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ハングリー精神と現代の若者
現代の日本の若者はハングリー精神を失っていると、よく言われます。これはやはり、社会と時代における嘆かわしい事象として国民が一丸となって対策を講じるべきなのか、それとも時代の流れ、歴史の一ページ、人類の宿命、として粛々と受け止めるべきなのか、どうでしょうか? また、現実問題どうしたら(物質的に)恵まれた環境下で、若者はハングリー精神を取り戻せるのでしょうか?苦労は買ってでもしろ、ということでしょうか?
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世間で言われるハングリー精神は一昔の腐った根性論を言い換えただけですよ。 …言ってる方は恥ずかしくは無いのかと思うほどです。 ハングリー精神が大きいのはそれだけ重圧と責任が大きいということ。 普通の人間ならば精神が押しつぶされて崩壊しますよ(笑) だから、若い時に無理をした50代前後世代が壊れている気がしますね。 元々壊れていたのが、金の力で抑えれたがそれが出来なくなった。 それと、言われている戦後には幕末の黒船来航から明治と共通点があります。 別に、双方ともに時代を切り開いた人間はハングリー精神からではないということ。 単純に若者に明確な目的があったこと。 敗戦と黒船いう時代の転換。 大人が若者を縛る鎖から解いて、大人の持てるモノを若者に与えただけの話ですよ。 実は単純な話です。
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ハングリー精神って本来の意味は経済的に貧乏だから、無理をしてもがんばる心・・・と思ってましたが、実際の世の中では本人が常に上を目指し続ける性格だったりすると、これもハングリー精神なんでしょうね 結論としては、どんな理由でもハングリーになれるということですかね。
お礼
どうもありがとうございます。性格的なものを求められるとやはりきついものがあります。
- dreamer121
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もしハングリー精神が、貧乏から生ずるものであるなら、豊かになるに従い自然と無くなっていくものでしょう。 では、貧しさとは何でしょうか? 私は、本当の貧しさとはお金が無いことではなく、「志し」がないことだと思います。 例えお金が無くても、志しが高い人は、貧乏とは言えないのではないでしょうか。逆に、お金があったとしても、何をしようという確たる志しがない人はとても豊かとは思えません。やはり何かをなそうという強い志しがあってこそ、その人は豊かであると言えると思います。 であるとすると、貧しさからハングリー精神が産まれるとか、あるいは豊かになったからハングリー精神は過去のものとする図式は大きな勘違いで、物質的なものとは関係なく、別次元で、志しをもつこと、大志を抱くことの重要性を教え、ともに考えることが、豊かになった今こそ大切なのではないでしょうか。
お礼
どうもありがとうございます。 ふと思いましたが、日本が貧乏時代にあった頃だって、 皆が皆、ハングリーだったわけでもないかもしれないですね。 精神が堕落してのたれ死んでった若者だっているかも。
- edoduki
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豊かだからハングリー精神がないというより、社会が固定化しているため という理由の方が大きいでしょう。戦後はそれまで権力の座にあった日本の財閥から政治家、官僚などみな、権力の座を追われましたから、日本全土がガラガラポンという状態でした。当然、ヨーイドンと競争が行われます。 そして資本主義社会では、ある程度の段階まで来ると、固定化してしまいます。 このような固定化された社会で若い世代に夢や目標が生まれるのにはただ一つしか方法はありません。自国からの新産業が生まれる事です。これは90年代のアメリカをみれば明らかでしょう。日本にもその卵はありましたが、アメリカはしっかり潰しました。 人間は生まれた時点が 0 です。若い世代で自分は恵まれいるなどと思っている人がどれほどいるのか。単に固定化した産業などに自分らの活躍の場を見いだせずに、閉塞感の中ただ漂っているというのが実態だったのではないでしょうか。 ただ小泉竹中政策で底が抜かれて、一度バランスを崩すとどこまでも転がり落ちて行く政策が進められましたから、状況はかわりましたが。またその一方で上への強化がしっかりすすめられたため、今まで以上に強固な強者が出来上がった事でしょう。俗にいう二極化社会が進んでいるとう状態ですね。
