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2001年宇宙の旅

この映画を絶賛する人はこんなすばらしい映画はないと褒めたたえるのですが、私は以前この映画を(劇場ではなく、ビデオで)見て、退屈で、正直どこが面白いのかよくわからなかった。今夜(11/22/2013)NHKBSプレミアムでこの映画が放映されるので、もう一度トライしてみようかと思っているのですが、この映画の面白さがわかって絶賛する方にお聞きしたい。どこが面白いのでしょうか、この映画を見るポイントを教えてください。

みんなの回答

  • Kon1701
  • ベストアンサー率24% (1445/5856)
回答No.12

2001年宇宙の旅、今年になって久しぶりにスクリーンで見ました。良い作品だと思います。ただ、オリジナルはシネラマだそうですが、これは映写機を3つ使うそうで、もうその方式で上映できる映画館はないです。 さて、同じSFですが、スターウォーズとは全く違いますね。だから”退屈で、正直どこが面白いのかよくわからなかった”となります。私が最初に見たのはスターウォーズの頃にSFブームみたいになっての再上映でした。高校生の頃だったので期待外れ、みたいに思いました。なにしろSF映画で唯一、文部省推薦なのですから。また、最初の頃は評論家にも酷評されたそうです。 でも、その後何度も見て、また小説化されたものを読んだりして、良い作品だと思いました。ドキュメンタリみたいな面白さもあると思います。だけど、やっぱり私には面白いところを説明はできません。何回も見ていると良さもわかる人もいる、位の感覚でよいのではないでしょうか?

statecollege
質問者

お礼

回答も出揃ったようなので、そろそろ質問を閉じることにします。回答を寄せられた皆さまに感謝します。各回答のお礼欄にはそれぞれ別のコメント(お礼の言葉のつもり)を書きいれておきましたので、お読みください。回答No.7のalterd1953さんの流儀にしたがって「ベストアンサー」は出さないことにしますので、悪しからず。それぞれのコメントがたいへん有益でした。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.11

 「面白さ」の内容にもよりますが、インディ・ジョーンズの様なジェットコースター的な作品をお好みの方にはちとつらいかもしれません。  僕個人としては、この作品の最後の部分(木星到着後の「部屋のシーン」)が全てほ台無しにしてしまっているとも感じます(なぜ、あそこに突如として人間の生活空間が出てくるのかが不明)。  月で発見されたモノリスが突如として奇妙な音を発するシーンやHALの目線を象徴的に示すカメラ装置を見る限りで「意思の所在」をテーマにしているのかなとも感じていました。  この作品に使われているのは全てクラシック音楽ですが、もし冒頭の『ツァラトゥストラ~』が『ワルキューレ』だったなら、或いは最後の部分がモーツァルトの『レクイエム』だったなら、作品に対する印象も変わったかもしれません。  何度観ても???の付く作品です。

statecollege
質問者

お礼

「この作品の最後の部分(木星到着後の「部屋のシーン」」のところは何を表わしているんでしょうかね?この映画全体として何を言おうとしているのか、わからないもどかしさです!この映画の原本を読んだり、解説書を読まないと理解できないということでしょうか?

回答No.10

 まあ、「金払ったんだから楽しませろ」という人にはむりだろうね。  名作と言われる映画は、いろいろ細かなスキマを見つけて、みんなで突きまくるからおもしろい。この作品の場合は、あの臨場感、つまり「(カラーなのに)真っ黒な宇宙」「まったく音のない世界」「片面だけ照らされたロケット」など、まるでその場に居あわせたような空間に包み込まれる感覚がすごい。  そして何が起きるかきょろきょろしていると、われわれの知らない理屈で動く世界に出くわす。やがてじんわりと物語が観えてくる。いわば観客の好奇心を刺激し、あおってくる。  本当の未知は、知らないし分からないんだから人間には創れない。さらにその論理も理解できるはずがない。が、この映画はそういった未知を実感させてくれる。  こういった映画は他にはない。

statecollege
質問者

お礼

現代絵画や現代音楽のような前衛芸術(?)を鑑賞するように、この映画を楽しみなさいということでしょうか?それなら、この映画を理解できなくても仕方ありません。私には前衛の芸術を理解する能力はありませんから。

回答No.9

この映画だけは、劇場の大スクリーンで観ないと真価が分からないでしょうね。凝りに凝った宇宙船内部の造り、広大無辺の宇宙空間を船がしずしずと航行していく解放感、等々の極上の映像は、テレビの狭いスクリーンでは無残に潰されてしまいます。 私も初めは思わせぶりな部分が多くて、嫌味な映画だと思っていました。しかし、何度目かの再上映の際、映画館の巨大なワイドスクリーンで観て、あ、これは理解する映画じゃなくて感じる映画なんだ、と納得しました。 CGがなかった時代にあれだけの特殊撮影を成功させた技術力そのものに、いまも感動を覚えます。宇宙船の小さな窓の中で豆粒のような人影が動く。そうした細部に、手抜きというものが一切ありません。 ただし初公開当時、筒井康隆氏をはじめ、日本のSF作家は大体においてクソミソにケナしていましたね。

statecollege
質問者

お礼

>CGがなかった時代にあれだけの特殊撮影を成功させた技術力そのものに、いまも感動を覚えます たしかに、この映画の魅力の一つはそれなんでしょうね!しかし、CGがたくさん使われるようになった現在ではこの映画の「価値」はなくなったということなんでしょうか?

