常性」を持ち、「恒常性」あるという意味では injured people と同じです。つまり、people injured とinjured people との差は、「まだ特定されていない」の意味があるかどうかです。そして、これは、taked4700の「Take care of the baby crying. なら、その赤ちゃんが泣くようなことがあったらという含みがあります」と同じ意味なのですから。 そして、これらの説明は、決して「一時的な状態を表す分詞は修飾する名詞の後に置かれる」ということではありません。 6.>例文(11):The drug came under strong attack from 【concerned professional observers】.(from LOCDE) >例文(12):【Some of the farmers concerned】 suffer particularly from the low prices.(from LOCDE) についても、前者が「心配・危惧している」、後者が「関係している」の意味でしょうが、これがなぜ、このような位置の違いを生み出しているか、お分かりでしょうか。taked4700 は、その理由を説明できます。 できればお返事をいただけるといいと思います。
- googoo1956
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>ところで、googoo1956さんは1956年うまれなのですか。自分は、1954年うまれです。もしそうなら、同じような学校教育を受けてきた世代ですね。あの頃は、英語学と言う教科自体、設けている学校は少なく、英文法は単に暗記の対象でした。あの頃から比較すると、現在は、ずいぶん進歩したと言う感じがありますが、どう思われますか。 ご推察の通りです。30年くらい前の環境から比べると、英語、特に生の英語に触れる機会がはるかに増えている現在の学生がうらやましいと思います。 英文法の面でも、その気になれば圧倒されるような情報量を得ることができます。ただし、日本の文法書、特に学生向けのものは、その使用目的や価格面の問題により、その記載内容に限りがあることが難点ですね。 この分詞の位置についても中途半端な解説のために誤解している日本人が多いことは残念な点です。 日本人は「単独」であれば名詞の前に、「長い語句」であれば名詞の後に置くという単純化された知識が強調されすぎているのではないでしょうか。 実際に分詞が置かれる位置は、それほど単純なものではありません。その中で認識を新たにしてほしいことは、「一時的な状態を表す分詞は修飾する名詞の後に置かれる」ということです。たとえ一語であっても、関係代名詞と同じ働きを持ち、同じような用いられ方をします。 Michael Swanは、その著書「Practical English Usage」の中で下記の例文(1)と例文(3)を明確に否定しています。 例文(1):I watched the match because I knew some of the playing people.(×) 例文(2):I watched the match because I knew some of the people playing.(○) 例文(3):The questioned peopel gave very different opinions.(×) 例文(4):The people questioned gave very different opinions.(○) 広島大学名誉教授の安東貞雄は「現代英文講義」の中で例文(5)の英文を勧めています。 例文(5):The people singing were students.(○) 例文(6):The singing people were students.(×) ただし、下記の例文を(ア)の意味で用いる場合には「恒常的特徴」を持っていますので、名詞の前においても構いません。 例文(7):A barking dog seldom bites. (ア)吠える犬・・・(○) (イ)吠えている犬・・・(×) 例文(8):Look at those dancing girls. (ア)踊り子・・・(○) (イ)踊っている少女たち・・・(×) 例として出された「shining star」も「twinkling waves」もそれぞれの分詞が名詞の「恒常的特徴」を表していると考えられますので(たぶん)問題ないでしょう。 また、1回目か2回目かで置かれる位置が異なることも日本人には軽視されがちなことです。 次の2つの英文をどうお考えになりますか。 例文(9): Those injured people were carried to the nearest hospital. 例文(10): People injured should be carried to the nearest hospital. (9)が「すでに事故に遭っってしまったことが確認されている患者(を表す表現)」、(10)が「まだ特定されていない一般的な患者(という表現)」であるというイメージを持っていただけると良いのですが・・・。 さらに、同じ単語でも、意味によって置かれる位置が異なる場合もあります。 例文(11):The drug came under strong attack from 【concerned professional observers】.(from LOCDE) 例文(12):【Some of the farmers concerned】 suffer particularly from the low prices.(from LOCDE) 分詞はその置かれる位置についてだけでも、大変奥が深いものだと再認識しますね。お互いに研鑚を重ねるしかないようです。
補足
googoo1956 さん、あなたの回答の真価について見落としていました。すごく説得力のある回答でした。 最後の二つの例文、11と12に関してですが、私はこう思いました。 例12で concerned が後置なのは、意味が「関係する」、例11で前置なのは意味が「心配した」だからなのでしょうか?
