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ピクロトキシンの作用ついて

色々な教科書を見てみましたが、ピクロトキシンの作用は脊髄においてシナプス前抑制におけるGABAの作用を抑えると書いてあるにも関わらず、薬理作用としては上位中枢を抑制し痙攣を誘発すると書いてあります。 薬理作用が上位中枢におけるものなのに、作用・機序に脊髄への作用を記述する意図は何なのでしょうか? いつも気になって仕方がありません。

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回答No.2

補足ありがとうございました。 上位中枢とある所に、引っかかって居られるのですね。 ピクロトキシン作用部位の一つGABA受容体は、 脳内シナプスに存在していて、特に大脳辺縁系に 多くありますよね。 その部位に対する作用は上位中枢ですね。 それと脊髄にも作用するで良いと思いますが?

ukaruzokk
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そう言われるとすっきりしました。 もう一度復習してみます。

その他の回答 (1)

回答No.1

何をご専門に勉強して居られる学生さんでしょうか? ピクロトキシンは貴方が書いて居られるように、 「抑制性の神経伝達物質であるγ-アミノ酪酸(GABA)の受容体であるGABA受容体(A型)を遮断することにより興奮性神経を抑制支配から解き放ち、興奮性神経からの指令を異常に増強する。ピクロトキシンを大量に投与すると間代性痙攣を引き起こし、長時間作用させると脊髄にも作用し強直性痙攣を引き起こす。」Wikipediaより と有りますから、中枢神経系(大脳、中脳、延髄、脊髄)の 抑制系に働き、中枢神経興奮作用を持ちますので、 >薬理作用が上位中枢におけるものなのに、作用・機序に脊髄への作用を記述する ことは、全く矛盾しませんが、更に詳しくおっしゃるとどういった点で疑問を感じられるのでしょうか?

ukaruzokk
質問者

補足

回答ありがとうございます。 医療系の学生です。 自分は上位中枢は大脳皮質などの指令を出す部分を上位中枢だと思っており、脊髄は(中枢神経ではありますが)上位中枢と効果器を結ぶ中間点的な存在だと思っていました。 脊髄が上位中枢であると考える納得はいきますが、先ほど調べると脊髄は下位中枢とありました。