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教えてください
飛行機の飛ぶ理由は、よくわかっていないということを聞きましたが これ以外にも普段から見たり使ったりしている物で、科学的によくわかっていないものがありますか?あったら教えてください。
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科学的によくわかっていないもの・・・ ほとんどすべてではないでしょうか。 逆に、科学的にちゃんとわかっているものはほとんどありません。 そもそも「科学」なんて、人類が「自然」を解き明かそうとして考えた理論の固まりです。 ここに大きな誤りがあり、どんなに人類が進化して、「超高等生物」になったとしても、「自然」に限りなく近づくことはできても、合致したり、追い越すことは決して不可能です。 「生命」は、「自然」の中に発生するものだから、それを超えることができないと言うのが「自然」だから。 全身麻酔にしたって、なぜ麻酔がかかるのか、誰も知りません。 身の回りのほとんどに使われている「集積回路」(コンピュータなど)の中にある「トランジスタ」でさえ、なぜ線が繋がっていないのに電気が流れるのか(トンネル効果)。 科学的にわかっているものを挙げた方が数は少ないと思います。 ちなみに飛行機が飛ぶ理由はわかっています。その理由によく「翼断面」の画を見せて、空気の流れが翼の上の方が速くなるからそこに負圧が発生して・・・と説明される方がいますが、本来これは飛行機が飛ぶ原理とは関係ありません。これが飛ぶ原理であれば、飛行機は宙返りしたまま飛んでいることの説明をどうするのか、逆に質問したいです。 空気の流れの中に、何でもいいです、板でも携帯でもヘルメットでも何でもいいから入れたら、必ず空気の流れによって「力」を受けます。 飛行機はその「力」をうまく使って宙に浮き、人間がコントロールできるように形を見つけ出し、安全に飛んでいるのです。翼断面の形も、あの飛行機の機体の形も、浮いて進むのに一番効率の良い形になっているだけのこと。効率を考えなければ、正月によく見る「凧」でもいいわけです。 「科学」はアリさんです。「自然」はゾウさんです。
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- a-saitoh
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背面飛行をしている飛行機は、翼の下が凸のかたちで飛んでいるのですが、迎え角がついた状態でいますのでやはり地面側の空気の流れの方が遅くなって浮力を生じています。 これは、真っ平らな凧が宙に浮かぶのと同じ原理。 素粒子の性質も科学的にはかなりよくわかっています。判っていなければ、今のように電子機器が大量に世の中にあふれたりしていません。 それぞれの素粒子が「なぜ」そのような性質を持っているのかですが、メカニズム(○○はさらにクォークから出来ていて、とか)的な「なぜ」は科学の取り扱う範囲です。 辞書を引けば判りますが、「自然や社会など世界の特定領域に関する法則的認識を目指す合理的知識の体系または探究の営み。」が科学です。所詮「世界の特定領域」を扱うものですのでその「特定領域」以外のことには科学は手も足も出ません。 ま、科学の全貌が不明な以上、現在地球人類が持っている科学的知識が全体の何%なのかは誰にも判らないわけですが。もしかすると50%くらい知ってるかもしれないし、0.001%くらいしか知らないのかもしれない。 麻酔の効く原理が判ってないのは本当らしい。「麻酔がなぜ効くか」ということがわかればノーベル賞だと言われているそうです。ハリ治療がなぜ効果があるかもまだ判ってなかったはず。 人間を含めて生物の体のメカニズムはまだ判ってないことが多いですよ。なぜ年寄りになるほどガンにかかりやすいのか?とかも。
- inara
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過去の類似質問を挙げておきます。 科学でまだ分かっていない事 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1097331.html 科学で証明できないものはありますか http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2019038.html 科学的わかっているというのは、 ・こうすればこうなるという予測ができ、実験してみるとその通りになっている ・実験できなくても今のところ予測が当たっている(天文現象) ということだと思います。 科学的によくわかっていないというのは大きく分けて2つの意味があります。 ・「どうして飛行機は飛ぶのか」という疑問の「どうして」の部分が分かっていない ・「なぜ物体は引き合うのか、なぜ重力は距離が2倍になると1/4になるのか」という「なぜ」の部分が分かっていない 科学で分かっていないことの大部分は「なぜ」の部分だと思います。しかし、「なぜ」が分かっていなくても、その法則で現実のふるまいが予測できればそれで良いという考えもあります(なぜの部分を探求する科学をどう呼ぶのかは知りません)。 「どうして」の部分でも、原理的には法則が分かっていても、実際には予測できないものがあります。 ・計算量が莫大で精度良く予測できない(銀河の運動など、計算要素数が最初から莫大なもの) ・結果に影響する要素がたくさんあって、それらを考慮すると結果的に計算量が増えて計算不能(N64さんのハガキの行方 [1]、乱流の運動など) ・法則は簡単だが初期値に敏感で、最終的な結果が予測不可能(カオス現象) 「なぜ」を説明するために、さまざまな仮想粒子や仮想物理量が考え出されたりしますが、そのようなものが存在するのかどうか、どうやってそれを証明するのか、存在するとすればなぜ存在するのかという新たな「なぜ」が出てくるなど、科学は当分ネタの尽きることはないと思いますが、ずっとこのようなアプローチで良いのかという疑問もあります(私個人の思い)。 [1] テレビ塔から落とした紙の行方を予言することはできない 中谷宇吉郎「科学の方法」岩波新書(p.85-86)
- a-saitoh
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現代の飛行機は、コンピュータで設計して製造して、いきなり試験飛行です。このことは、飛ぶ理由がよくわかっている証拠になるでしょう。 どういう翼の形にしたらどうなるか、ほぼ判っているからこそ計算で設計できるわけで。 昔は縮小模型を作って風洞試験の試行錯誤を繰り返してましたようですが。
- N64
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だれがそんなことを言ったのですか、飛行機の飛ぶ理由は、わかっっていると、思いますよ。 東京タワーの上から、はがきを落としたら、どこに落ちるか、わかりません。このことは、科学の方法 (岩波新書 青版 (313)) 中谷 宇吉郎 (新書 - 1958/6) の冒頭に書いてあったと、思います。