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関係代名詞 that と which の使い方・違い

The café which sells the best coffee in town has recently been closed. この文で that を使っていないのは、ただ単にこの文がよりフォーマルだ、とする意見と、いや、that をそこで使うのが正解で、which は文法的でない、とする意見があると思います。 実際はどちらの意見が正しいのでしょうか?

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  • Parismadam
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回答No.2

こんにちは。英語の質問でも回答していますので、そちらもご参照下さい。 ご質問1: <この文で that を使っていないのは、ただ単にこの文がよりフォーマルだ> フォーマルというより「口語的」と言ったほうがいいかもしれません。 ご質問2: <that をそこで使うのが正解で> thatでもwhichでも文法上はどちらでも正解です。 ご質問3: <which は文法的でない> え?どこかにそう書かれていたのですか?そんなことはありませんよ。whichも文法的に正しい用法です。 ご質問4: <実際はどちらの意見が正しいのでしょうか?> ご質問にある「意見」は正しい見解とは思えません。英文法にあまり詳しくない方の主張だと思われます。 関係詞whichとthatの違いは以下の通りです。 1.which: (1)関係詞としては、関係代名詞、関係形容詞の働きがあります。 (2)関係代名詞の用法は、先行詞が主語、目的語、補語となる用法があります。 (3)関係形容詞の用法は、すぐ後に名詞を従えて形容詞のような働きをします。which+名詞で、主格、目的格の働きをします。 (4)制限用法と非制限用法があります。 A.制限用法: 1)関係詞節で特定の先行詞を限定する用法です。限定用法とも呼ばれます。 2)後ろから訳し上げます。 B.非制限用法: 1)付加的、挿入的に説明したり、修飾する用法です。 2)前から訳し下げます。 3)関係詞の前にコンマが置かれます。 (5)ちなみに、ご質問文を制限用法と非制限用法で表すと、以下のような違いが生じます。 A.制限用法: The cafe which sells the best coffee in town has recently been closed. 「町で一番美味しいコーヒーを売っている喫茶店は、最近閉業した」 B.非制限用法: The cafe, which sells the best coffee in town, has recently been closed. 「その喫茶店は、町で一番美味しいコーヒーを売っているのだが、最近閉業した」 Aは喫茶店の特徴を制限用法のwhichで特定しており、Bは、コンマを使って挿入的に、喫茶店の特徴を付加的に説明しています。 (6)ご質問の例文は、コンマのない制限用法ですから、閉業した喫茶店がどんな店かを限定的に特徴づけているのです。非制限用法だと、軽く付け加えた、という感じになります。 2.that: (1)関係詞としては、関係代名詞の働きのみで、関係形容詞の用法はありません。 (2)関係代名詞の用法は、先行詞が主語、目的語、補語となる用法があります。 (3)制限用法のみで非制限用法はありません。 (4)制限用法のwhichに比べ、thatは制限用法と非制限用法をミックスしたような軽い制限で、説明的に付加しているともとれます。ご質問文をthatにすると 例: The cafe that sells the best coffee in town has recently been closed. 「その喫茶店、町で一番美味しいコーヒーを売っているその喫茶店だけど、最近閉業した」 といった訳で、喫茶店の説明も付加しながら特定の喫茶店に限定しているようなニュアンスになります。 (5)先行詞が、only、very、最上級などで限定されている場合は、関係詞はwhichやwhoではなくthatを用います。 例: He is the only man that can speak English. 「彼は英語を話す、唯一の人だ」 He is the bravest man that ever lived. 「彼は今までにない勇敢な人だ」 最後に結論を言えば、 1.whichを制限用法で使う場合(コンマがない)は、意識的に限定のニュアンスを出したい時に使います。 2.thatはより口語的で、限定の度合いは薄れ、話の流れで先行詞の特徴を説明的に付加したように聞こえることもあります。(但しonlyなどの特別用法は例外) 以上ご参考までに。

その他の回答 (1)

  • martial
  • ベストアンサー率37% (55/145)
回答No.1

whichは文法的、形式的で、thatはいわゆる口語的扱い(何でもok語)です。 英語の勉強など、試験や入試などではwhichで書いたほうが無難ですね。 もちろんthatでも間違いではありません。 意味はまったく変わりません。

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