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財務諸表の分析について
大学で連結財務諸表の分析の課題が出ており、 その分析内容に、成長性の分析の要素として「経常利益」と「税引前当期純利益」が出てきます。 経常利益は営業利益に営業外収益を足し、営業外費用を引いたもので、 税引前当期純利益は経常利益に特別収益を足し、特別損失を引いたものであると手元の本に書いてあるのですが・・・ ここで、07年度のソニーの有価証券報告書の連結財務諸表を見ると、 営業利益が71,750 営業外収益が95,182 営業外費用が64,895 とあり、これらの数字から経常利益を出すと102,037になるかと思います。 そこに特別損益を加減して税引前当期純利益を出そうとするのですが、 損益計算書には「経常利益」と「特別損益」の記載が無く、 営業外費用の後にいきなり「税引前利益」とあり、そこに「102,037」と書いてあります。 これは経常利益と税引前当期純利益が一致しているということでしょうか? それとも、そもそも見方が間違っているのでしょうか?
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- STOKER
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ソニーは米国に上場しているため、財務諸表を米国基準で作成し開示しているようですね。 米国基準と日本基準の大きな違いとして特別損益項目の有無があります。 日本基準では固定資産売却損益や資産の評価損等が特別損益として計上されますが、一方、米国基準ではこれらの項目は特別損益項目とは扱われません。米国基準ではよほどのことが無い限り特別損益という項目は使わないことになっています。 そのため日本基準では特別損益項目は毎期発生するのが通常ですが、米国基準では逆に発生しないのが通常です。 このような理由から、ソニーの連結財務諸表には特別損益という区分が存在しないわけです。 ということで、ソニーを分析するのは諦めて、日本基準で連結財務諸表を作成している会社を分析対象とすることをお勧めします。 (米国基準で開示している会社はごく少数ですから、日本基準開示の会社は簡単に見つかると思います。EDINETで探してください。)
- touma17
- ベストアンサー率62% (22/35)
ソニーの連結財務諸表では、 営業外収益・費用ではなく その他の収益・費用になってますね。 で、その中身なんですが、営業外損益と特別損益の 両方が記載されてます。 営業外損益は 受取利息とか支払利息 特別損益は 投資有価証券売却益や投資有価証券評価損です。 ソニーは米国会計基準で表示してますから こんな表示なんでしょうね。 あと、日本の会計基準でも 重要性の原則で特別損益を営業外損益にできるときが ありますので、間違いでもないです。
- nrb
- ベストアンサー率31% (2227/7020)
連結損益計算書にちゃんと書いてますよ 持分法により投資利益 786億円 他の項目でにより最終税引後利益が出てます http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/home/oracle/31/2007/45100ac/45100ac0.pdf
- twentyfirs
- ベストアンサー率21% (62/291)
特別損益が無いから経常利益=税引前当期純利益では無いんですか? 特別損益にしても営業外損益にしても絶対無いといけないものではないでしょうからそのような現象になると思います。 営業利益=経常利益=税引前当期純利益もありえると思います。