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台風の進路について

台風は、なぜ北に向かって進むのでしょうか? その際、なぜいったん西に向かってから東に進むのでしょうか・

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  • moby_dick
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回答No.2

難しいことがあるので、簡単に説明します。 台風の動きは、大きく3つの大気の流れによります。 基本の北向きの流れ、貿易風、偏西風。 まず、 地球は赤道辺りを強く熱せられる為、対流と言う空気の流れがあり、上空を極の方へ空気の北向きの流れがあります。 この北向きの流れが、台風を動かす基本のもの。 (ハリケーンやサイクロンでも同じ。南半球では、南向き。) それで、 (1)初め南の方で 貿易風という東風が強く、台風は西行します。 (2)沖縄あたりなどで その付近では大陸に近いため貿易風が弱まり、基本の北向きの流れで台風は北行する。 (大陸上は、地上摩擦のため貿易風が吹かない。) (3)より北の中緯度で 中緯度の上空は、偏西風(西風)が強いので、それが基本の北行に加わり、台風は北東向きに進む。 <補: 対流の北向きの流れは、 中緯度では、 地球が自転している為にコリオリの力で右向きに転向させられ、偏西風に変身します。 それで、中緯度で実際は北向きの強い流れはないですが、潜在的にはあくまでも存在し台風をその分北上させます。>

age1118
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。

その他の回答 (1)

noname#41634
noname#41634
回答No.1

台風は赤道の北側(赤道上ではない)で発生し、発達しながら西進、転向点で進路を北~東に変えます。  赤道の北側には北東の貿易風が吹いていますし、自身が地球自転の影響で北上しようとしますので差し引き「西~北西」へ向かいます。  ある程度北上して貿易風を離れても太平洋の高気圧が進路を邪魔しますので、進路は「太平洋高気圧の縁を廻る」と言われるコースになります。  日本の南まで来ると、今度は偏西風に流されるようになります。この偏西風に乗り換えた場所が「転向点」と呼ばれまする  偏西風(ジェット気流)はこのなぜか日本の上空にあることが多くて(10日9時には三沢滋上空にありました)日本を狙ったように来るんですね。ジェット気流は早いので、北に進路を変えた途端にスピードが上がります。

age1118
質問者

補足

>>赤道の北側には北東の貿易風が・・・ 話の流れから、北東から吹いてくる風という意味ですね。 >>地球自転の影響で北上しようとしますので 地球が自転してるから北に向かうのですね。・・・なぜ? 低気圧は、北に向かい、高気圧は赤道に向かうということでしょうか?

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