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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:インフレと政策金利について)

インフレと政策金利について

このQ&Aのポイント
  • インフレと政策金利について理解できないことがあります。インフレを抑えるためには金利を下げるべきなのか、逆に上げるべきなのかを知りたいです。
  • 資本主義経済の日本や米国では、インフレを抑制するために金利を下げる方が効果的なのかどうかについて知りたいです。
  • 市中の現金量が増えることで貨幣価値が下がり、インフレが起こるのかについても教えていただきたいです。

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noname#40742
noname#40742
回答No.1

(1)量的緩和→(2)市中にお金が出回る→(3)市中の現金が多くなる→(4)価格競争の激化 この図式はデフレ対策そのものですね。 デフレは物を買うより、もってるお金の価値が上がるので 手元に現金を置いておく、消費がへる、売れない、価格競争が激化(物価の下落) 買うのを後回しにしておいてよかった、でも売れないから企業の倒産、失業者の増大、 不況の蔓延…。そうならないよう、利率を減らし、市中に現金をばらまき、なんとか お金が市中を「まわる」ように腐心してきたわけです。 日銀はデフレ進行中、デフレを必死に食い止めつつ、かつ インフレの芽がでてないか目を皿にして日本経済を監視してきました。 もし金利を上げるタイミングをのがしてしまえば、 市中にばらまいたキャッシュが原因で、ガソリンに引火するように 大インフレになってしまうからです。 インフレになれば、価値が減るお金より、物をもってる方がいい、 買いに走る、物がなくなる、少しでも高い値でいいから売ってくれ、 というわけで値上げが値上げを呼んで、大インフレ。 デフレ対策の市中にばらまいたお金がいかに危険かおわかりでしょ。 そういうわけで、インフレの芽を発見したら先手をとってでも 市中のキャッシュを回収すべく、金利をあげ みなさん貯金しましょう!になるわけです。

boatarde
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 正に目から鱗でした! すっかりお礼が遅くなってしまい大変失礼しました…。

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  • gootttt
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回答No.6

金利を下げる→金を借りて投資する企業が増える(投資=工場等の設備=モノ)=モノを買う企業が増える→モノが足りなくなる→モノが高くなる=インフレになる という事です。 工場を建てれば、いずれはモノが増えるのかもしれませんが、この世には短期的には幾ら金を出しても量に限りがあるモノが結構あります。 その代表例が労働力です。 つまり、工場を100作ろうとしても労働力が工場60分しかなければ、工場は60しか増えません。 それ以上の労働者を増やそうとして高い給料を出しても工場間で労働者の取り合いになるだけで労働者の数は増えません。労働力の価値は一定なのに取り合いになるたびに給料は上がっていくので、結果インフレになります。 ですから民間が丁度60個分の工場を建てようとするくらいの金利にしておくと丁度いいわけです。 ちなみに経済学では物価は総需要と総供給によって定まります。 総需要は御馴染みのISLM(+BP)曲線(Y=C+I(r)+Gとr=…)で定まるわけですが、総供給は労働力が機軸になって定まります。 上記の例で言えば、工場60個分の労働力が満たされている状態が、よくいう完全雇用状態というヤツです。それ以上の生産量を増やそうとしても増やせない状態です。 >それとも、市中の現金の量が増えることによって貨幣価値が下がり、インフレになるという考え方なのでしょうか? ちなみに↑こっちの面からでも考える事はできます。 『貨幣の量x貨幣の流通速度=物価x生産される財の量』という恒等式は事後的に間違いなく成り立ちます。 したがって 物価=(貨幣の量x貨幣の流通速度)/生産される財の量 という事になるわけで、財の量と流通速度が一定ならば貨幣の量を増やした分物価は上昇します。 まあ金利が下がる事によって生産される財の量は増えるかもしれませんが、短期で見れば貨幣量が増えたほど財の量は増えないようです。 経済学の面白い所は一つの現象を色んな角度から語る事ができるわけです。正しい解の場合は、その一つ一つが矛盾しないというのも面白いところです。 今回の場合、前者は『需要量と生産量』からインフレを語ったわけですが、後者は『貨幣の量とモノの量』からインフレを語ったわけです。 まあ需要量=貨幣の量x貨幣の流通速度、生産量=物価x財の量なのですから成り立つのは当たり前といえば当たり前なのですが…

boatarde
質問者

お礼

分かりやすい上に専門的に教えて頂き、ありがとうございます! お礼がすっかり遅くなってしまい、本当に失礼してしましました…。

noname#40742
noname#40742
回答No.5

#1です。 専門的な見地からの意見が付いたようなので出る巻きがないのですが デフレの誤解をひとつだけ。 インフレが1万円のものが、1年後100万円ださないと買えない、2年後1億、、、 と無限大なのに対し、デフレは1(0)円で、収束(終息)?する。 これは落とし穴です。1ドルに100セントがあるように、 1円未満の取引の必要があれば、昔なつかしい1銭玉を復活せざるを得ない。 1銭未満の取引が必要なら、、、 かくしてデフレにも無限小の危機があります。

boatarde
質問者

お礼

なるほどですね! ありがとうございます!

