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動物の再生能力について
再生できる動物ってどんな動物があるんでしょうか? どれぐらい再生できるものなんでしょうか? 人はサルと比べて再生能力が高いのでしょうか?
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ヒドラとかも「三つに切ったら三つにわかれて再生する」口の生きものです。これ、しらべてみると、どうも傷口の細胞がものすごく初期の未分化の細胞にまで戻って、そこからあらためて分裂をはじめるようです。 ほ乳類など、ある程度複雑になった生物はその「未分化の状態に戻る」ことができないので、腕を生やすとかそういったダイナミックな再生力がないのです。 イモリの足についても、たしか同じ現象(未分化細胞に戻る)が確認されていたと思います。やりかたについてはまだよくわかっていないはずです。 ‥‥しかし、サルの指かなんかを切って、微弱な電流を流していたらこの「再生」現象が生じて指が生えてきたという実験もありますので、外部からの刺激によってはほ乳類でも十分可能なのかもしれません。まだまだ海のものとも山のものともつかないようですが。 現状では、ある程度以上複雑化してしまった生物は、その複雑さゆえに再生能力はおとります。魚類くらいなら、わりとダイナミックに再生するものもあるかも‥しれない(なにせ性転換を平気でかける連中が多いので)。 人とサルとの再生能力は、たぶん同じくらいだと思いますよ。複雑さが同じくらいですからね。ただ、ケガをしたりしたあとのケアが人間の方がきめこまかにお金をかけて受けられるので、「治る率」は人間の方が高いと思います。でも生物学的な原因ではなく、社会的な問題ですが。
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- castor66
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ヒトデの一種に、オニヒトデという種類がいますが、 こいつは、珊瑚を破壊するので嫌われています. この、オニヒトデは再生能力が凄まじく、 2つに切ると、2匹に再生するそうです. 私の高校の頃の先生は、サンゴ礁を荒らす、 オニヒトデを捕まえて、全部半分に切って、 海に捨てたところ、倍に増えてしまい、 かえってサンゴ礁を荒らしてしまったとか・・・. それからは、捕まえたオニヒトデは焼却炉で、 焼くようにしているそうです。
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ありがとうございます。 ヒトデの再生は聞いたことなかったです。 その先生はオニヒトデがまさかそんな能力をもっていたなんて知らなかったんでしょうね。オニヒトデを八つ裂きにしてなくて良かったですね。 そこまで再生能力が高いかどうかは分かりませんが・・・。
プラナリアとか?再生能力の高さではプラナリアが有名ですね。半分に切っても2匹に増えてしまうし、3つに切れば3匹になってしまいます。それからイモリなんかも凄いですね、足が切断されても元通りに生えてきます。トカゲの尻尾は再生はしますが、もとの尻尾と同じものにはならない(硬骨ができずに軟骨のみになる)のですが、イモリの足は骨格を含めて完全に再生します。 それからくらげの一種(名前は残念ながら忘れてしまいました)では、再生とは違うのですが、不老不死ともいえるものがいますね。ご存知のようにくらげは岩などに付着したポリープが発芽して、そこからたくさんの子くらげに分かれて行くのですが、ある種のくらげでは老化が進み固体の寿命に近づくと、まるで若返るかのようにポリープに戻ってしまうのです。そこからまた新たに発生する時と同じように子くらげになっていきます。
お礼
ありがとうございます。 再生と言うと元通り復元するものばかりと思っていましたが、しないものもあるんですね。 プラナリアの名前は聞いたことがあったのですが、どのように再生するかずっと気になっていました。3つに切っても3匹になるというのは、再生と言うより分裂に近いような気がします。すごい再生力ですな。
お礼
ありがとうございます。 それにしてもいろんな動物が出てきますね。こんなに再生できる動物がいるとは知らなかったなあ。より高等な生物ほど再生能力が劣るんですか。劣るにしてもどんな生物でもこの能力は持ってたんですね。サルの指の実験なんか面白かったです。 >魚類くらいなら、わりとダイナミックに再生するものもあるかも 気の強いサメと弱いサメを一緒の水槽に入れてて、弱いほうが強いほうに致命傷と思われるくらい鰭を噛み千切られたが、元通りに生えてきたと言う話を聞いたことがあります。 私はサルのほうが野性的で再生力が高いと思っていましたが、確かに人間のほうが早く治るという意見も頷けます。