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ワインの保存方法について
ワインの保存方法についてお教え下さい。 ワインが好きで良く飲みますが、なかなか一本飲みきれない時に、 「バキュバン」(瓶の中のエアーを抜くグッズ)を使用しています。 これだと大体1週間は保つから、と多くの方にアドバイスされたので ずっとそのようにしてきましたが、最近ネットで何気なく保存方法に ついて調べていたら、エアーを抜くタイプの物はかえってワインの 状態を悪くするとの記述を見つけました。 オーストラリアの著名なワイン・ライターのジェラミー・オリバーと言う 方の記述ですが、おおよそは下記の通りです。 ワイン内の酸素を取り除く方法は通常2/3くらいの空気しか抜くことが 出来ず、1/3の酸素は残ってしまう。ワインを酸素から守るために ワインメーカーがわざわざ入れた亜硫酸ガスも多く抜いてしまうため、 ワインの悪化が進んでしまう。また、ポンプの使用でワイン内の 二酸化炭素も多く取り除かれてしまう。二酸化炭素は、アンウデッド (樽熟していない)赤ワインや白ワインの質感や舌触りに大いに 貢献している。 との記述です。 今まで、酸化を防ぐためもっとも良い方法だと思っていたんですが、 実際の所はどうなんでしょうか。 ちょっと悩んでいます。 どなたか詳しい方がおられたらお教え下さい。 また、この保存方法は赤ワインにも白ワインにも同じ事がいえるのでしょうか。
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おっしゃるとおり「バキュバン」はワイン自体の味が変わると思います。 「バキュバン」はワインボトルの液面からボトルの口までの空気を抜く(減圧)ことにより、ワインの酸化を防ぐ道具です。 しかし、実際に使ってみると、ワイン液中に溶け込んでいる酸素や二酸化炭素なども減圧により気化し、時間の経過とともに大切なワインから抜気してしまい困ったことになります。 特に、二酸化炭素が抜気されると酸味やピリピリ感が減り、一瞬おいしく感じるのでレストランのハウスワインには向いているかもしれません。 しかし、よーく味わってみると、深みのない間の抜けた感じの味わいになっている事に気づきます。 その傾向は、ワインの残りが少なくなるほど顕著に現れます。 ワインが残り1/4程度の時に「バキュバン」でしっかりエアを抜いたものと、エアを抜かずにそのまま保存したものを24時間後に比較すると、誰でも味の変化が分かると思います。 「バキュバン」が活躍するのはワインが残りが1/2以上ある時だと思います。 「バキュバン」の目的はワインの抜栓後の長期保存ですから、それでも良いのかもしれませんが、、、 結局、ワインは抜栓したら三日程度で飲まなければいけないということですね。 No.1様が書かれている窒素充鎮が一番良い方法だと思います。 必要な物は、窒素ボンベとレギュレータ&チューブだけですが、レギュレータ(ガス減圧器)の単独販売は行われていなく、初期コストが少し値段が張るのが苦しいところです。 ヴィンテージキーパー http://www.wineac.co.jp/shopping/saver/k_system1.html
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- esezou
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tamatintamatinさん、こんにちは。 いろいろ試した結果、次の方法をお勧めします。 レギュラー瓶を半分飲んで半分保存する前提です、綺麗に洗ったハーフボトルを用意します。 飲もうとするレギュラーボトルのコルクを傷つけないよう慎重に開け、 すぐ泡を立てない様空気を入れない様いっぱいまで半量ハーフボトルに移し、 元のコルクを反対向きに入れ栓をし、冷蔵庫に入れ保管します。 2週間以上大丈夫ですが、冷蔵庫で冷えてますので飲む時室温に戻します。劣化はある程度承知で飲みます。 バキュバンや窒素置換も試した結果です。白も同様ですがスパークリング類には適用できません。
- reki4649
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五大シャトーやDRCの高級ワイン飲んでいるのでなければそんなに気にする必要はありません。 ワインによっては次の日に飲んだ方が自分の好みの味になっているものも有って面白いですよ。 そういった味の変化も含めてワインを楽しめばいいのです。 その中で自分のスタイルが確立されます。 本に書いてあることがすべてではありません、自分が美味しければそれが正解です。 ちなみに市販されている保存用器具は空気を抜くものの他に窒素などを充填させて酸化を防ぐボンベと専用栓があります。