  • hayasi456
  • ベストアンサー率40% (2402/5878)
回答No.8

ストーリーは訳が分からず哲学的なようで・・・・・、そう、私も見るといつの間にか眠っています。 (当時は哲学的な要素が好まれていたような気もします。) しかし、大好きな一作です。 意味有りげな不可解な映画が好きなならば楽しめるでしょうね。 SF映画、小説、漫画が好きならば見ておく価値はあります。 NHKBSの「コズミックフロント」が好きな人にも価値のある作品でしょう。 それまでのSF映画はどちらかと言うと子供騙しレベルの特撮、物語だったのでしょう。 私は1969年、当時小学5年生でテアトル東京のシネラマスコープで見て強烈な印象を受けました。 その時のチラシはかなり親切な解説が書かれています。 ボロボロですが下記URLで見てください。クリックを繰り返して拡大すれば読めるでしょう。 http://photozou.jp/photo/list/138850/5785895 何が言いたいのか解らなくても ・宇宙空間では音は伝わらない。 ・宇宙船内は無重力。ただし回転により人工的に重力は作れる。 (ディスカバリー号内のジョギングシーンは感動しました。) スタートレックなど多くの作品はこんな基本的なことを無視しています。 ・木星に向かうディスカバリー号の空気抵抗を無視した形状も衝撃的でした。 パンナムの旅客機が宇宙ステーションのドックに入る時のコックピットのナビゲーション画像は 当時そのような技術は無くコックピットのモニターの裏からアニメーションを投影したそうです。 http://www.palantir.net/2001/tma1/pics/danube15.jpg 晶文社の未来映画術「2001年宇宙の旅」を読むとファンの多さが理解できるかも。 http://www.shobunsha.co.jp/?p=1147 お近くの図書館で探して見てください、無ければリクエストされれば良いでしょう。 多くのSF映画、漫画にその影響を見ることが出来ます。 石ノ森章太郎の「サイボーグ009」?にはムーンバスが描かれていました。 比較的最近の映画では ピクサー・アニメーション・スタジオとウォルト・ディズニー・ピクチャーズが製作した ウォーリーWALL・Eは 「2001年宇宙の旅」を見ていれば見ていない人の倍近く笑えます。 http://www.youtube.com/watch?v=qSaGrbnEesg スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の イーグル・アイでも http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/016/878/07/N000/000/000/123523632678416424260_e02.jpg 余談 原作者 アーサー・C・クラークの科学的知識、発想はずば抜けているようです。 他の小説も「2001年宇宙の旅 」同様にそれ程ドラマチックではありませんが NHKBSの「コズミックフロント」を見ていると彼の小説に出てきた技術や事柄が、 最新の情報として取り上げられています。 確か小説「2010年宇宙の旅」で木星の惑星エウロパの氷の下の生物に関して書かれています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%91_%28%E8%A1%9B%E6%98%9F%29 短編の「太陽からの風」は太陽の光の力を帆に受けて進む宇宙ヨットレースです。 日本の宇宙帆船IKAROSが現実化しましたね。 http://www.jspec.jaxa.jp/activity/ikaros.html

statecollege
質問者

お礼

SF小説や漫画の愛好家ではありませんが、NHKBSプレミアムの「コズミックフロント」はほとんど欠かさず見てますよ。私は昔から将棋ファンでもあり、プロの将棋(NHK杯戦、名人戦、竜王戦)は楽しんでいますが、たいていのアマチュア将棋ファンと同じように、楽しむためにはプロ棋士による解説が必要です。同様に、この映画も、理解し、楽しむためには「解説」が必要だということなんでしょうね!この映画の最後の場面など、何のことか、映画を見ていただけではさっぱり分かりませんものね!

  • alterd1953
  • ベストアンサー率20% (239/1173)
回答No.7

あの映画のポイントは「進化」を映像を通して描いたことだと思います。 地球外知的生命によって造られたモノリスが知的進化をもたらすという設定になっているようです。 冒頭、モノリスに触れた類人猿が骨を武器に使えることに気付き 敵の群れを倒した後、歓喜を持って骨を空高く放り上げた時 突然、未来に場面が移り、宇宙ステーションが浮かぶ宇宙空間のバックに 「美しく青きドナウ」が流れたシーンは技術的にも文化的にも 人類が長足の進歩を遂げたことが端的に表わしていたと思います。 そして、コンピュータ「HAL」の反乱も人工知能の「進化」を表わしていると思います。 最後、木星上空で再びモノリスと出会った木星探査船の船長は 再び「進化」を促されたのでしょう。 ですから、ラストで宇宙空間に浮かぶ胎児は 「新人類」の胎児だということなのでしょう。 そういったことを、当時としては最高の技術と考証で描き切ったあの映画は 紛れもない大傑作だと思います。

statecollege
質問者

お礼

キーワードは「進化」ですか?NHKBSの再放送を見てみましたが、この映画を見ただけで、そこにまで思い至るのは私には難しいですね。alterd1953さんは、以前「考えさせる映画」を募集していましたね!この映画なんかはその候補にはいるんですかね。

