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三相誘導電動機のかご形回転子の構造について(2)
標記についてなのですが 小形の場合、円形の鉄心が直接軸の周囲に積み重ねされる。というのは図画あるのでイメージが出来ました。 中形、大形になると、この鉄心を軸につけた「スパイダ」の上に積み重ね・・・・とあるのですが、この「スパイダ」とはどういうものでしょうか。 また、大形の鉄心は、固定子鉄心と同じように扇形のものが用いられる・・・とあるのですが、この扇形のものとはどういうものでしょうか。 さらに、かご形の場合、スロットに銅やアルミの導体を絶縁しないで押し込むということですが、なぜ絶縁しないのでしょうか。絶縁する必要がないということでしょうか。理論的といいますか、構造的と言いますが、理由を教えてください。
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回答No.1
スパイダは回転機関係の教科書に説明が有るかと思います。 大雑把には、分割した回転子鉄心を固定するために、軸に歯の長い歯車(スプロケットの方が良いかな)のようなものをかぶせます。これがスパイダ。 ここに、円環状の鉄心(電磁鋼板をうち抜いたもの)を積み重ねるのですが、大型の回転子では製作上、円環を周方向で分割するほうが作りやすい(し板材の無駄が少ない)ので、鉄心を分割して作ります(結果、それぞれの鉄芯がアーチ型の部材になる)。 かご型導体の絶縁。かご型導体では、誘導電圧と導体の抵抗による電圧降下(IR)が相殺するので、導体上はほぼ等電位になり、対地絶縁が不要、と言う状況かと思います。誘導電圧も軸方向に発生しますし、鉄芯も軸方向に絶縁を解して積層されていてて軸方向の抵抗が十分高い、というのもあるかと思います。
お礼
ありがとうございました。