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「2001年宇宙の旅」のクオリティ

映像(セット)がとても美しく、40年前の映画とは思えないなと、以前から思っていました。 この映画の9年後にはスター・ウォーズの第一作が公開された訳ですが、同じ宇宙ものですがこんなにもクオリティの差が出ている(9年後の方が劣っている)のはなぜなのでしょうか? ※劣っているというのはセットのことです。内容ではありません。

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noname#210617
noname#210617
回答No.1

それらの作品を作成した時点での、それぞれの監督のキャリアの差によるものと思われます。つまり集金力。 クーブリックは10年以上のキャリアがあり、成功した作品も多く、名の知られた監督。 ルーカスは、処女作がコケて、次のアメリカングラフィティが成功しただけのキャリア。 あなただったら、どちらに出資します? また、2001年は、今となっては過去ですが、製作当時からみれば、近未来の話で、アポロ計画は実施中で月着陸は計画があり、宇宙ステーションなどは殆ど実現の可能性が見えているものです。 スターウォーズはもっと未来の話で、ルーカスの頭の中にあるイメージをスタッフが実現しきれなかった(し、金もなかった)のではないかと思います。

noname#60321
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 キャリアの差ですか、納得です。 「ただの制作費の差か?」と思っていたのですが、お金が無ければ質の良いスタッフを集めることは難しいですものね。 私にとってはどちらも巨匠ですが、当時はかなり経験の差があったということですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • 742
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回答No.6

コンセプトの違いと思います キューブリックはとにかくリアリティーを徹底的に追求します バリーリンドンではろうそくの明かりで撮影するため当時世界に2台しかない高性能カメラをNASAからちょろまかしてさらに改造して使ったとか 一方ルーカスは単なるスピード基地外ですので スピード感がでるなら車でもよかったんじゃないですか 車で出せないスピード感を戦闘機みたいなのでやっただけじゃ 隕石にじゃがいも入れたりしてますし絵の質は最低レベルクリアしてればということだと

noname#60321
質問者

お礼

徹底的に追求したからこその映像なんですね。 カメラマンだったということもあって、撮影技術的に断然上だったということですかね。 SWのスピード感は良いです。宇宙のシーンなんか大好きです。 回答ありがとうございました。 お礼ポイントは個人的におお!と思った順につけさせていただきます。 皆様ありがとうございました。

回答No.5

ひとえにキューブリックだけが特別に凄すぎるのだと思います。 「スターウォーズ」のセットのクォリティだって、「2001年宇宙の旅」と同じ年に公開された「猿の惑星」と比べれば、たいしたものだと思います。 よって、歴史からキューブリックだけを除外してみれば、大体、SF映画のセットのクォリティはなだらかに上昇していると理解されると思います。 ただし、もちろん「スターウォーズ」だって「2001年」に完敗しているわけではなく、ああいう宇宙と宇宙船の合成映像で、カメラが激しくパンしたり複数の宇宙船が急旋回したりする映像は「2001年」の時代にはできなかった事で、これは技術面でルーカスがキューブリックを超えた部分です。

noname#60321
質問者

お礼

たしかに凄すぎますよね。2001年~シャイニングが、個人的にとても好きです。映像良すぎです。 スター・ウォーズももちろんすごいです。カメラワークって言うんでしょうか。 宇宙を飛ぶ場面なんて、わくわくします。 回答ありがとうございました。

  • alidon
  • ベストアンサー率26% (292/1091)
回答No.4

他の方も仰っていますが、世界観が全く異なる物語です。 デザインコンセプトが正反対の作品同士ですからね。 2001~では無機質な、当時でも見えていた技術、知識に基づいて製作された先進的で衛生的なセットであり、スター~では未知の技術を用いた遥かな時代の(劇中のナレーションでは遥かな過去と言ってましたが・笑)異文明、しかもそれが廃れかけてきている時代の所謂生活観がメインとなるセットでした。 つまり、元々のコンセプトが幾何学的で美しいものと、多種多様な文明が入り乱れて融合した有機的で使い古された感じが有るものとの違いでしょう。 しかし、私は確認しておりませんが、ご質問者様が仰る出来栄えの良し悪しに、例えばデザイン的な事以外で、あちらの作品では本物にしか見えなかった物が、こちらの作品では偽者が丸出しだと言う事であればそれは単純に手がけたスタッフ、監督の力量の差、予算の差です。 良くあるのは、B級の低予算SFに見られがちな、発砲スチロール丸見えの岩だとか、安い木製の板丸出しの金属プレートだとか。本来は硬質で曲がらない筈の物が、俳優のアクションに応じてグニャグニャしているとか。壁とかが揺れてたり(笑)。 まあ、こんな事ならば力量の差ということで語れますが。

noname#60321
質問者

お礼

そうですね、たしかに背景が違いますよね。 スター・ウォーズは生活感漂ってある意味ではリアルなところがあります。 2001年は生活感なんて皆無ですし。 やはり力量・予算の差ですね。 回答ありがとうございました。

  • tosiro
  • ベストアンサー率30% (57/189)
回答No.3

2001年の宇宙のシーンは撮影方法がすごく手間のかかる方法で (具体的には忘れました)、撮影監督は「二度としたくない仕事」と 後に語ったらしい。 そんな事もあの映像美の一因では。

noname#60321
質問者

お礼

手間をとにかくかけたということですね。 二度としたくないとは・・ ドキュメンタリーでかなりこだわりの人だというのを知りましたが、 完璧主義者だからこそできた映像なんですね。 回答ありがとうございました。

  • nemosan
  • ベストアンサー率22% (582/2598)
回答No.2

『2001年宇宙の旅』は、出来立ての新品施設のイメージで 『ター・ウォーズ』は、“汚し”を多用した中古風のイメージで セットが作られたからでは? 未来世界モノと宇宙西部劇のリアリティの違いだと思うけど・・・。

noname#60321
質問者

お礼

ルーカスは後に手直ししていますから、スター・ウォーズが完成された当時は出来に満足していなかったという事ですよね。 やはり経験と制作費(よい人材)ですかね。 回答ありがとうございました。

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