  • kyo-mogu
  • ベストアンサー率22% (3398/15358)
回答No.6

 SFという作品であること、当時としては様々な工夫をした特撮ということです。現在と異なるアナログ的な手法です。  たとえば宇宙船内で丸い壁を歩くシーンは実際には宇宙船を回転させています。また、浮いているペンはガラスに貼り付けて浮いているように見せて、それを取るという方法です。  モノリスという石によって人類は進化をした。このモノリスという物体がこの物語の謎であり、シリーズを通してのメインなのです。宇宙という空間での密室で起きる事件。コンピューターが暴走する。 この段階でモノリスによってコンピュータは意志を持ったのでしょうか?  この作品の続編で有る程度謎が解明されます。  音楽及び映像の美しさを楽しむ作品でもあります。  面白さとなると少ないですが。謎だらけの作品という面白さもありますね。

statecollege
質問者

お礼

続編とは「2010年宇宙の旅」ですか?そちらは見ていないのですが、たしか監督もスタンリー・キューブリックから変わって、あまり評判はよくなかったという記憶があるのですが。。。

  • Yoh-chan
  • ベストアンサー率25% (17/66)
回答No.5

私も見ましたが映像はきれいですが、よくわかりませんでした。 ある本に、スタンリー・キューブリックは3回目の大きな編集時に説明部分をすべてカットしたとありました。 そういう意味で映画を見てストーリーうんぬんは語れないようです。あの透明な石は何。アメリカ人の 友人は「英知の集合体の象徴」だそうですが映画からはわからなかった。私はもともと読み解けないタイプ なので「シャッターアイランド」もなんのこっちゃでした。家内に「現実」「デカブリオの想像」などカードを出して もらって再度みましたが、最初のころからカードが出ちゃってもうついていけませんでした。「コンンタクト」みたいのは 得意でホワイトボードで説明しようとすると家内に「うるさい」と言われます。奥が深い。

statecollege
質問者

お礼

この映画には解説書もたくさん出ているようですが、映画だけでは理解できず、解説書を見て、そういうことだったのかとどうにか理解できる映画とは、「傑作」といえるのでしょうか?

回答No.4

あの時代(45年前)にこれだけの特撮ができたということが一番のポイントだと思います。 内容は哲学的なところがあって難解というか、そんなところを考えさせれば映画としては成功したと言えるのかな。(私は「神」をテーマにしていると理解してますが)

statecollege
質問者

お礼

この映画の特撮がすばらしいことは、1980年代にCGの専門家である友人から聞いていましたよ。NHKBSの再放送で見た映像もすばらしかった。。。ただ、映画で何を言おうとしているのか、とくに最後の場面は相変わらず分からなかった。。

noname#187863
noname#187863
回答No.3

う~ん、だから、以前にも告げたと思うのですが、どうして他人の意見に沿わないとだめなのかな? それが不思議で仕方ありません。 何度も言いますが、人それぞれ。 なんですよ、その、受け止め方は。 だから、特別この映画を見て感動したからと、その人達に合わせる必要はないんじゃないかなと思います。 自分で見て、どう受け止めるかなんて自由でいいと思うし、他の人の意見なんて、聞くだけ、見るだけで、特別、自分の感性をそれによって合わせようとする必要はないかなと思います。 ズバリ、自分はこの映画、つまらないです。 ただ、一つのSF映画作品として見た場合、確かに、完成度は他の作品とは比べ物にならない位、現実的な映画かなと思います。 ただ、それだけ。 所詮は、娯楽。 なんだから、それ以上も、それ以下も、厳しく求める必要はないかなと思うのが、自分の意見です。 つまり、貴方が見てつまらなければ見なければいいし、他の方が見て凄いとか評価しているからみてみる。 で、貴方の感想は!? それでいいんじゃないかなと思います。 今更、この映画の真相を求めたところで、過ぎた映画だし、続編も出て完結されている作品ですから、今更、面白いか、賞賛すべきか論ずるのもちょっと過ぎた事の様に感じます。 まあ、人それぞれ。 みて楽しければ、それ以上は求めない事にしましょうよ。 所詮は、映画の中の世界の話なんだから。

statecollege
質問者

お礼

ご回答有難うございます。ただ、この質問は「この映画の面白さがわかって絶賛する方」にお尋ねしているのです。自分が理解できないのはどうしてだろうかと疑問を持つのは自然なことだと思いますが。。。

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