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糖鎖に対する抗体
これまでタンパクを扱うことが多かったのですが、最近、研究のテーマが糖鎖にかかわってくる機会が増えてきました。 仕事をしながら素朴な疑問を感じたのですが、糖研究の分野では糖鎖(多糖類)に対して抗体を作り、それを用いて様々な試験を組むというのは一般的な手法ではないのでしょうか。 論文で見かけはしますので「使わない」というわけではないのでしょうが、タンパクの試験に比べると常套手段までにはなっていないような印象をもちました。 認識(分布同定)、精製、定量、機能ブロック等々の試験を抗体を手に入れては組んでおりましたので特にそのように感じるのかもしれませんが、どうも抗体を道具に使った仕事は少ないように思えます。 たとえば多糖では抗体を作るのが非常に困難であるとか、何らかの背景があるのでしょうか?
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