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軽費老人ホーム 入所できたとして・・・
軽費老人ホームに入所時は健康だったけれど時間経過とともに条件から外れたらどうなるのでしょうか?いきなり追い出されてしまうのでしょうか?また、なぜ要介護4や5の人の料金設定がされているのでしょうか? 総合して考えると、入所時さえ健康であればそのまま居座ることができてしまうように感じたので、どなたか説明できる方がいらっしゃったら教えていただけると助かります。
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軽費老人ホームにも種別があります。 7月1日から基準が変わったので、軽費老人ホーム=従来表現ではケアハウスでしょうね。 他に、経過型軽費老人ホームよ名称が変わったA型・B型があります。 ご相談の施設は「介護4や5の料金設定がされている」ことを考えると、ケアハウスで特定施設入居者生活介護の指定を受けて要介護状態になっても支援できる施設だと思われます。 *指定を受けていない軽費で要介護度に応じた利用料設定は有り得ないので… 入居(軽費は入所ではありません、入居です。)時が健康(身の回りのことが自立している方)でも、一定の介護が徐々に必要になります。 それを居宅サービスや特定施設サービスの支援を受けながら継続した生活を支えるのが軽費老人ホームの役目です。 これからは施設の方針ですが ○いきなり追い出される? これは有り得ません。 事情により転居のご相談をするケースはあります。 何らかの事情でやむを得ない場合でも数ヶ月間の改善に対する余地があります。 概ね6ヶ月程度の期間が適切であると言われています。 ○いきなり追い出されることは無いのか? あります。 施設は集団生活なので、禁止事項が存在します。 ・火気使用 ・暴力行為(他の入居者への著しい迷惑行為) ・法令違反(犯罪行為など含め) ・その他、施設が適切に定める事項でしょう。 ○入居時さえ健康であれば居座ること これは心身ともに健康が継続できれば20年でも30年でも継続して生活することは可能です。 ただし、加齢による生活障害は徐々に出てきます。 元気そうでも認知症状やうつ病等の精神症状もあります。 全般的に考えて適切な相談と信頼関係があればトラブルは少ないと思うんですが、「居座る」と表現される言葉が既に「信頼関係」を損なっています。 ○特定施設であれば終身の援助が可能か? 終身の援助を「絶対」約束できることは有り得ません。 病気になれば入院治療です。その上で常時の医療措置が必要であれば専門的な施設や病院へ移る事になります。 今日も僕の施設で職員から終身介護について聞かれました。 分かりやすかったのは「終身雇用」と言葉があります。 「終身」に渡り「雇用する」言葉なのに「定年」があるのは何故? 「年齢により職責も職務内容を変え、それでも本人がこれ以上働けないので辞めさせて下さい。と言う形を取れば終身雇用に近いでしょうが、普通は終身と言いながら期限を定めてる。」 施設も役割分担です。 全てご援助できるケースは稀です。 ご理解下さい。