  • hirosi3
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回答No.4

 ●インフレとはいついかなる場合も貨幣的現象である●  インフレとは物価が上昇する経済現象を言います。けれども、どの程度の率からインフレなのか?とか、どの程度の期間続くとインフレなのか?といった厳密な定義はありません。そこで「今はインフレだ」「いや、まだインフレとは言えない」といった論争も起こります。  物価が上昇する原因としては幾つか考えられます。(1)原油などの価格上昇により関連製品が値上がりする。(2)生産性の上昇以上に、たとえば春闘などで賃金が上昇し、企業は人件費コストを吸収するために製品価格を値上げする。 (3)自然災害、社会不安などで生産活動が低迷し、製品の供給が低下し、品不足で価格が上昇する。(4)16世紀ボリビアのポトシ銀山で銀が大量に産出され、通貨としての銀が大量に出回ったため、起きたインフレ。 (5)元禄時代、荻原重秀の行った貨幣改鋳により、通貨流通量が増加しインフレになった例。  原因は幾つかありますが、ポイントは「貨幣が必要以上に流通すること」です。つまり市場で必要とする貨幣、この需要と供給の関係で、貨幣が供給過剰になれば、貨幣価値が下がり、インフレになります。こうしたことを短く表現すると「インフレは何時いかなる場合も貨幣的現象である」(ミルトン・フリードマン)となります。  これは以前に「インフレ」について書いたものです。 http://okwave.jp/qa3182977.html   さて、上記「インフレ」の定義を理解すると、政策金利を高くすべきか、低くすべきか、が分かるでしょう。金利が低くなれば、企業は銀行から積極的に融資を受けます。マイホームのための住宅ローンも増えます。銀行の貸出が増えることによって市場の通貨流通量は増えます。つまり、貨幣量が増え、インフレ傾向になります。  こうした傾向が現れると、日銀は政策金利を上げ、銀行は貸出金利を引き上げ、この結果銀行貸出は減少し、貨幣量は減り、インフレは収まります。  「長期金利の推移」 http://www31.ocn.ne.jp/~j_saijo/tukig1.gif というグラフがあります。景気の加熱を押さえるため、(インフレにならないようにするために)1990年に金利を上げました。この結果、インフレとは逆のデフレになってしまい、このデフレスパイラルから脱却するために、日銀は10年以上も低金利を続けました。  インフレとは物価水準が高くなることですが、それは、通貨流通量が必要以上に増加したためになるのです。「インフレとはいついかなる場合も貨幣的現象である」とはこのことを的確に表した表現だと思います。

boatarde
質問者

お礼

非常に分かりやすいご説明、ありがとうございました! またお礼が遅くなってしまい、大変申し訳ございません…。

  • tera_tora
  • ベストアンサー率50% (145/285)
回答No.3

バブル崩壊から現在に至るまで、日本はデフレ傾向から完全に抜け出せていません。ではデフレの症状とは何でしょう。デフレは目に見えて現れてきます。それはまず物の価格です。 ユニクロという企業はご存知だと思いますが、ユニクロが売れた理由はデフレ期に安い服を中心に販売したということです。それにより、バブル崩壊後着実に拡大していきました。そして、他のアパレル業界まで刺激するようになり安売り合戦が始まります。そうすると全体として服の値段は低くなっていきます。このような現象は電器店やファーストフード店など各所で見られました。 つまり消費者から見るとデフレとは物が安くなることを言います。しかし、物の値段が安くなるということ良いことばかりではありません。結局日本で働く消費者は職場でも安売り合戦に巻き込まれ結局人件費もカットされていくことになり、給料も下がっていきます。これが「不景気」というもので放っておくとデフレスパイラルに陥り、物は安くなるけど(けど限界がある)給与も下がる(最悪0まで下げることが出来る)という状態になり日本の国内経済は自滅してしまいます。 そこでデフレ解消の方法として政策金利の調整が一つあります。これは個人というよりは会社と銀行および日銀との間の融資の問題です。日銀は各銀行にある利子を付けて、お金を貸します。そのお金を基にして銀行は会社にお金を貸します。もちろん銀行も利益を上げなければならず、日銀の利子より高い利子をつけて会社に融資します。会社が成長するために、資金調達が必要です(個人としては勤める会社が成長できたら給料も上がります)。そうすると出来るだけ金利が低いほうが借りる上で有利になり、会社も借りようという気になってきます。つまりデフレを克服するには銀行の金利が低くなるようにしてやる→結局、日銀の政策金利を下げてやることが重要となってきます。これが、政策金利によるデフレ対策です。 一時期0金利政策という言葉を耳にしたことがあると思いますが、これは日銀の政策金利の一部を0、つまり利子無で銀行にお金を貸すことにより、会社がお金を借りやすくしたということです。 ただ、このような政策金利だけではなく、減税も政策的に有効な手段です。つまりデフレの中で消費者に給与上昇とか減税による確保できるお金を多くすることで、購買意欲を刺激するのです。これにより多少高くてもお金を使おうとする人が増え、安売り合戦に歯止めがかかります。 インフレはその逆だと思っていただければ想像はつくと思います。ここでは分かりやすいと思い、近年の日本の傾向を代表させデフレで説明させていただきました。ご容赦ください。 なお景気対策とはこのような政策的に現金の流れを調整し意図的に行うものばかりでなく、政府によるさまざまな規制緩和や規制強化なども対策の一部になります。

boatarde
質問者

お礼

ご丁寧で分かりやすいご説明、本当にありがとうございます!! お礼がすっかり遅くなってしまい大変失礼しました。。。

noname#40742
noname#40742
回答No.2

#1です。 大事なセリフを忘れていました。 >少しでも高い値でいいから売ってくれ、 「金ならあるぞ、ほらここに!」 デフレ対策の市中ばらまき作戦が インフレの引火装置でもあります。 ということで、価格競争(物価下落)は、 日銀の誘導によって起こるのでなく、 市場で売れないからおこるのです。 インフレの時は何もしなくても売り手の言い値+αで 飛ぶように売れていきます。あなたのいう 価格競争はおこりません。

boatarde
質問者

お礼

追加説明、ありがとうございました! なるほど、凄く分かりやすいご説明を頂きました^^