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2001年宇宙への旅

題記のキューブリックの名画ですが、BGMと融合した映像美に衝撃を受けたものでした。あの時代によくあんな映像を作れたもんですね。 さて本題。 あの金属の柱のような、棒みたいなのはいったいなんですか?いまいち理解できずにおります。あれを理解しないとキューブリックの他の作品を見ても理解できない気がして(シャイニングは見ましたが)前へ進めません。 想像力・理解力に乏しい私ですが、みなさんなりの答えを教えてください。

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  • bami
  • ベストアンサー率32% (61/186)
回答No.2

 ものすごく端折った言い方をすれば、頭のいい宇宙人が人類を進化させるために作った装置ですね。  猿人が触れば道具(骨の棍棒)を考え付いて人類になり、続いて月面にあるソレに人類が触れば次に行くべき場所(木星の軌道)を指し示し(ソレに触るためには月まで行かなくてはならないので、宇宙旅行ができる程度まで進化している指標になる)、ソコへ行けば人類(の代表としてボーマン船長)は進化して人類以上の存在である「何か」に、って感じです。  ラストの「地球を見下ろす巨大な赤ん坊」は「まもなく生まれる”人類の次に来るべきモノ”」を指しているのではないかと。  17歳の冬に見て以来、イロイロと考えさせられている作品ではあります。理解できずともキューブリック監督の他の作品の理解の妨げになるとも思えませんが、わからないと気分悪いですよね。  それよりも原案のACクラークの作品(例えば「幼年期の終わり」「前哨」あたり)を読まれれば理解の一助になるかも知れません。

noname#70924
質問者

お礼

ありがとうございます。 端折りながらも大変わかりやすく、感謝しております。自分の感性のなさにあきれております。 原案を読むことも考えましたがきっと理解できないだろうなと避けました。 改めてキューブリックの奥の深さを知りました。

その他の回答 (4)

  • tng1701
  • ベストアンサー率34% (11/32)
回答No.5

色々な考え方があるかと思いますが、 何者かによって広汎な宇宙空間に配置されたセンサーだと思います。 主な機能としては、生物種と接触することができたら、その知性に刺激 を与え、発達を促しながら、ある段階ごとに状況を創造者へ報告すると いったところでしょうか。 モノリス「Monolith」という名称がついていますが、個人的には直方体 に成型されたダイヤモンドではないかと想像します。 黒色のダイヤモンドは貴重品ですから、お値段も相当なものでしょう。 参考までに、縦×横×高の比率は1:4:9だそうですが、映画で見る と少し違うような気もします。 原作と映画は別物と思いますが、自分の中では究極の作品です。 私がこの世を去るときは、棺にこのDVDを入れてほしいと思います。 ヨメさんにいわせると、これほど退屈なアホらしい映画は見たことがな いと言いますが、ヨメさんの知性が発展途上であることを知っている私 は、優しく見守っております(^^)。

noname#70924
質問者

お礼

ありがとうございます。 女性はほとんど退屈でしょうね(笑)

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.4

原作者のアーサー・C・クラークは、以下の続編を書いています。 2010年宇宙の旅(2010:A SPACE ODYSSEY) 2061年宇宙の旅(2061:A SPACE ODYSSEY) 3001年終局への旅(3001:THE FINAL ODYSSEY) この中で、モノリスは増殖して木星に落下し(大赤斑だったかな)、木星を恒星化します。これによって、太陽系に第二の太陽が生まれ、木星系が生物の進化可能な環境に調整され、その時点で生物の存在していた衛星エウロパでは独自の進化が始まります(おそらく、エウロパにもモノリスが出現したのでしょう)。 また、木星を恒星化するに当たり、モノリスと思われる宇宙知性から、太陽系に広がることを認める通信を人類が受信します(ただし、エウロパには手を出すなとの警告付き)。 3001年で、モノリスが21世紀初頭に500光年彼方の上位存在のもとに地球(紛争に明け暮れていた時代)の状況を報告していたことが明らかにされ、そろそろその上位存在が人類抹殺のアクションを起こす頃だと明らかにされます。 そこで、人類はモノリスにウィルスを送り込んで破壊します。 モノリスが消えたことが伝わるまで500年,そのアクションがあるまでさらに500年。 こうやって人類には,さらに千年の猶予が与えられて終わります。 クラークはモノリスを人工知性の入れ物として、また、その目的を実現する機械として考えていたようです。機能は進化の促進や知性かだけではなくより多岐にわたります。 また、人類の状況を上位存在に報告するところは、「2001年」の原案とされる「前哨」と同じと言っていいと思います。 だ、映画におけるクーブリック(本人はこう読んでほしいらしい)の解釈はそこまで広げていません、クラークの原作/ノベライズとは違っている可能性もありますが、ただ、知性を促進するだけの役割では説明しきれない(スターチャイルドのシーケンスでボーマンと対面するのが説明しきれない)ようです。

noname#70924
質問者

お礼

ありがとうございます。 原案はもっと深かったんですね。 映画で「2」・「3」と続編が続くとだいたいつまんないので、2001年で完結でいいと思います。 映像美だけで感動していた自分が情けないです。

回答No.3

 恐らくモノリスというのは地球外に存在する高度な知性を持つ生命体が地球人を自分たちと同等の知性に導くために作った道具なのではないでしょうか。  映画の中では3つのモノリスが出てきます。  最初に出てくるモノリスに触れた後、猿人の一匹は骨を道具として使うことを思いつきます。  それからおよそ300万年後月面まで行けるようになった人類はそこで第二のモノリスを発見して、木星に行くことになります。(ここでコンピューター‘ハル’までが知性を持ってしまうことはキューブリックの皮肉?)  ボーマン船長は木星圏に浮遊する第三のモノリスを発見し、それに接近した彼は‘スターゲイト’に突入して、生まれ変わり‘スターチャイルド’になります。つまりボーマン船長は人類より一足早くモノリスを作った知的生命体になったのではないでしょうか。

noname#70924
質問者

お礼

ありがとうございます。 モノリスってものすごく素晴らしいような、怖いような・・・。 キューブリックの皮肉には考えられますね。

  • zellong
  • ベストアンサー率16% (6/37)
回答No.1
参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%82%B9
noname#70924
質問者

お礼

早速ありがとうございます。 拝見しましたが理解できませんでした(笑)

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