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信託銀行と普通銀行で基準になるプライムレートは違うのですか?
もしかしたら基本的なことをお聞きしてるかもしれず、失礼します。 上記タイトルの通りなのですが、 たとえばA信託銀行の住宅ローン金利は長期プライムレート、 B銀行のそれは短期プライムレート で金利がきまっているのでしょうか?
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まず、『プライムレート』自体、銀行・金融機関ごとに定めていますので、A銀行とB銀行でも違うことがありますし、C信託銀行とD信託銀行でも違うことがあります。 > たとえばA信託銀行の住宅ローン金利は長期プライムレート、B銀行のそれは短期プライムレート これはご認識違いです。 かつて、住宅ローンには『短期固定』という金利設定が存在しなかったため(…というか、住宅ローンを借りる先は殆ど住宅金融公庫で、住宅金融公庫の住宅融資は固定金利だったため)、長期プライムレートが基準にされていたときもありましたが、今、長期プライムレートを基準にしている金融機関はないと思います。 現在の住宅ローンは、固定期間の短いものは短期プライムレートを基準に決めます。 ですが、固定期間の長いもの(固定金利選択型でも固定期間が10年を超えるものや全期間固定金利型)は10年物の国債の利率を中心に、景気や株価の影響を考慮して決めます。 8月と比較して9月の各金融機関の住宅ローンの店頭表示金利は、軒並み下がりましたが、固定期間ごとに下げ幅が違っています。 あ、プライムレートを変更しなくても、住宅ローンの店頭表示金利は毎月見直しを行いますよ。 見直しの結果、「変更なし」になることもありますが。 あと、各金融機関における金利の決め方は、結構『地域性』が出ます。 全国展開をしているメガバンクでは全国共通の『店頭表示金利』になっていますし、原則、『適用金利』もウェブサイトに公開されているとおりだと思いますが、地銀以下の地域性の高い金融機関の金利を比較してみますと、地域ごとの特色が出ていますよ。 変動金利型については、短期プライムレート+1.00%としている金融機関が多いと思います。 ですが、3年固定や5年固定は「短期プライムレートプラス何パーセント」という決め方はしていません。
お礼
詳しいご説明ありがとうございました。 また、お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。