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減損、評価損、評価減の違い
経理部に属していてこれらの処理をみることがあります。 これらの単語の違いがいまいちわかりません。 会社では評価減は使用不可の貯蔵品の価値を会計上0円に。 減損は既に使用していない、価値のない固定資産に対して 会計上簿価0にする処理をしているようなのですが 評価損と減損の違いがわかりません。 自分の認識もあまり自信がないので詳しい方教えてください。 この3つの単語を比較して教えていただけると助かります。 ヒントでもHPでもかまいませんよろしくお願いします。 なお、簿記2級~3級程度の知識です。
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これは、難しいですね。普通に使い分けているので、これを整理してみると… まず、評価減とは資産の評価額を減少させることをいい、この処理により出てきた損失が評価損ということになります。 減損は評価損の一種ですが、評価損は時価的な意味合いが強い(評価益というものもある)のに対し、減損は取得原価主義の下収益性の低下による回収不能分の切捨てに対して使用しているように思えます。 しかしながら、貯蔵品の評価損は減損ではないのかというと、そのようには使用しないということで、減損という言葉自体が新しいものであるため、ただ単に歴史的経緯による使い分けに過ぎないような気もします。 実際、棚卸資産の会計基準をみると、ほぼ同じような評価額の切り下げの定義に対し減損という言葉を使っていません。 したがって、この用語の使用区別は、その評価方法や処理方法ではなく 固定資産→減損 流動資産→評価損 という整理でいいのではないでしょうか。もちろん、固定資産の中にも評価損といっても違和感のないものもあるので、おおよそです。
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- tappara
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両方とも0円のケースだから違いがわかりにくいのかもしれません。 評価損=決算日における資産価値の適正評価。 減損=固定資産なんかの回収可能性を反映させる 簡単に言えば評価損では決算日の時価なんかが使われたりしますが、減損では将来回収金額で評価するということでしょうか。 例えば取得価格100円の土地があって、時価が80円だった場合には評価損20を計上します。しかしこの土地が将来50円しか稼げないなんて場合 更に減損として30円損を計上します。 といった感じで使用されます。
お礼
資産価値の適性評価ということは固定資産も貯蔵品も 同じってことでしょうか? 教えていただきありがとうございました。
- okame7237
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減損…固定資産を収益性を鑑み適当な価格まで落とす会計処理 評価損…棚卸資産を時価と比較し、簿価が課題ならば差額を落とす処理(低価法による評価。) 強制評価減…評価損の一種で、会計基準に関係なく時価が50%以上下落した場合は強制的に差額を落とす必要があります。 こういう形でよろしいでしょうか。
お礼
分かりやすく書いていただきありがとうございます。 知識がないと厳しいことを思い知らされます。
お礼
自分の考えてることが少しあっていたことにほっとしました。 教えていただきありがとうございました。