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ハンプティ・ダンプティって、どうして卵?
マザーグースのハンプティ・ダンプティは「ハンプティ・ダンプティは卵」という前提で書かれていますよね。そんなに有名な卵なんでしょうか?それとも前後の詩にそういう記述でもあるのでしょうか? 気になりますので、よろしくお願いします。
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noname#1806
回答No.1
この「ハンプティ・ダンプティ」の詩は元々はなぞなぞで、一度壊れたら元に戻らない“卵”が答えです。昔はこの詩のあとに、「ハンプティ・ダンプティってなーに?」「卵」という問答があったようです。しかし、その後ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』でもこのキャラクターが登場したり、現在ではハンプティ・ダンプティ=卵がすっかり定着しています。 『アリス』に出てくるハンプティ・ダンプティは、更にキャラクターがひと捻りされています(参考URL)。その他にも『とびらをあけるメアリー・ポピンズ』や、また「ずんぐりむっくり」といった訳で『ドリトル先生のサーカス』にも引用されています。 また詩の内容から転じて、四行目の<all the king's men>という言葉は「壊れたものは元には戻らない」、つまり「覆水盆に返らず」の意味で、英文の新聞の見出しや小説、映画の中でも非常に多く引用されています。ウォーターゲート事件を扱った映画『大統領の陰謀』(All the President's Men)の原題なんか、もろそのイメージで作られたものです。ま、この辺は余談ですが。
お礼
なるほど、なぞなぞだったんですか。有名な詩ですので、何か前提があって書かれているのかと思っていました。ハンプティー・ダンプティーは卵、というのはここから定着したんですね。 よくわかりました。ありがとうございました。 アリスの話も大筋でしか覚えていないので、今度しっかり読んでみます。