お礼
どうもありがとうございます。 なるほど、アメリカにつぶされたんですか・・。
- kdd-i
- ベストアンサー率24% (34/137)
多くの若者がIT技術の習得に励み、新しいシステムを作り出し、どんどんと社会が便利になっているのも周知の事実です。 また賛否両論ありますが、IT系会社の既存社会への挑戦は、ハングリー精神に他ならないかと思います。 もし質問主様が若者に対し危惧をお感じならば、実際にIT企業を訪問してみるのも一考かと思います。 多くの野心溢れる若者が、次世代の技術を先取りし、世界より一歩先に進もうとしている姿を垣間見れます。 自分達の時代と比較して若者に野心がなくなったと思うかも知れませんが、実際にはそういった若者に触れ合う機会がなくなっただけのように、個人的には思います。
お礼
どうもありがとうございます。 私は実は、若者組なのですが、上の人間から ガミガミと言われている口です。それで疑問に思って 質問してみました。個人的にはIT産業の技術革新には人間の生き方として不自然さを感じるのですが、野心に溢れた若者というものに関心があるので、いつか訪問してみたいと思います。
- omeger
- ベストアンサー率66% (204/306)
一方としては、仕方のないところもあります。 豊かになれば、こういった現象は起こるものといわれます。 途上国にいけば、貧困はいくらでも目の辺りにできます。 悲惨な暮らしの中に将来を夢見て希望を見出している人もいます。 しかし、それでも容易には脱却できないのが現実です。 努力した分が報われているかどうかというと、 圧倒的に貧しい方が見返りが不利なのです。 リラックスして生きていけるのは幸せなことです。 他方、対策を講じる必要性はないかというと、あると思います。 日本のベンチャー企業の成長はアメリカと比べ格段に低く、ヨーロッパよりも駄目で、 どうも夢を持ってやっていく環境になっていない。 理工離れが進行し、金融の人材も育成できず、国際交流が不十分で、 教育投資額も先進国最低レベルになっている。 こういった状況は、憂慮されるべきかと存じます。 ただ、下手に復古主義に陥っては ニーズを誤るのではないかという懸念も抱いています。 これからの経済は知識社会化します。単純労働は減ります。 必要になる素養は、経済発展期の工場労働者に必要になる素養とは異なります。 ただ従順に言われたことを覚え、既存の枠組みに労働量を投入しさえすれば、 それに比例する見返りがあるというわけではありません。 あまり「国民が一丸」を目指して多元性を排除しようとするると、 逆の効果が現れないかというのも心配ではあります。
お礼
どうもありがとうございます。リラックスしている分、理解不能な思考も増えた気がします、いわゆる「自分探し」みたいな。 >日本のベンチャー企業の成長はアメリカと比べ格段に低く、ヨーロッパよりも駄目で、どうも夢を持ってやっていく環境になっていない。 確かに、日本企業の掲げるインセンティブでは、「ハングリー」になろうにもなれないものがありますね。
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
>国民が一丸となって対策を講じるべきなのか 典型的な例が戦後の復興期です。 国民が皆敗戦で打ちひしがれ、ほぼゼロからの出発です。 インフレで貨幣価値は一気に落ちました。 食うや食わずの中、裸一貫でのし上がってきたのです。 頑張れば成り上がることが出来る。 これがハングリー精神です。 このどん底を今に当てはめることは到底無理です。 日本人の多くは裕福になり、お金持ちです。 書かれているように粛々と受け止めるしかないと思います。 しかし、金がなくても才覚でのし上がれるチャンスは十二分にあります。その意欲・気持ちが強い若者が成り上がるのです。
お礼
どうもありがとうございます。 社会的にも個人的にも深刻な問題なのかもしれませんが、 どうしようもない感がありますね・・。 日本はどうなっていくのか。
お礼
どうもありがとうございます。 なるほど、そういう考え方ですね。 やはりリラックスして生きていきたいものです。