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竹刀の稽古は真剣勝負に役立ったのか

 竹刀という練習用具の出現は、日本の剣術の技能レベルの向上に役立ったのでしょうか。(真剣勝負(殺し合い)の技能が上がったかどうかの観点でお願いします)

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  • cse_ri2
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回答No.11

No.10の続きです。少々しつこいかもしれませんが、元の質問内容からずれたようですので。 防御をせず、一撃必殺を狙うという意味では、薩摩の示現流がその最たる流派でしょう。  ・一の太刀を疑わず、二の太刀は負け  ・刀は敵を破るものにして、自己の防具に非ず と兵法心得にありますから、まさに一撃必殺を狙った剣術です。 また示現流には受け技がいっさいなく、攻撃のみだったという話も聞いたことがあります。(示現流から分かれた、薬丸自顕流だったかもしれませんが) 示現流の面白いところは、竹刀剣術にはいっさい手を出さなかったことです。 そのため、竹刀での試合による実力がどうなのか今ひとつはっきりしませんが、幕末の戊辰戦争、さらには明治の西南戦争で大いに威力を発揮しましたので、実力は疑えないかと思います。 個人的には最強の流派の一つだと思っていますが、竹刀を使わず、ひたすら木刀での打ち込みだけで鍛え上げた示現流が最強となると、真剣での勝負が目的とすれば、実は竹刀での稽古は不要なのかもしれません。

noname#49020
質問者

お礼

示現流は(小説で知ったことですが)、打ち込みの稽古だけだったようですね。お互いに向かい合って練習するということはなかったんでしょうか。  私は腕力が強くないと実戦には役立たないと思っています。宮本武蔵やその他の剣豪は途方もなく腕力が強かったのではないでしょうか。  もしボブサップが腕力を利して、重たく長い刀で斬り込んできたら、防ぐのが困難です(笑)。ありがとうございました。

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その他の回答 (12)

  • eito_waka
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回答No.2

真剣や木刀での練習の場合は相手を傷つけないように寸止めをしなければいけません。 そのため相手に深く切り込まない癖が付くといわれていて、いざ真剣で勝負という際に踏み込みが甘くなるといわれています。 逆に竹刀ではケガをさせる心配が無いため普段の練習から相手を強く叩く事が出来、 実戦でもその習慣から相手に切り込むようになるといわれています。 だいたい竹刀は戦国時代に[剣聖]といわれた上泉信綱が考案したと言われています。 切り合いをする時代に剣術家が考案して普及したという事実そのものが 真剣勝負(殺し合い)の技能向上に役立ったという証拠ではないでしょうか。

noname#49020
質問者

お礼

>竹刀は戦国時代に[剣聖]といわれた上泉信綱が考案したと ・・・そうなんですか、知りませんでした。もっと後の時代と思っていました。ありがとうございました。

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  • myeyesonly
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回答No.1

こんにちは。 yes か no か、というなら間違えなく役立ってます。 技や刀の動かし方、体さばきの研究には、実際に打つ事が出来るメリットは大きいです。 素面素小手でやっても、突きでなければ相手が死亡する事はまずありません。 それまでの木刀での打ち合いよりはるかに安全です。 ただ、実際の刀と少し形状が違う事、重さが違う事など、全く刀と同一に扱う事はできないので、そういう知識と刀での経験が必要であったのは確かです。 竹刀で打ち合う事が目的となった現在の剣道は本物刀での勝負にはあまり役立ちませんが、つかえる部分もないわけではありません。

noname#49020
質問者

お礼

>実際に打つ事が出来るメリットは大きいです。 ・・・ここが大きいんでしょうねえ。ありがとうございました。

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