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未来の仮定法で
If Bill should call me, tell him he can come at any time. のような should を使う仮定法がありますが、このとき、助動詞は should と would だけしかないのでしょうか? どうして might や could は使えないのでしょうか?
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#1 です。 たしかに、文法書や、辞書ではお探しの例文を見ることは皆無に等しいかもしれませんね。 この、問題は助動詞をひとくくりにして考えると難しくなります。 原形の will, shall, may, can, must を元にして考えてみましょう。 最近、「英語は2時制だ」と、よく言われます。私自身も、その方が分かりやすく、そういう風に理解しています。「未来時制」は、「現在時制」で考えた方が分かりやすいと思います。 ところが、昔は、3時制で習ったものです。 今でも、辞書は、will, shall を調べると「未来」という言葉が飛び交っています。 おそらく、中学の学習初期段階でも、「未来」で説明されていると思います。ところが、同じ現在形のはずの may, can, must に関して「未来時制だ」とは聞いたこともありません。現在時点においての「許可」、「推量」、「可能性」、「義務」などと判断され、未来のことを述べていないとされているのでしょう。 will, shall は、他の助動詞とどう異なるのでしょう? will, shall は、基本的に「未来」「意志」という言葉で説明される場面が多いと思います。will は、「主語の意志」、shall は、「話者の意志」です。また、shall は、「義務」も、語法説明のキーワードになります。もともと、shall は、「支払い義務」(動詞)だそうです。 これらが、それぞれの助動詞の大きな区分だと思います。 will, would は、前述通り、「(たとえ未来のことでも)現在、その意志を持っているなら」の意味であれば、条件節の if 節で現在と見なされます。if 節内での強い主張(固執)では、最近はまれだそうです。 通常の動詞と同じ様に考えれば、will が直説法現在、would が仮定法過去に考えられます。 ================================ may, can, could, might に関してもwill と同様に直説法現在、仮定法過去に考えればいいわけです。 ================================ 『単純未来は、条件節 if 節と共起しません。』よく、辞書などで見かける表記ですが、google で調べると、これは単純未来ではと思う文は多くあります。細かい検索は難しいですね。どれくらい使われているのでしょうね。native かどうかも分かりづらいですが……。 『単純未来は……。』たぶん、このルールはくずれつつあるかもしれません。 If it would rain tomorrow, he wouldn't come. 空に意志があると考えるしかありません。 If he will fail on the exam, .... 失敗するつもりではないと思うのですが……。 ということは、shall, should, will, would の一部, may, might, can, could が、これまで文法で認められていたのですが、「単純未来」を含め、全ての形が、現在使用されていることになります。 以下は、今回、試してみた google での検索方法です。 "if I could, I" "if I might, I" "if it would rain tomorrow" "if she could do it, she" などです。他の主語や、助動詞で当ってみて下さい。", I" を入れたのは、条件節としての if 節を取り出すためです。そうでないと、名詞節の if 節が、いっしょに引っ張り出されるからです。これでも完全ではありませんが……。 また、最後のように、よく使うだろうなと予想できるフレーズでも試して下さい。 以上、ご参考まで。 最後に、CoBuild の Concordance and Collocations Sampler のサイトを紹介しておきます。無料のはずです。全部英文ですが、最後の方に、使い方説明があります。一応、英米の報道、出版、演説などの原稿からサンプルが検索できます。
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- yoohoo_7
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#2です。 >参考書を見ると、未来の仮定法は should か were to と書いてあります。それ以外のものはないかのようです。どうしてこういう書き方をするのでしょうか? 御指摘の参考書を見たことがないので理由は不明ですが、(a)その項では、should または were to で表される意味だけを前提として述べており、mightやcouldで表される意味は検討の対象としていないから、(b)未来の仮定法は should か were toで表すことが可能だと言っているだけでありそれ以外の言い方で表すことは不可能だと言っているわけではないが、不可能だと言っているようにも読めるような書き方をしているから、などが考えられますが、その参考書がないので確実なことは申し上げかねます。一度、(a)、(b)のような可能性がないかどうか御検討いただければと思います。
- yoohoo_7
- ベストアンサー率55% (255/460)
>どうして might や could は使えないのでしょうか? might や could を用いるのは文法的には何ら問題のない正しい言い方であり、次のような意味になります。 (1)If Bill might call me, tell him he can come at any time.(もしビルがぼくに電話してくるかもしれないのなら、いつでも来ていいよと言ってね。) (2)If Bill could call me, tell him he can come at any time.(もしビルがぼくに電話してくることができるのなら、いつでも来ていいよと言ってね。) しかし、既にお気づきと思いますが、このような意味の文を言う場面は普段の日常の生活では滅多に起きません。そのため、(1)、(2)の文を用いることは滅多にありません。 しかし、ただそれだけのことであり、(1)や(2)が文法的に誤りだということではありません。
お礼
回答、ありがとうございました。 参考書を見ると、未来の仮定法は should か were to と書いてあります。それ以外のものはないかのようです。どうしてこういう書き方をするのでしょうか?
- ydna
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if (もし~なら)節が条件節 (副詞節)の場合ですよね。 might は,「許可、可能性」、could は、「能力、可能性」で使えたと思います。 If I might, I would stay here. If I could, I would tell you on these words. なんてね。 仮定法過去で、非現実的だから、この回答、どこまで信じればいいんでしょうね? 以下、おまけです。 should に関しては、ご質問の中の「万一のshould」が有名ですが……。 こんなのもあります。 If I shouldn't tell you more, just stop me. would が最もややこしく、主語の現在の意志、 If you would let me stay here longer, could I? 強い主張(would に強勢あり)、しかなかったと思います。 If you w?uld make me get out of here, I must leave here sooner. 通例、単純未来と呼ばれるような場合は使えないと思います。if 節内で、未来を表す副詞とも共起しにくいと思います。----- 例があれば幸いです。(will, shall の交換が増えて、くずれつつある?)------- もし、可能なら、それは、原形の will, shall が、副詞節内で未来を表して使えることに繋がります。例えば、原形 will は、would の元ですから、現在の意志、推量、主張の意味で、if の後に共起できます。つまり、直説法現在です。 If you will ask me any questions, I will try to answer. (現在の意志/主張) if 節が、名詞節の場合、(not sure の後ろや、ask, know の目的語など)は、上記説明はあてはまりません。 以上、おまけ付きでした。分かりやすくするために条件節はなるべく短い例にしました。 If I could, I would fly to you. といっても,仮定法過去ですから……。
お礼
回答、ありがとうございました。正直言うと、「英語は2時制だ」というのはよくわかりません。そういう考えもあるのですね。まだ、この問いは考えていきたいと思います。いろいろと教えていただき、ありがとうございました。