- taked4700
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No.5のgoogoo1956さんに反論です。 >現在分詞でも過去分詞でも、名詞の前に置かれている場合には、その名詞の「恒常的特徴」を表していると考えるのが原則です。 これは、かなり誤解を招く表現だと思います。なぜなら、 >ただし、「現在分詞+名詞」の形で「今~している」という意味を持つ場合があります。それは、その名詞が行なっている行為の説明がすでになされていて、2度目の説明になる場合です。 と言われているとおり、「その名詞が行なっている行為の説明がすでになされていて、2度目の説明になる場合です」と言われていますが、この「2度目」と言うのが明確ではありません。 例文に挙げられている >A group of young women came into the room, chatting merrily. Tom moved out of the path of the approaching women. では、came into のことをapproaching の先行説明つまり「行為の説明がすでになされて」いることの例としてあげられているのだと思いますが、こういった先行説明がされる以外にも、一時的な属性をあらわす分詞が名詞に前置する場合はよく起こります。 どういう場合かと言うと、話者とその相手が、現実に見て分かる場合(つまり、互いにそれを見ることが出来る場合)、および、互いにその名詞の存在が事前にわかっている場合です。 その典型的な例は、「あの踊っている少年たちを見ろ。」のような文章です。 Look at the dancing boys. が普通であり、Look at the boys dancing. では冗長な感じというか、焦点があっていないが否めません。 よく前置の形で見かけるのは、shining stars とか、twinkling wawes などです。 この問題は、どちらかと言うと、後置にしか出来ない分詞や形容詞を限定していく方が、理解しやすいはずです。 ところで、googoo1956さんは1956年うまれなのですか。自分は、1954年うまれです。もしそうなら、同じような学校教育を受けてきた世代ですね。あの頃は、英語学と言う教科自体、設けている学校は少なく、英文法は単に暗記の対象でした。あの頃から比較すると、現在は、ずいぶん進歩したと言う感じがありますが、どう思われますか。
- googoo1956
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>The approaching woman,,,... >これは「文語的」ではないでしょうか?つまり、名詞の前で分詞修飾する、「現在の動作を描写する」用法は、口語的にはあまり使われない、と思いましたがいかがでしょうか? 「分詞+名詞」の語順を含む英文が正しいものであるかどうかは状況次第でしょう。単純に「O.Kです。」と答えられる性質のものではないように思います。 【原則】 まず、現在分詞でも過去分詞でも、名詞の前に置かれている場合には、その名詞の「恒常的特徴」を表していると考えるのが原則です。 例(1): Looka at that working man. (あの労働者)→○ (あの今働いている人)→× 例(2): That barking dog is Tom's. (そのよく吠える犬)→○ (今吠えている犬)→× 分詞を名詞の後ろにおけば「今~している」意味を出すことができます。 例(3): Look at that man working (in the factory).→○ 例(4): The dog barking ( furiously) is Tom's.→○ 同じような例を挙げておきます。 例(5): The people singing were students.→○ The singing people were students.→× 例(6): The people questioned gave different opinions.→○ The questioned people gave different opinions.→× 【例外】 ただし、「現在分詞+名詞」の形で「今~している」という意味を持つ場合があります。それは、その名詞が行なっている行為の説明がすでになされていて、2度目の説明になる場合です。 例(7): A group of young women came into the room, chatting merrily. Tom moved out of the path of the approaching women. 【結論】 1.「現在分詞+名詞」は「恒常的特徴」を表す場合のみ用いられる。 2.「進行中」の意味を表す場合は「名詞+現在分詞」にする。 3.既出の内容を示す場合は「分詞+名詞」でも「進行中」の意味を持つ。
- taked4700
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approachの場合、主語が空間を動くという場合は、他動詞表現を使います。 approach + 具体的な場所 であり、to を入れることはしません。 The figure is approaching to the maxim. 「数値は最大値に近づきつつある。」のような場合は、toが必要です。
- Parismadam
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こんにちは。10/15の仏語のご質問以来ですね。 ご質問: <名詞の前で分詞修飾する、「現在の動作を描写する」用法は、口語的にはあまり使われない> えっ?そんなことありませんよ。何かにそう書いてありましたか? 1.ご質問のapproachingは現在分詞として名詞womanを形容しています。 2.現在分詞は、一般に自動詞の場合「進行」を表し、他動詞の場合「能動」を表します。 例: (1)playing children「(今)遊んでいる子供」 playは「遊ぶ」という自動詞で、ここでは「進行」の意味になります。 (2)boring game「退屈させるような→退屈なゲーム」(他動詞) boreは「退屈させる」という他動詞で、ここでは「能動」の意味になります。 3.approachは自動詞「~が近づく」と、他動詞「~に近づく」両方の用法があります。 4.他動詞は目的語をとりますから、womanが目的語でなくapproachの主語になるのであれば、ご質問の英文は「自動詞」と推察されます。 ご質問文は、文法上「近寄ってくる女性」の訳と判断されますから、自動詞になります。 5.自動詞の現在分詞は、上記でご説明した通り「進行」のニュアンスになります。 これは他の自動詞の用法と同じです。 例: the coming year 「やってきている年」→「来る年」→「来年」 the swimming woman 「その泳いでいる女性」 6.なお、現在分詞を修飾する副詞がある場合は、現在分詞は名詞の後に後置されるのが一般です。 例: the approaching woman to me(X) →the woman approaching to me(O) 「私に近づいてくる女性」 to meは「方向」を表す副詞句になるので、現在分詞に接続させるために、現在分詞を名詞の後に置きます。 the swimming in the river woman(X) →the woman swimming in the river(O) 「川で泳いでいる女性」 in the riverは「場所」を表す副詞句になるので、現在分詞に接続させるために、現在分詞を名詞の後に置きます。 7.なお、これらの現在分詞の前置用法は、口語でも一般に使われています。 以上ご参考までに。
- taked4700
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名詞の前で分詞修飾する、「現在の動作を描写する」用法自体は、口語でも文語でも同様によく使われます。 「あの踊っている子供たちを見ろ。」 なら Look at those dancing children. がふつうです。 ただ、The approaching woman の言い方は、あまり使われないでしょう。なぜなら、approach と言う語自体が、その近づく対象を普通は必要としていて、The woman approaching the gate is my sister. のように使うからです。 Take care of the crying baby. なら、すでにもう泣いている赤ちゃんを指しますし、 Take care of the baby crying. なら、その赤ちゃんが泣くようなことがあったらという含みがあります。
お礼
この文法事項にかんして taked さんの論点は信頼が置けると思いました。ネットにはいろいろ間違いとちゃうの、と思える記述があふれているなかで、taked さんはなかなかいい線いっていると思います。 みなさまありがとう。(これはとうぶん締め切らないでおきます。大事な問題だと思いますので。)