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ゼロ金利政策について

公定歩合を下げるとお金が良く回ってインフレに、あげるとデフレになるのですよね。 今まではデフレだから、日銀がインフレ方向にめいっぱい誘導してもインフレにならない状態と解釈してます。 最近「ゼロ金利政策を解除する」との話も聞きますが、これは「ゼロ金利政策がやっと効果を出してインフレ誘導になりつつある」との事でしょうか。 (補記)) 「ゼロ金利政策効果と別の要因で景気回復しているのなら、へたに金利をいじるのは良くない」と思っての質問です

質問者が選んだベストアンサー

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  • masuling21
  • ベストアンサー率34% (2491/7233)
回答No.1

金融システム不安を解消するための手段だったのではないでしょうか。 このところ、銀行の不良債権問題もようやくメドがついて、札割れの状況も出てきました。 政策の効果があったのでしょう。 解除してもしなくても、景気は回復するでしょう。失われた15年(?)の間に、直接金融が多くなり、政策の効果が薄くなっていると思います。 速水総裁の時、ゼロ金利政策を解除して景気の腰を折ったので、その二の舞はいやなのです。

u-sun
質問者

お礼

お恥ずかしい話ですが、ゼロ金利で銀行さんが利益を出ていた事に気がつきませんでした。 「ゼロ金利政策に明確な効果がでないまま解除」という事に中途半端さを感じていたのですが、銀行再生に一役買ってたのですね(納得)

その他の回答 (2)

  • 884s3
  • ベストアンサー率62% (10/16)
回答No.3

例えてみたら、もう少し解りやすいかもしれませんよ。 日銀=銀行 銀行=一般客 というふうに置き換えてみてください。 ある日突然に不景気になってきました。 お客さんが「今から不景気になるからお金は借りないよ、借りていたお金も返すから。」と言います。銀行は「2%の金利を1%にするので借りてください。」と言います。それでお客さんが安いと言って借りてくれれば良いですが、「それでもでも不景気だから借りない。」と言いました。そうすると、困った銀行は仕方がないので0%でもいいので借りといて下さい。というのが0金利政策です。その上に「イザという時のためにもっと持っておいて下さい。」と言うのが、量的緩和政策です。今の状態が金融政策上で、どれだけ異常な状態かがお解りになるでしょう。 その異常な状態を、金利が低くても良いので正常な状態にしておかないと、もしこれ以上の不景気になった時、もう他に打つ手がなくなってしまうと言う考えから、適正な時期に正常化をしておこうと言うものです。ちなみに速水さんはこの正常化を急ぐあまりに失敗をしました。福井さんは正常化はするけど、「あくまで景気の動向をみながらしますよ。」といっているのです。 あまりに単純に考えすぎたかもしれませんが、おおむねこういう事です。

u-sun
質問者

お礼

今が異常なのは分かったのですが、異常だから効果も十分に把握せず解除するのはどうかと思っての質問でした。丁寧な解説ありがとうございました。

回答No.2

りそなや東京三菱の公的資金返上のリリースもあり、そろそろ体力(不良債権に対する)がついてきたころでしょう。 との観測だと思います。 そもそも、ゼロ金利が銀行に体力をつけさせるためだと考えればなんとなくわかると思います。 3%代の銀行金利であれば全く無視できると思います。 3年前の水準ですし。

u-sun
質問者

お礼

ゼロ金利は「銀行再生」という成果を出しているんですね。最近は不良債権も一段落したと聞くし、成果を出してからの解除なら納得できます。やった成果が曖昧なまま頓挫するとどう転ぶか分からないので不安でした。ありがとうございました。

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