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ロウについて
油がどんなことに使用されているかについて調べているものです。水酸化ナトリウムや水酸化カリウムを加えて石鹸を作ったり、木綿の心を入れて照明としたりはできたのですが、‘ロウソク’についてがよく分かりません。どうやら石鹸に酢などの「酸」を加えて、脂肪酸を取り出したものらしいのですが、つまり、脂肪酸=ロウなのでしょうか??油から、直で作ることは出来ないのでしょうか??知っている方、教えて下さい!!お願いします♪
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脂肪酸=ロウなのでしょうか? 別物です。 「蝋」はたしか.高級アルコール(CH3-(CH2)n-OH,n=16.18....)だった(N-1=16.18...かも)と思います。 東南アジアのバウバウ(名称疑問)の木から取れる樹脂が木蝋です。 日本の木は忘れました。 >直で作ることは出来ないのでしょうか? 末端COOHをOHに還元してやれば蝋になります。オートクレーブで水添(意味が分からない人は大変危険なのでやらないこと)して.その後グリセリンを除去してください。触媒は.ニッケルでしょうか白金でしょうか.忘れました(私は高圧なので触るのもいやです)。 「西洋ろうそく」もかっては蝋を使っていましたが.化学工業が盛んになり.パラフィン蝋(1の方が答えているように炭化水素です)が今の主流になりました。 「油」の話し(油脂化学)では.直鎖高級アルコールを「ロウ」と呼びます。バラフィンロウは.油の話しでは除外します。石油化学では「ロウ」というとパラフィンロウを意味します。
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- ester
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こんにちは。 ファラデー著・ろうそくの化学をお読みになってはいかがでしょうか。
>どうやってロウソクを作っていたんだろう 蝋が取れる木があり.その樹液(実かも)を集めて.蝋にしていたかと思います。 和ろうそくの作り方を探して読んでください。
- bhoji
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本来原油には気体から各段階の炭化水素成分が中心となって、多数の有機物の混合したものです。 その炭化水素の一種がパラフィンで=ロウ=蝋、和ロウソクを除く普通のロウソクは 原油を元にしています。 実際の精製や抽出は知りませんが、産地によって含有量が違いますし、軽油では冬場は ワックス分の少ない物を使用します。 参考URLはHP名「有機って面白いよね!!」の石油化学概要です。 脂肪酸は別のはずです。
お礼
早速教えてくださってありがとうございます。うーん、化学って難しいなあ。脂肪酸の中の炭化水素の一種がロウってことですよね。
補足
回答、ありがとうございます♪なるほど。石油から抽出したものは炭化水素で、昔から使用されていたもの(蜜蝋、鯨油・・・)のロウは高級アルコールなんですね。そして、直で作るのはきっと危険なんですね?(意味がわからない人です。)昔の人は、どうやってロウソクを作っていたんだろう・・・。