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旅客飛行機は科学的に証明されているのですか
ラジオかTVだと思います記憶では、 なぜ飛べるかわからない、と聞いたことがあります 推進力のことは理解できそうなんですが Q1:旅客飛行機は科学的に証明されているのですか Q2:科学的に証明されてたとして、なぜ、科学的に証明されてたものが墜落するんですか?
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まず「飛行機を証明する」とはどういう意味ですか? 自動車を証明する、コップを証明する、りんごを証明する、 どれもおかしな日本語ですね。 証明というものは、「命題」についてするものです。 命題とは、正しい(真)、間違っている(偽)、の判断となる文章、説です。 たとえば、「カラスは全て黒い」は真偽の判断ができるので、 「『カラスは全て黒い』の証明」というものはできます。 ですが「カラス」自体では「真偽」の判断の対象外ですから、 「『カラス』の証明」はできません。 「アリバイの証明」という言葉はありますが、 アリバイには「(ある人物が)犯行現場にいなかったこと」 と言う意味がありますので、真偽の判断の対象となります。 「飛行機」と言うそのものは真偽の判断の対象ではありませんので、 「飛行機の証明」というのは言葉として成りたたないのです。 また、「飛行機が飛ぶことの証明」というのも、ご質問の意味からはおかしな日本語です。 「飛行機が飛ぶことの証明」では、飛行機が飛ぶか飛ばないか、について判断することで、 実際に飛べば真、飛ばなければ偽という判断がつきます。 ご質問の内容は状況からして、次のように聞かれるべきです。 「飛行機が飛ぶ仕組みは解明されているのか」 「飛行機が飛ぶ仕組みとして出されている仮説は証明されているのか」 科学的にものを考えると言うことと、論理的にものを考えることはほぼ同じです。 これをもとに、2つの質問に答えます。 A1 質問文を、飛行機が飛ぶ仕組みは解明されているのか、と読み替えてお答えします。 これには決定打となるような説はないようです。 A2 証明というもの、科学的と言うことをはき違えていらっしゃいます。 「飛行機が飛ぶ」「飛行機が落ちる(こともある)」ということ自体は証明されています。 これは二宮忠八・ライト兄弟の発明以来、その両方が観測されているからです。 ですから、「飛行機が飛ぶ」「飛行機が落ちる」その両方があり得る、 その認識が出発点です。 飛行機はどのような力を受けて飛んでいるのか、飛べなくなるのか、 それを仮説を立て実験を行い観測して調べ上げて、仮説が正しかったのかどうか 真偽を判断することで、しくみを解明していくのです。 医薬品の効果だって似たようなものですね。 医薬品が効くしくみを作用機序と言いますが、 作用機序など解明しなくても、効果があることの証明は可能です。 薬Aを飲んだ人、と飲まなかった人を比較して、 飲んだ人(のうち高い率で)頭痛が治まった、飲まなかった人(のうち高い確率で)頭痛が治まらなかった、 と言うことが観測されれば、薬Aは頭痛を抑える効果があると証明できます。 (厳密にはもうすこし丁寧な実験を行います。cf.二重盲検法) 薬Aが体内でどのような働きをしているのか分からなくても良いんです。 コラーゲンだとか酵素サプリなどが、「科学的に証明されていない」インチキだとされるのは、 作用機序が分かっていないのではなく、効果そのものが証明できていないのですね。
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- kyo-mogu
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虫で何故飛べるのかという事は聞いた。 科学的には証明されている。ただ、色んな力があるから。それが分かっているから、色んな設計がされている。 墜落するのは、バランスです。力が正しい方向に伝われば大丈夫ですが、バランスと速度が悪くなると、墜落となります。 身近な物だとブーメランがありますね。これがたぶん分からないと言われていた原因でしょうね。大阪市立科学館でブーメランの話しをされたときに、そんな説明があったと記憶しております。
お礼
回答ありがとうございました 参考になりました
- Kon1701
