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最大核電荷数
核電荷Zの原子における円軌道を速度vで運動する電子に対するクーロン力とその向心力のつりあいの式、およびボーアよる軌道核運動量はh/(2π)の整数倍という仮説からは、v→cのとき v/c = Z/(137n) しか導けず、核電荷Zは137(素数だから)の整数倍としかいえません。最大核電荷数137といえません。なぜでしょうか?ディラックの理論からしかいえないのでしょうか?ボーア理論しか知らないので、易しくお願いします。
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- ahoahoaho3
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- Tacosan
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補足
回答してくださり、ありがとうございます。興味を抱いてくださって、うれしいです。 でも、まだ納得がいかないことがあります。 まず準閉殻といわれる構造がわかりません。2、8、18、32とありますが、どの軌道の組み合わせの殻なんでしょうか?次に、相対論効果によってs軌道が安定化され、その結果イオン化エネルギーが増加し、自由電子の放出をしにくくなるとき、この安定化したs軌道のエネルギー準位はすぐ内殻のdやf軌道のそれとくらべてどのような位置関係にあるのでしょうか? Hgの電子配置は Hg : [Xe] 4f^14 5d^10 6s^2 で、相対論効果でどんなに安定化しても、紹介してくださったページ内の説明もみたところ、やはり最も外側の軌道は6s軌道とするのが妥当のようです。外殻電子を自由電子として放出しにくいということは、水銀の原子核を結び付けておくことができないということですね。だから、常温でも液体なわけですね。 第5、第6周期の元素において核電荷の増加と伴に4fや5d軌道に電子が充填されていっても、4fや5d軌道の電子は遮蔽効果が小さいため、最も外側のs電子に対する有効核電荷は核電荷の増加と伴に増加するようです。第5周期の遷移金属中で金の電気陰性度が最大なのはこのような有効核電荷の増加の効果によると考えたのですが、どこにも相対論効果が出てきませんねー(汗) Auにおいて6s軌道が最も外側の軌道とし、6s電子に対する内殻電子との電子間反発による不安定化と相対論効果による安定化によって、Auの6s軌道は水素などの軽い原子の6s軌道よりも内側のあるところまで収縮することができる。その結果、より核電荷を感じ安定になる、と考えました。有効核電荷の増加の効果に相対論効果を付け加えてたんですが、どうでしょうか? QNo.3266903 「不活性電子対効果とは」 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3266903.html?ans_count_asc=20 で同様のテーマ(投稿当初は同じとは思っていませんでした)で質問しているので、よろしければそちらの議論もご覧になってください。 どうぞよろしくお願いします。