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地下鉄の中での方位磁石
地下鉄の中で、方位磁石を見ていると、いつも、「反対方向」を指しているように見えます。 西へ向かっているはずなのに、東を指していたりします。 地下鉄の中で、方位磁石は正しく働くのでしょうか? もし正しく働かないのならば、いつも反対を指したりすることがあるのでしょうか? 地下鉄ならではの現象ですか? 仕組みを教えてください。
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一言で言えば 正しくは動きません 理由 地磁気以上に影響を与える要因が多すぎる 太地による磁気シールド効果 給電線等による磁場の発生 この磁場は、給電線を流れる電流の向きで磁場の向きが変わり、電流の大きさで強さが変わります(加速時減速時、給電変電所と電車の位置で磁場の向き強さが変化します) ですから、いつも反対を指したりすることはありません 方位磁石の近くに鉄板があれば磁針の向きは鉄板に影響されます、影響の度合いは鉄板大きさと距離に関係します 方位磁石を使用するには、近くに何も無い空間が望ましいです 建物工作物があれば、ある程度その影響を受けます 地下の埋設物の影響も受けます
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- debukuro
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船のコンパスも船体磁気の影響を無くすための自差修正を行って初めて正しい方位を指すのです。 それでも除去しきれない自差や真の北に対する偏差というズレがあるのです。 方位磁石だから言って正しい磁針方位を指すとは限りません。
お礼
ほほー磁場の乱れ・それに対する修正の世界は深いですね。 磁北、真北というのも勉強になりました。 ありがとうございました。
- maku_x
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地下鉄に限らず、電車、新幹線、バス、自動車などの乗り物の中では、周囲に電気が流れていたり、地球の磁場が乗り物によって遮断されたりして、一般的に方位磁石は正しい方向を向きません。また、乗り物の外でも、電車の架線下、電線の架線下など付近で電気が流れているところや、鉄筋コンクリート製の建物の中など地球の磁場が届きにくいところは、方位磁石が正しい方向を指す保証がありません。家庭の中でも、ブラウン管式のテレビの近くや、防磁処理が施されていないスピーカーの近くでは、それぞれの磁気の影響を受け、方位磁石が正しい方向を指す保証がありません。
お礼
なるほど、磁場というのはいつも通っているわけではないのですね。 岩に囲まれた鍾乳洞なんかはどうなるのか・・・ またまた疑問がわいてきましたが、人工物ではとにかく正しい方向を向かないのですね。 お返事ありがとうございました。
お礼
磁場の乱れをいつも3D画面などで観察することができたら違う世界が見れそうですね。 同じ路線・時間帯の地下鉄に乗っていてある地点ではいつも同じ場所を指すのは、そんなに不思議ではないということですね。 ありがとうございました。