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科学的を拡大解釈するなら、計算その他で設計できている意味で証明できています。 現在の旅客機、大型機ではエアバス社やボーイング社が作っていますが、設計とほぼ同じような性能が出ていると思います。証明されていない、計算で求められない、などがあるのでしたら大失敗がありそうなものですね。 ただ、細かなところで作ってみないとわからないことはあるようです。旅客機や軍用機を見れば気が付かれると思いますが、薄い板のようなものが飛び出しています。振動等を抑えたりするためにつけるのですが、うまくつけることで乱れがぴたりとおさまったするそうですが、勘と経験で場所を決めたりすることもあったそうです。 墜落ですが、どういうことが起きれば墜落するか、確認できます。飛行が計算できれば墜落も計算できます。期待に強度限界がありますから、限界を超えれば変形/破壊します。そうなれば飛行を続けられないこともあります。 単純な例では、給油のミスで燃料がなくなった例がありますね。この場合、高度等によってどこまで飛行ができるか計算できます。
お礼
回答ありがとうございました 参考になりました 振動って難しいですね
- kamobedanjoh
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原理的にはヨットと同じです。 ヨットは風力を利用して推進力を得ますが,飛行機は自らの推進力で浮力を得ています。 因みに,ヨットはマストの角度調整で,幾らか逆風の場合でも前進します。 飛行機事故は乱気流に巻き込まれるなど,何らかの理由で推進力を失い,または機体制御が出来なくなったときに起きます。 蛇足 航空用語には,航海用語がふんだんに取り入れられています。
お礼
回答ありがとうございました 参考になりました ヨットのことは聞いたことがありますが、理解していませんでした
- 山田 太郎(@testman199)
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>Q1:旅客飛行機は科学的に証明されているのですか 基本的にベルヌーイの定理に従っています。 ただし、ベルヌーイの定理で重要な速度差は渦理論が主流であるけど、」 証明されたわけではありません。 証明はできなくても結果の観測はされていますのでそれなりに飛ばせます。 >Q2:科学的に証明されてたとして、なぜ、科学的に証明されてたものが墜落するんですか? 科学的に証明されても天候を自由に操れるわけではありません。 極端に気圧の低い地帯に突っ込めば科学に従って墜落します。
お礼
A1 質問文を、飛行機が飛ぶ仕組みは解明されているのか、と読み替えてお答えします。 これには決定打となるような説はないようです。 >証明はできなくても結果の観測はされていますのでそれなりに飛ばせます。 わかりました」
- gragra24
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科学的に証明されてなければ作れません。 翼表面の湾曲により流れる空気の気圧差を作り、その揚力で飛びます。 科学的に証明されている物理現象が変化して墜落している訳ではありません。 想定されている安全マージン以上の外部的要因の事故が起こる、操作ミスや整備ミスなど 人為的な要因で墜落事故は起こっています。
お礼
回答ありがとうございました 参考になりました
- technatama
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正確な情報を調べたわけではないので、私の感覚だけで回答します。 科学的に証明されていると思います。 あんなに重い機体でも、揚力で浮き上がり推進力で飛行できるはずです。 ただこのことは理想状態での理論であって、現実の様々に変化する気象条件が組み合わさった状態では、崩れることもあるのです。 それこそ想定外の気象変化に遭遇すれば、墜落することもあるでしょう。 それでもその確率が極めて低いため、世界中で航空会社の営業が成立しているです。
お礼
回答ありがとうございました 参考になりました
お礼
回答ありがとうございました 参考になりました 証明って難しいもんなんですね! >A1 質問文を、飛行機が飛ぶ仕組みは解明されているのか、と読み替えてお答えします。 >これには決定打となるような説はないようです。 なぜ、あのような鉄の塊が空を飛べるのか、実はよくわかってなくて、 飛ばしたら飛んだので・・・・ と聞いてましたのでずっと気になってました、